キムチが腐ってしまった時のサイン5選

白い器に入ったキムチを箸でつまんでいる

激辛ブームが続く昨今、手軽に食べられる辛い食材といえばキムチですよね。単品で食べるのはもちろん、料理のスパイスとしても使えるので、とても便利な食材です。しかし、そんなキムチも腐ることがあります。今回はキムチが腐ってしまった時のサインを紹介します。

単品料理としても食材としても愛される『キムチ』

白いお皿に盛られたキムチ

近年、激辛ブームが続き、雑誌やテレビなど様々なメディアで取り上げられています。そんな激辛ブームの中、家で手軽に食べられる辛い食材といえば、キムチを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

スーパーやコンビニで手軽に購入できますし、単品料理としてはもちろん、料理の時短食材としても大活躍してくれるため、主婦にとってはありがたい食材でもあります。

女性に人気の理由はダイエットと美肌効果

黒い器に盛られたキムチを菜箸でつまんでいる女性

男性にも人気のキムチですが、一昔前から女性にも絶大な人気を誇っていました。いったいなぜなのでしょう。すでにご存知の方もいると思いますが、キムチには美肌効果やダイエット効果が期待できるからです。

キムチには、ヨーグルトと同程度の乳酸菌が含まれているため、便秘が解消され、体重減少にも繋がります。また、キムチの辛み成分でもあるカプサイシンは、代謝を促す作用や脂肪を分解する作用があります。そのため、ダイエット中の人には最適です。

さらに、キムチには多くのビタミンが含まれている他、βカロテンも豊富に含まれています。それにより、肌の調子を整えてくれる効果とアンチエイジング効果を同時に得ることができるのです。まさに、女性の味方となってくれる食材ですね。

キムチは賞味期限が切れても食べられる?

白米とキムチを食べるところ

キムチを購入すると、パッケージに賞味期限が記載されています。では、この賞味期限が過ぎてしまうと、キムチが腐ってしまい食べられなくなるのでしょうか。

答えはNOです。賞味期限とは、その商品の味を保証する期限を差します。つまり、「この期限までなら美味しく食べられますよ」という期限なのです。腐り始める目安ではありません。

元々、キムチは日持ちする食材といわれています。そのため、パッケージにも未開封であれば約1ヶ月が賞味期限と記載されていることが多く、開封後は2週間以内を目処に食べきることを推奨しています。

しかし、日持ちする腐りにくい食材だからといって、絶対に腐らないということではありません。もちろん、あまりに長期間放置したり、常温で放置したりすれば腐ってしまいます。

キムチが腐ってしまった時のサイン5選

器に入って蓋があいているキムチ

滅多に腐ることのないキムチですが、それでも常温で放置したり、あまりに長期間保管していたりすると、腐ってしまうことがあります。では、キムチが腐っているかどうかを判断する際、どのようなポイントを基準にするべきなのでしょうか。

1.ネバネバと糸を引いている

キムチは発酵食品ですが、通常粘り気はありません。しかし、あまりに長期間保存していると徐々に発酵が進み、やがて腐ってしまいます。

ちょっとした粘り気であれば、発酵している最中のため、食べることは可能です。しかし、取り出す際に糸を引くほどネバネバとしているようであれば、すでに傷み腐っている可能性が高いです。

体調の安全を確保するためにも、このような状態になってしまったキムチは食べない方が無難です。

2.白っぽいぬめり気が出てくる

粘り気だけでなく、白っぽい液体が浮き出ている場合も、腐っている可能性があります。白い膜や白い点が浮き出ている場合、発酵が進行している状態である可能性もありますが、今回ここで紹介している他の腐敗サインが現われている場合は、安全のため食べることを控えるべきです。

3.腐敗臭がする

キムチは臭いを嗅ぐと、とても強い辛み成分を感じますよね。腐っているキムチからも辛い臭いは漂ってきますが、その中に独特の腐敗臭が混じっていることがあります。長期間保存している場合は、食べる前に一度、臭いを確認すると安心です。

4.カビが生えている

キムチに限らず、カビが生えている食品は、体内に取り込んでしまうと体に悪影響をもたらすリスクが高まるため、食べてはいけません。

キムチの場合、黒や緑、青といった色のカビが生えてきます。このようなカビがキムチの一箇所でも生えている場合は、すべて捨ててください。カビが生えたキムチは、カビから全体に雑菌が行き渡っている可能性が高いからです。

5・臭いに異様な酸っぱさが加わる

先ほど腐敗臭の話が出ましたが、通常のキムチよりも酸っぱい臭いがツンと強く臭う場合は、発酵が進み、腐ってしまっている可能性が高いです。

腐っていない場合でも、食べるとキムチの旨味である辛さよりも酸っぱさの方が勝ってしまい、味が落ちてしまっていることが多いです。また、このようなキムチは、食べると下が痺れるなどの症状が現われることもあります。安全のため、食べるのは控えましょう。

日持ちするキムチも腐る可能性あり!早めに食べ切って

白い小皿に入ったキムチと黒い箸

いかがでしたでしょうか。キムチは日持ちする食品ですが、腐らない食品ではありません。今回紹介した腐ってしまった時のサインを参考に、長期間キムチを冷蔵庫で保管している方は、今一度、キムチの状態を確かめてみてくださいね。

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