換気扇が壊れてしまう『NG行為』4選

キッチンや浴室には必ず換気扇が付いています。私たちの生活の中で換気扇は重要な役割をしているものです。スイッチを入れるだけで稼働するシンプルなものですが、壊れてしまうNG行為もあります。換気扇が壊れて正常に動かなくなると、さまざまな支障が出てきますよね。長持ちさせるためにも換気扇が壊れやすくなるNG行為を確認してみて下さい。

1.汚れをそのままにしておく

汚れは落とさなければいけない

換気扇は肉料理や天ぷらなどの揚げ物を調理すると、油分を含む蒸気が沸き上がることでプロペラやファンは汚れやすくなります。

他にも、目には見えにくい空気中のホコリやチリなども換気扇が汚れる原因になります。

これらの汚れをそのままにしておくと、プロペラやファンによる送風が効率的に行われず、換気の効率が下がります。

さらに、回転バランスが崩れモーター軸に負担がかかり、軸が変形して壊れる可能性もあるそうです。

そうなってしまうと、部品の交換が必要になることもあるそうです。

プロペラやファンは定期的に外してしっかりと汚れを取り除くようにしましょう。

2.電気回線のコードをいじる

換気扇の電気回線のコードをいじるのはNGです。

掃除などで電気回線のコードに誤って接触してしまうことがあるかもしれません。

配線の接続が悪いことや、きちんと配線できていないことは換気扇が回らなくなる原因となります。

この場合、配線を直接自分で直すことはできません。配線を直す作業が必要となるためプロに依頼しましょう。

3.潤滑油を補充していない

潤滑油を使っていない

換気扇が正常に回るには換気扇の軸の部分に潤滑油が適切に補充されている必要があります。

換気扇を回していると徐々にオイルはすり減り異音が出てきます。

潤滑油はホームセンターやインターネットでも購入できるそうです。

付け方は換気扇の羽根を外して軸部分に塗布していきますが、付けすぎると潤滑油が飛び散ってしまい、汚れが広がったり故障の原因になることもあるので塗布する量にも気を付けて補充して下さい。

4.水滴が付いたまま使い続ける

浴室の換気扇など湿度が高いところで使うものは、換気扇に水滴がついたまま使い続けるのはNGです。

モーター内に水滴が入ってしまいサビが出て故障の原因となるそうです。

サビがついてしまうと異音がしたり、感電の恐れもあるようです。

自分で分解などしないでプロに修理を依頼しましょう。

換気扇の寿命

換気扇の寿命は?

換気扇の寿命は、使用環境や頻度によって異なりますが、一般的には10年前後と言われています。

壊れた場合の修理は工事費や部品代、出張費など含めると2~5万円が相場であるため、修理ではなく機器の交換をすることも多いそうです。

また、10年近く使ってから故障の疑いがある場合は、経年劣化による寿命の可能性が高いので、交換を検討すると良いでしょう。

長く安全に使うためには、定期的な換気扇のお手入れが必須です。

なお、キッチンの換気扇は主に2つのタイプがあり掃除方法も異なります。

レンジフードタイプの換気扇に取り付けられていて円筒状のファンは「シロッコファン」といいます。

一方、扇風機の羽根のような形で昔ながらの換気扇は「プロペラファン」と呼ばれています。

タイプが違うので外し方や分解方法も異なります。

特にレンジフードタイプの換気扇はファンやフィルターのパーツだけでなく、本体の奥までしっかり洗浄したいのであれば、プロにお任せするのがおすすめです。

蓄積された油汚れもキレイにしてもらえます。

換気扇が壊れる予兆

換気扇が壊れている時のサイン

風力が前より落ちてきたら本体が故障している可能性があるでしょう。

換気扇の風力を調べるには、ティッシュを当ててみて換気扇に付けば正常に動いているようですが、ティッシュが落ちてしまうようだと風力の低下が疑われるそうです。

また、稼働させると以前とは違う音がしたり、音がうるさくなったらモーターの軸部分に不具合が生じている可能性があるそうです。

そのまま使用を続けると破損する危険もあるので、そのようなときは使用を停止して修理を依頼して下さい。

さいごに

業者に頼むのも一つの手

換気扇は室内の空気を排出してくれる役割いがいにも、キッチンに付いている換気扇はガス漏れ発生時の事故予防にも欠かせない設備となっています。

また、浴室の換気扇は湿度を下げるための役割をしています。

壊れてしまうようなNG行為には気を付けて様子がおかしい場合は早めに修理の依頼をしましょう。

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