洗濯機が壊れる『絶対NG行為』5選

洗濯機から異音がする…すぐに動かなくなってしまう…。そんな故障症状が購入してから早めに訪れてしまった場合、日頃の使い方に原因があるかもしれません。今回は洗濯機が壊れてしまう絶対NG行為を紹介します。

洗濯機の寿命は約6~8年が目安!

洗濯機の定命はどのくらい?

子どものいるご家族であれば、毎日稼働させるご家庭の多い洗濯機。皆さんは洗濯機の寿命がどのくらいかご存知でしょうか。一般的に、洗濯機の寿命は約6~8年とされています。稼働回数が少なかったり、こまめにお手入れしたりしている場合は、約10年ほど長持ちすることもあります。

しかし、6~7年経つと性能が悪くなり、上手に洗濯できなくなったり、ちょっとした異変が生じるなどの症状が現われるため、この時点で買い替えを検討することが推奨されています。

洗濯機の寿命が訪れる回数は約2500回とされている

実は、洗濯機の寿命は年数ではなく、稼働回数を元にして計算されています。洗濯機は、約2500回稼働することで、性能が落ちたり、故障したりするのです。この2500回という回数を元に、毎日1~2回稼働させることを想定すると、寿命は約6~8年となります。

つまり、毎日稼働させないご家庭は、より寿命が長くなりますし、毎日2回以上必ず稼働させるご家庭の場合は、正しく扱っていても、約半分ほどの時間で壊れてしまうことが多いです。

洗濯機が壊れるとどんな症状が現われるの?

洗濯機が壊れるとどうなる?

では、洗濯機が壊れた場合、または壊れる直前には、どのようなサインが現われるのでしょうか。以下の症状が洗濯機の故障サインです。思い当たる症状はありませんか。

  • 原因を改善してもエラーが出てしまう
  • 洗濯機がガタガタと大きな異音を出している
  • 脱水ができなくなった
  • 電源が入らない
  • 異臭を発している

このような症状が現われた場合、まずは説明書に従い、エラー原因を取り除きましょう。エラーの原因を改善してもなお、異変が生じる場合は、買い替え時かもしれません。

洗濯機が壊れる『絶対NG行為』5選

洗濯機が壊れる行為とは

洗濯機の寿命は、一般的に約6~8年、1日に稼働させる回数が多ければ多いほど、寿命は縮まります。

しかし、この目安よりも早く寿命が来てしまう場合は、洗濯機にするべきではないNG行為を日常的にしてしまっている可能性があります。では、洗濯機が壊れる絶対NG行為とは、どのような行為が当てはまるのでしょうか。

1.洗濯機を傾いた状態で設置している

通常、専門の業者によって設置されることが多いため、このような事態は起こることは少ないです。しかし、中には自力で設置し、洗濯機を傾いた状態で使用しているご家庭もあります。

洗濯機は平らな面に設置することで、正常に動作する繊細な家電です。そのため、洗濯機を傾いた状態で使用してしまうと、エラーを引き起こしたり、故障する原因となります。

洗濯機は、必ず平らな床(洗濯機設置場所)に設置して使用しましょう。洗濯機を購入する際は、ご家庭の洗濯機設置場所の広さを確認した上で購入することも忘れないでください。

2.フィルターを掃除していない

フィルター掃除は必須

洗濯機にはフィルターが付いています。ここには、洗濯をする度に、汚れや糸くずなどがまとめられます。フィルターの中は、できるだけ毎回ゴミや汚れを捨て、水洗いすることが理想です。最低でも、2~3日に1度はお手入れするべきです。

フィルターの掃除を怠ると、かび臭くなったり、性能が落ちてしまったり、最悪の場合、故障の原因になることもあります。フィルターの掃除を軽く見ず、できるだけ毎日お手入れする習慣をつけましょう。

3.洗ってはいけない物を洗っている

洗濯機は、洗える物と洗えない物があります。洗ってはいけない物(おもちゃや部品、金属類など)を洗濯機に入れてしまうと、詰まりを引き起こし、故障してしまう恐れがあります。

お子様がいるご家庭では、ポケットの中にティッシュを入れっぱなしにしていたり、石やおもちゃを入れたままにしていたりすることがありますよね。こうした物を気付かず洗ってしまうと、故障を引き起こすリスクが高まります。洗濯する前に確認しましょう。

4.洗剤を入れすぎている

洗剤の使いすぎはNG

洗濯をする際、衣類をよりきれいにしたいという思いから、洗剤を多めに入れていませんか。洗剤は、洗剤のパッケージに記載されている用量を守って使うことが重要です。

記載されている用量よりも多く洗剤を入れてしまうと、洗剤のすすぎ残りを引き起こしたり、異臭の原因になったりすることがあり、洗濯物を正しく洗うことができません。

また、洗剤のすすぎ残りは、洗濯機の中に残ることで、カビや雑菌の温床となります。カビや雑菌が増えることで、洗濯機が壊れてしまうことは意外にも多いです。そのため、洗剤を多く入れすぎる行為は、洗濯機を不衛生にするだけでなく、故障の原因となるのです。

5.洗濯物を入れすぎている

洗濯物は適度に入れよう

洗濯機は一度に洗える量が決まっています。しかし、洗濯機いっぱいに洗濯物を入れてしまうと、洗い上がりにムラができるなど、上手に洗えないことも多いです。

また、洗濯物の量が多いと、洗濯物の重さに耐えることができず、エラーを引き起こしたり、故障の原因になることも。できるだけ、一度に入れる洗濯物の量は、記載されている最大限の量の約7割に止めましょう。

エラーの原因を改善してもダメなら買い替えを検討して

NG行為は必ず避けて

いかがでしたでしょうか。私たちが日常的にやりがちな行為の中には、最悪の場合、洗濯機を壊してしまう原因となる行為があります。故障に繋がらなくても、不衛生になったり、上手に洗えてなかったりするので、今一度、洗濯機の正しい使い方を確認しましょう。

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