フライパンの寿命を縮めてしまう『NG行為』6選

フライパンの寿命を縮める行為とは

毎日のように使用しているフライパンですが、皆さんはフライパンの買い換え時に気付いていますか。フライパンの寿命は短いと言われていますが、平均的な寿命に比べて早く使えなくなってしまうことも…。そこで今回は、フライパンの寿命を縮めてしまうNG行為を紹介します。

実は短い『フライパン』の寿命…約2~3年が目安

フライパンの寿命は?

毎日のように料理に使うフライパンですが、実は寿命が短いとご存知でしょうか。一般的に、フライパンを正常に使うことができる年数は、約2~3年が目安と言われています。

毎日使用しているフライパンは、頻度の高さから、フライパンのコーティングが剥がれてしまったり、扱い方によっては壊れてしまったりすることが多く、料理がしにくいなと感じたら、それがフライパンの買い換え時です。

こんなサインが出たらフライパンの買い換え時!

では、具体的にどのようなサインが出たら、フライパンの買い換え時なのでしょうか。以下の特徴に心当たりのある方は、フライパンの買い換えを検討しましょう。

  • サビが目立ってきた
  • 持ち手の部分が壊れてしまった
  • 料理がこびりつくようになった
  • 塗装が剥がれてしまった

持ち手が壊れてしまったフライパンは、安全に調理がしにくいため、買い換える必要がありますよね。意外にも他のサインだけが現れている場合、「もう少し使えるかも」「まだ大丈夫!」と使い続けている人も多いのではないでしょうか。

しかし、サビが目立ってきているフライパンは、サビの部分から雑菌が繁殖している恐れがあります。また、塗装が剥がれてしまったフライパンは、剥がれた塗装が料理に入ってしまっている可能性があるのです。どちらも衛生的ではありませんね。

また、料理がこびりつくようになると、「使いづらい」と感じる人も多く、本来のフライパンの持ち味を発揮できなくなってしまいます。こうしたサインが現れたら、無理に使い続けず、新しいフライパンに買い換えましょう。

フライパンの寿命を縮めてしまうNG行為とは?

NG行為は?

一般的に2~3年で買い換え時のサインが現れるフライパンですが、稀にこの時期よりも早く買い換え時のサインが現れてしまうことがあります。その場合、フライパンの寿命を縮めてしまうNG行為が原因かもしれません。以下のような行為をしている方は、フライパンの扱い方を見直しましょう。

1.硬い素材のもので洗う

硬い素材はNG

フライパンを洗う際、硬い素材で作られているスポンジやたわしなどでゴシゴシと洗っていませんか。そちらの方が、汚れが落ちる気がして気持ちいいという人も多いでしょう。

しかし、硬い素材の物でフライパンを洗ってしまうと、コーティング加工が剥がれてしまい、早々にこびりつきやすくなってしまいます。そのため、たわしなどの硬い素材の物では洗わず、スポンジなどの柔らかい素材の物を使うようにしましょう。

2.金属のへらを調理中に使う

フライパンの中で食材を炒める時、へらを使う人は多いですよね。しかし、そのへらの素材が金属である場合、へらがフライパンに当たる度に細かい傷を付けてしまったり、コーティング加工を剥がしたりする原因となります。

すると、傷の間に食材が挟まってしまったり、こびりつきやすくなってしまったりするため、早めに買い換えなければイケなくなってしまうのです。へらを使う場合は、金属製の物ではなく、プラスチック製やシリコン製の物を選びましょう。

3.不必要に強火で加熱する

フライパンを長持ちさせる秘訣として、できるだけ弱中火以下の火力で加熱することが挙げられています。反対に、不必要に強火で加熱していると、その分、フライパンに負担がかかり、塗装が剥がれたり、壊れやすくなる原因となります。

フライパンで調理する際は、できるだけ弱い火力で加熱するようにし、強火で加熱する頻度を減らしましょう。

4.空焚きをする

基本的に、コンロで加熱する場合、フライパンに限らず鍋なども空焚きはNGです。空焚きしてしまうと、コーティング剤や塗装などの加工が剥がれやすくなり、食材がこびりついたり、調理がしにくくなったりする原因となります。

基本的に空焚きはせず、きちんと油を熱したり、食材を入れたりして加熱するようにしましょう。

5.調理した食材をフライパンに入れっぱなしにする

入れっぱなしはNG

フライパンで料理した後、そのまま料理をフライパンに入れっぱなしにしてしまうことはありませんか。食事の際に、そのまま温めるだけなので、洗い物を増やしたくない一心で、どうしても入れっぱなしにしてしまいますよね。

しかし、フライパンに調理した食材を入れっぱなしにすると、食材がフライパンにこびりつきやすくなってしまいます。細かい傷の隙間に挟まってしまったり、いざ食後に洗う際、強くこすらなければいけなくなり、コーティングが剥がれてしまう原因となります。

調理後は、できるだけ別のお皿や容器に移すようにしましょう。どうしても洗い物を増やすのが面倒だという場合は、アルミホイルなどをフライパンに敷き、調理をするようにすると洗い物も楽ですよ。

6.火で熱した直後に冷水に浸ける

フライパンは急激な温度変化に弱い性質を持っています。そのため、火で加熱した直後に冷水に浸けてしまうと、耐性が下がってしまいます。壊れたり、塗装やコーティング剤が剥がれてしまったりするので、急激な温度変化には注意しましょう。

フライパンの性質を理解して正しく扱おう!

フライパンは正しく使おう

今回は、フライパンの寿命を縮めてしまうNG行為を紹介しました。多くのフライパンは、食材がこびりつかないようコーティングが施されています。しかし、扱い方によってはすぐに剥がれてしまうため、寿命を縮める原因となることも。フライパンの性質を理解し、正しく扱うことで少しでも長持ちさせることができるので、日常的に意識して正しく使いましょう。

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