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子どもの習い事の費用は月いくらまでかけていいの?
習い事にかける費用は、高年収ほど高くなる傾向があります。
一般的には、年収の2~3%が習い事にかける費用の目安です。年収400万円の家庭なら、月10,000円まで、年収800万円の家庭なら月20,000円までと考えてよいでしょう。
また、私立の幼稚園や小学校の方が、公立よりも習い事にかける費用が高くなる傾向があります。私立の場合は授業料の負担も大きいので、習い事を含めた教育費全体から進路を考えることをおすすめします。
子どもに人気の習い事にかかる費用とは?
ここからは、子どもに人気の習い事別に月々かかる費用を見てみましょう。
体操教室
幼児期の子どもは運動神経が発達する時期です。この時期にさまざまな動きを経験することによって、バランス感覚や体感、身体の動かし方を習得することができます。
体操教室では、マット体操や跳び箱などだけではなく、リズム体操やゲームなどを交えて、遊ぶように運動に取り組むことができると人気です。
月々の費用の相場は、5,000~8,000円です。その他に、入会金や指定の体操服、保険への加入などが必要な場合があります。
スイミングスクール
身体が強くなり、体力がつくと人気なのがスイミングスクールです。多くのスイミングスクールは、親子で楽しむベビークラスからあり、水に親しんでから本格的に泳ぎ方を習うようになります。
月々の費用の相場は、5,000~10,000円。回数やコースによって金額は異なります。また、
指定の水着やスイミングキャップ、入会金や施設費などもかかる場合があるので注意しましょう。
リトミック
赤ちゃんのうちから始められると人気のリトミック。音楽を聴き、リズムに合わせて体を動かし表現をすることで、想像力や集中力、表現力がつくといわれています。
1回ごとにレッスン代を決めている教室が多く、月3回の場合、月々の費用の目安は3,000~7,500円ほど。教材は使わないことが多く、レッスン代と入会金のみかかることが多いようです。
英語教室
国際化が進んでいることや、小学校でも英語が義務教育になったことで、人気が高まっているのが英語教室です。小さいうちから英語に親しんでおくことで、自然と英語を話せるようになって欲しいという考えもあるでしょう。
月々の費用の相場は、6,000~10,000円。入会金や施設費、教材費などが追加でかかることもあります。
子どもの習い事は家計とのバランスや相性を見て決めよう
習い事は、あれもこれもと手を出してしまうと子どもの負担はもちろん、家計の負担も増えてしまいます。家計とのバランスを考えて予算を決め、その範囲で習い事をさせるようにしましょう。
また、一度始めた習い事でも、子どもとの相性を見て、取捨選択していくことも大切です。