ピーマンが腐っている時のサイン6選!腐ると起こる色や形の変化、おすすめの保存方法まで解説

ピーマンは栄養価が高い緑黄色野菜です。ハウス栽培を含めると一年を通してスーパーで購入できますが、旬の季節である初夏から夏にかけては沢山出回ります。ストックの際に腐らせてダメにしないよう、ピーマンの腐っている時のサインやおすすめの保存方法をご紹介しますので参考にしてください。

ピーマンが腐っている時のサイン6選!

くさったピーマンの特徴

1.茶色や黒っぽく変色する

ピーマンはツヤがあり鮮やかな緑色をしていて、緑の色が濃いものが新鮮です。腐り始めると色にムラが出てきて茶色や黒っぽく変色してきます。さらに腐敗が進むと茶色っぽい汁も出てくるようですのでそのような場合は食べずに捨てましょう。

赤く熟したピーマンは大丈夫!

緑色から赤やオレンジ色に変色するのは腐っているわけではありませんので食べても大丈夫です。緑色のピーマンは熟して完熟状態になると赤色に変わります。

赤くなった完熟ピーマンは緑色のピーマンよりも栄養価がぐっと上がり甘みも強くなるとのことです。ピーマンの苦味が苦手な場合でも食べやすくなるなどのメリットもあります。

2.ヘタが乾燥したり茶色くなる

ヘタをよく観察しよう

ピーマンはヘタの部分から腐り始めると言われています。新鮮なピーマンのヘタは切り口がみずみずしく緑色をしています。傷み始めるとだんだんと茶色に変色し乾燥してきて腐敗が始まるので全体の色だけでなく、ヘタにも注目しましょう。

3.シワシワ・ブヨブヨになる

ピーマンは腐り始めると、全体的に皮の弾力や水分が無くなりシワシワ・ブヨブヨになってきます。また、水分が抜けた分重さも軽くなってきます。

4.刺激臭など異臭がする

刺激臭がする

ピーマンは腐ってくると特有の臭いから刺激臭の臭いに変わると言われています。購入したまま冷蔵庫に入れてそのまま使うのを忘れてしまった場合は、保存している袋から出さずに臭いを確認すると変化が分かりやすいそうです。

5.ぬめりが出てくる

ピーマンに限らず野菜は傷んでくるとぬめりやドロッとした感触になります。ぬめりは雑菌が繁殖した証拠とも言われていますので、ぬめりが出てきたピーマンは腐っている可能性が高いです。

6.種やワタにカビが生える

腐り始めると種やワタも茶色く変色してきます。少し変色しているくらいであればその部分だけ取り除き食べることもできるかもしれませんが、腐敗が進むとカビが生えてきますので確認してから使いうようにしましょう。

ピーマンのおすすめの保存方法

おすすめの保存方法

袋から出す

ピーマンは買ってきた袋のまま冷蔵庫にいれておくと、水分が抜けてシワシワになりやすく、傷みも移りやすいためNGです。袋から出して一つ一つキッチンペーパーに包むと鮮度が長持ちします。

鮮度を長持ちさせる保存方法

ひと手間かけて保存をすればそのままだと1種間程度しか保存できないピーマンも3週間程度腐らせずに保存できます。

  1. ピーマンを袋から出し水で洗います。
  2. 水気が残っていると腐りやすくなるためよく水気をふき取ります。
  3. 一つ一つキッチンペーパーで包みます。
  4. 保存袋に入れて口をゆるく閉めておきます。
  5. 冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

冷凍保存はカットしてから

ピーマンを長期保存したい場合は、カットしてから冷凍保存するのがおすすめです。カットしておけば使う時に解凍せずそのまま炒め物などに使うことができるのでとても便利です。保存期間は1カ月程度です。

  1. ピーマンは水で洗います。
  2. ヘタがついたまま縦半分に切ります。
  3. ヘタと種を取り除いたら、白いワタの部分を手で取り除きます。
  4. ピーマンの外側から指でピーマンを弾きながら種を飛ばすとキレイに取れます。
  5. 縦に1.5m幅に切り水気がついていたらしっかりふき取ります。
  6. ピーマン同士が重ならないようフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存しましょう。

さいごに

ピーマンは美味しく食べよう

ピーマンは上手に保存すれば冷蔵保存でも日持ちができるのですね。変色は腐っているときのサインとして分かりやすいですが、赤や黄色・オレンジ色などは熟して色が変わっているので捨てないようにしましょう。

また、カットした際に中の種やワタの部分が腐っていたりカビていることもありますので傷み始めたピーマンを使う時は中もきちんと確認してから使ってください。

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