食べるべきではない『パン』の特徴5選

バリエーションも豊富で手軽に食べられる美味しいパンは、パンヤで見かけるとついつい大量買いしたくなってしまいます。しかし、パンの賞味期限って短いですよね。今回は食べるべきではないパンの特徴や、長持ちさせるパンの保存方法を紹介します。

家庭で大活躍する『パン』は消費期限が短い!

パンは賞味期限が短い

朝食に、ランチに、おやつに…と、さまざまな食事シーンで大活躍するパンは、菓子パンや食パン、フランスパンなど種類も豊富なため、多くの人を魅了しています。また、手軽に出せるという理由で、ご家庭でも人気が高いです。

菓子パンの賞味期限は当日!それ以外は3日

魅力がたくさん詰まったパンですが、賞味期限が非常に短いと感じたことはありませんか。パン屋で販売されている菓子パンは、製造日当日が賞味期限で、翌日までには食べきらなければいけません。菓子パン以外の食パンやロールパンは、基本的に製造日から約3日が賞味期限です。

コンビニなどで販売されているパンは、防腐効果のある添加物が入っていることが多いため、少し長持ちしますが、それでも1週間以内に食べきらなければ、腐ってしまいます。

消費期限を過ぎたパンはカビや雑菌増殖の危険性

では、消費期限の短いパンは、消費期限が過ぎた後に食べてしまうとどうなるのでしょうか。消費期限を過ぎたパンは、比較的早くカビが生えたり、雑菌が増殖します。保存方法によっては、消費期限前でカビが生えてしまうこともあるほどです。

カビが生えたパンや雑菌が増殖し、腐ったパンを食べてしまうと、食中毒を引き起こし、腹痛や下痢などの症状が現われます。小さなお子様や高齢の方、免疫力が低下している人などは、重症化する恐れもあるので、注意が必要です。

食べるべきではない『パン』の特徴5選

では、消費期限が迫ったパンが食べられるかどうかを判断する基準は、どのようなサインを確認するべきなのでしょうか。ここでは、食べるべきではないパンの特徴を5つ紹介します。

1.カビが生えている

カビが生えてしまっている

まずはカビです。パンの表面、あるいは中にカビが生えている場合は、絶対に食べてはいけません。カビには雑菌が多く含まれているため、食べてしまうと食中毒を引き起こす恐れがあります。

カビが生えている部分を取り除けば食べられるのでは、と思う方も多いですが、カビが生えているということは、すでに傷みが進行し、全体に行き渡っている可能性が高いです。そのため、安全を考慮して、廃棄するのが最善です。

2.酸っぱい臭いがする

パンの袋を開けた瞬間、酸っぱい臭いが漂ってきたことはありませんか。これは雑菌が増殖し、痛みが進行したことによって発生する臭いです。そのため、食べてしまうと体調不良を引き起こす恐れがあります。

また、食べても旨味が低下しているため、美味しさが損なわれています。すでに美味しくなくなってしまったパンを無理に食べるよりも、安全面を優先しましょう。

3.袋を開けるとムワっとした湿気臭

パンの袋を開けた瞬間、ムワっと湿気が混ざった生暖かい臭いを感じたことはありませんか。こちらもすでに時間が経過し、傷み始めているパンの特徴です。

保存方法にもよりますが、夏場などは湿気が多く、パンの袋の中にまで湿気が入り込んでしまうことが多いです。通常、常温保存するパンは、湿気が入り込みやすく、中のパンの傷みを早めてしまう原因となります。

そのため、ムワっとした湿気臭が漂うパンも、食べることを推奨できません。

4.ちぎるとネバネバと糸を引く

あまりにも時間が経ってしまったパンは、湿気に当たり、ちぎると粘つきが見られることがあります。この状態のまま放置すると、糸を引くほど腐ってしまうことも。このような状態まで放置してしまったパンは、すでに食べられません。すぐに廃棄してください。

5.水分が抜けてパサパサ(カリカリ)になっている

反対に、パンの水分が抜け、蒸発すると、通常のパンに比べてパサパサになることがあります。このようなパンは消費期限を過ぎていることが多い上、すでに美味しさが損なわれているため、食べることを推奨できません。

また、パサパサのパンをそのまま放置していると、カリカリになることがあります。カリカリになってしまったパンは、食べられないので、すぐに捨てましょう。

パンを長持ちさせたい!正しい保存方法は?

パンを長持ちさせるには?

パンはあまり長持ちせず、傷むと上記のような特徴が現われます。しかし、それでもパン好きとしては、気になるパンを大量に買い、長持ちさせたいですよね!ここでは、パンの基本的な保存方法と、長持ちさせるための保存方法を紹介します。

基本は常温保存!ただし期限は3日間

パンは常温保存が基本です。しかし、常温保存の場合、消費期限はそのままなので、3日間ほどしか日持ちしません。特に夏場は3日経たずに傷んでしまうこともあります。

購入した食パンなどは、予め袋からだし、1枚ずつラップに包んで保存袋に入れると、空気との接触が減り、少しでも新鮮さを損なわずに食べられますよ。

冷凍保存すると1ヶ月長持ちする

どうしても長持ちさせたいという場合は、冷凍保存という方法があります。冷凍保存すると、食パンならば長くて約1ヶ月間、菓子パンは2週間ほど長持ちします。

しかし、美味しく食べられる冷凍保存したパンの賞味期限は、約2週間です。できるだけ2週間以内に食べきるようにしましょう。パンを冷凍保存する方法は以下の通りです。

  1. 1枚ずつラップに包む
  2. ジップ付きの保存袋に入れて冷凍する

基本的には常温保存と同様の方法で、冷凍庫に入れるだけです。

また、冷凍したパンを最も美味しく解凍する方法は、オーブントースターを使う方法です。解凍する際は、まずは自然解凍させ、高温で一気に焼くのがポイントです。食パンの場合は、冷凍のまま、200℃程度の熱で4~5分焼くと、こんがり美味しく食べられます。

食べきれないパンは正しく冷凍保存して長持ちさせよう

美味しくパンを食べよう

いかがでしたでしょうか。パンは日持ちしない食品ですが、正しく冷凍保存することで、長持ちします。パンをよく活用するという方は、ぜひ冷凍保存を最大限活用し、正しく解凍した上で楽しんでくださいね。

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