目次
毎日使う食器用洗剤…間違った使い方してない?
料理をした後、食事の後、毎日行う食器洗い。最近では、食洗機を使うご家庭の増えてきましたが、依然として自分の手で食器を洗っているご家庭も多いですよね。
そんな時、必要不可欠となるアイテムがスポンジと食器用洗剤です。しかし、この当たり前のように使っている食器用洗剤には、正しい使い方があることをご存知でしょうか。間違った使い方をしていると、もったいないですよ!
『食器用洗剤』のNG行為5選
食器用洗剤は、パッケージの側面に正しい使い方が記載されていることが多いです。しかし、意外とその『正しい使い方』を読む人は少ないですよね。ここでは、食器用洗剤の間違ったNG行為を紹介するので、自身に当てはまっていないか確認してみましょう。
1.一回に使う洗剤を使いすぎてしまう
皆さんは食器を洗う際、多くは食器洗い用のスポンジに食器用洗剤を垂らして使うと思います。その時、食器用洗剤をどのくらい出していますか。実は、多くの人が1回に使う食器用洗剤の適量を間違えているのです。
食器用洗剤は、基本的に少しだけ出し、その少量を泡立てて使う方法が正解です。たっぷり使った方が汚れが落ちると感じる人も多いですが、実は洗剤を大量に使っても、そこまで汚れの落ち方は変わりません。
むしろ、大量に使いすぎてしまい、洗ったお皿に洗剤が残ってしまう原因となるので、記載されている適量を守って使うことが大切です。
2.水で薄めずそのまま使う
食器用洗剤って水で薄める必要があるの?と疑問に思う方も多いでしょうが、こちらは皆さんが自然に行っていることも多いです。
先ほど、1回に使う食器用洗剤の適量は少量であるという話をしましたが、その少量に水を含ませて薄めて使うことで、正しい濃度になるよう計算されている食器用洗剤が多いです。
一般的に、スポンジに垂らして使うことが多いので、スポンジに水を含ませて、食器用洗剤を垂らす人が多いのではないでしょうか。この方法でも、正しく水で薄めることができているため、問題ありません。
3.水で薄めた状態で保存する
食器用洗剤を使って食器を洗う際、水で薄めて使うのが正しい使い方です。しかし、だからといって、食器用洗剤の入っている容器に水を入れ、予め水で薄めた状態で保存する方法は絶対NGです。
食器用洗剤を水で薄めた状態で保存してしまうと、容器の中で雑菌が繁殖してしまい、不衛生な状態となってしまいます。雑菌の繁殖した食器用洗剤を使用すれば、雑菌が食器に付着してしまうので、衛生的なリスクが高まります。
4.洗剤をスポンジで泡立てずに洗う
食器用洗剤にはさまざまな種類がありますが、多くは泡立てた上で食器を洗うことを前提としています。泡立てることで細かい汚れも取り除くことができるようになっているためです。
洗剤をスポンジで泡立てずに使ってしまうと、汚れを落としたり、食器を綺麗に洗うことは不可能ではありませんが、泡立てた時よりも効果が薄れてしまう可能性があります。
また、食器の素材によっては、洗剤が染み込んでしまい、衛生上悪影響を及ぼす恐れもあるので、食器用洗剤はスポンジで泡立てて使うようにしましょう。
5.食器用洗剤をしっかり洗い流さない
食器用洗剤で食器を洗った後、しっかり隅々まで水ですすいでいますか。意外と食器用洗剤が残ってしまうことが多いです。食器に付着したままの洗剤の残りは、雑菌が繁殖する原因となります。こちらも怠らず、しっかり洗い流すようにしましょう。
食器用洗剤の正しい使い方!ポイント押さえよう
食器用洗剤の間違った使い方を踏まえた上で、最後に食器用洗剤の正しい使い方をポイントにまとめました。改めてどのように使うべきなのかを再確認し、効果的に食器を洗いましょう。食器用洗剤の正しい使い方のポイントは以下の通りです。
- 1度に使う適量は約0.75ml(小さじ1の1/5)
- スポンジに水を含ませてから洗剤をつける
- しっかり泡立ててから洗う
食器用洗剤を1℃に使う適量は、約0.75mlとされています。しかし、数値で表されても「どのくらい?」と疑問に思いますよね。小さじに換算すると、約小さじ5分の1です。そうかんがえると、非常に少ない量が適量であることがわかります。
この適量を水に含ませたスポンジに垂らし、しっかり泡立てることで、適量の泡と適度な濃度を保つことができます。
油汚れなどの頑固な汚れが多く付着している場合は、予め水に浸け置きしたり、食器用洗剤を1回回し入れた水に浸け置きすることで、洗う際、少量でも簡単にとれますよ。
食器用洗剤は1回の量を守って正しく使おう!
今回は食器用洗剤のNG行為や正しい使い方を紹介してきましたが、いかがでしょうか。普段何気なく使っている洗剤ですが、間違った使い方をしていると、経済的にももったいないですし、洗剤残りの原因になります。正しい使い方を理解し、今後に役立ててください。