食べてはいけない『みかん』の特徴5選

器の上の複数のみかん

冬になるとこたつのお供の代名詞ともなる『みかん』。日本では正月付近でよく食べられますよね。そんなみかんは、冬場であれば常温保存も可能な果物です。しかし、長期間放置していると食べられなくなってしまうことも…。今回は、食べられないみかんの特徴を紹介します。

こたつとみかんのセットは日本の冬の風物詩

こたつと緑茶とみかん

みかんといえば、こたつとセットで日本の冬の風物詩として認識されています。冬になると、ご家庭によってはこたつを出し、こたつで体を温めながらミカンを食べるという光景が、毎年見られるのではないでしょうか。

一般的に、みかんの旬は11月~12月の冬場なので、この時期になると多くのスーパーでたくさんのみかんを見かけるようになります。お正月には、鏡餅の上に乗せて飾るご家庭も多いでしょう。

みかんに含まれる2大栄養素は美肌に効果的!

複数のみかんとオイル

冬の風物詩となるみかんには、以下の2つの栄養素が豊富に含まれています。

  • ビタミンC
  • B-クリプトキサンチン

みかんには多くのビタミンCが含まれていることは有名です。ビタミンCには、免疫力を高めるため風邪予防になったり、肌の潮位を整えてくれるため美肌効果があったりと、冬場には最適な栄養素です。また、鉄分の吸収を促進してくれる作用もあるので、女性には嬉しいですね。

また、B-クリプトキサンチンにも美肌効果があり、抗酸化作用も期待できることから、紫外線予防にも最適とされています。その他にも、免疫力向上や糖尿病予防、骨粗しょう症予防などにも効果的ですよ。

みかんの賞味期限ってどのくらい?

複数のみかんと皮をむいたみかん

多くのご家庭では、みかんを常温で置いているご家庭が多いですよね。みかんは常温で放置していても、基本的には約2週間は日持ちするため、その間に食べきることができます。常温であっても正しく保存しておくことで、約1ヶ月長持ちすることも珍しくありません。

また、大量に購入してしまい、食べきることが難しいようであれば、いくつか冷凍保存し、冷凍みかんを作るという方法もあります。冷凍みかんは、約1ヶ月~2ヶ月長持ちするので、ぜひ試してみてくださいね。

みかんを長持ちさせる保存方法はこちら!

常温でもなるべく長持ちさせたいという場合は、以下のポイントに気を付けて保存しておきましょう。

  • 風通しの良い場所に保存する
  • ヘタの部分を下にして置いておく
  • 直射日光を当てないよう注意する
  • 比較的涼しい場所で保存する

この4点を守ることで、常温でも約1ヶ月ほど日持ちさせることが可能です。冬以外の時期であれば、常温保存は傷みやすいため、野菜室に保存することをおすすめします。野菜室に保存する場合は、みかんが乾燥しないよう、1個ずつキッチンペーパーに包んでください。

食べてはいけない『みかん』の特徴5選

新鮮なみかんとカビの生えたみかん

常温保存でも長持ちするみかんですが、長く放置したり、適切でない場所に置いておくと傷んでしまいます。ここでは、食べてはいけないみかんの特徴を紹介するので、以下のような特徴が現れたみかんは、食べずに廃棄しましょう。

1.カビが生える

2つのみかんと1つのカビの生えたみかん

「長持ちすると思い放置していたら、いつの間にかカビが生えていた…」という経験はありませんか。みかんは適切な場所で保存していないと、湿気によってカビが生えやすいです。

カビが生えてしまうと、その部分から雑菌が繁殖してしまい、衛生上良くありません。食べないようにしましょう。また、カビが生えたみかんをそのままにしておくと、周りのみかんに移る可能性があります。カビが生えたみかんは、早めに取り除いてください。

2.汁が中から漏れている

長期間放置していたみかんや、高温の場所に置きっ放しにしていたみかんは、熟れたり高温によって傷んでしまったりして、中身が溶けてしまうことがあります。すると、中から少しずつ果汁が漏れ始め、保存している場所が濡れてしまうことも。

汁が中から漏れ出ているみかんは、傷んでいる可能性が高いので、食べずに取り除きましょう。漏れ出た果汁が付着してしまったみかんも、念のため確認してください。

3.中に空洞ができていて皮がぶかぶかになる

みかんを食べようと触れた時、「なんだか皮と実の間に空洞がある気がする…」と感じる事はありませんか。こちらも傷みによって中身が溶けてしまったり、乾燥によってシナシナになってしまったことが原因です。

すでに食べられない状態になっていることが多いので、その場で捨てるか、一度中身を確認してみてください。中の状態に異常がなかったり、異臭を感じない場合は、一口食べてみて、違和感がないか判断しましょう。

4.ツンとした酸っぱい異臭を放っている

みかんの皮を剥いたとき、ツンと鼻をつくような酸っぱい異臭を放っているみかんはありませんか。このようなみかんも傷み始めていたり、腐っているために発している腐敗臭である可能性があります。

他にも腐ってしまうとアンモニア臭のような臭いを放つことがあるので、通常のみかんとは違う臭いを発している場合は、念のため、食べずに廃棄しましょう。

5.皮の表面が溶ける

みかんの皮がドロドロに溶けている場合も腐敗しているサインです。この場合は、すでに中の実も溶けていたり、傷んでいる可能性が高いので、無理に食べようとせず廃棄してください。食べてしまうと、腹痛や下痢、嘔吐といった体調不良を引き起こしかねません。

腐ったみかんは体調不良の原因に…絶対に食べないで!

今回は、食べてはいけないみかんの特徴を紹介してきましたが、いかがでしたか。みかんは比較的日持ちする果物ですが、保存状態によっては腐ってしまうことがあります。今回紹介した特徴が現れたみかんは、無理に食べず廃棄してください。

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