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そのまま食べても料理に活用しても優秀な『キムチ』
コンビニやスーパーなどで手軽に買えるキムチは、辛い物好きにとって気軽に形見を取り入れることができる加工食品ですよね。そのまま食べることはもちろんですが、料理の味付けとして入れることで、野菜と辛みを同時に取り入れることができるので、食材としても優秀です。
中には常にキムチをストックしているという辛い物好きな人も多いのではないでしょうか。最近では、キムチを使った料理レシピも多数公開されているので、より家庭で作れるキムチ料理の幅が広がっています。
女性に嬉しい美容効果も期待できるキムチ
また、キムチには乳酸菌やカプサイシンが多く含まれているので、免疫力を高める効果だけでなく、整腸作用や代謝向上効果などが期待できます。
そのため、ダイエットや美肌にも高い効果を発揮してくれることで知られており、女性に嬉しい美容食品とも言われています。
実は間違ってる!?『キムチ』のNGな食べ方4選
女性に嬉しい作用を持つキムチですが、間違った食べ方をしてしまうと、逆にむくみの原因となってしまったり、栄養を効率的に摂取できていなかったりします。ここでは、実は間違っているキムチのNGな食べ方を4つ紹介します。
1.一日50グラム以上食べる
キムチはたくさん食べれば良い食材ではありません。1日の摂取基準は、約50g程度と言われていて、これは小皿1杯分です。
1日に過剰摂取してしまうと、塩分の過剰摂取にも繋がり、ダイエット効果があるはずのキムチがむくみの原因となってしまうこともあります。したがって、キムチは適量を守って食べることをおすすめします。
2.加熱調理をしてから食べる
キムチは60℃以上の高温で加熱してしまうと、せっかく豊富に含まれている乳酸菌が死滅してしまいます。そのため、高温で加熱調理をして食べる方法は、本来含まれている栄養素を損ねてしまうため、もったいない食べ方と言えます。
しかし、乳酸菌は40℃程度であれば死滅することはなく、むしろ増殖すると言われています。そのため、温度に気を付けることができるならば、加熱しても死滅することはありません。
3.朝や昼間に食べる
人間の腸は、昼間に活発化するとされています。そのため、これから活動する朝や活動時間真っ只中の昼間に食べてしまうと、せっかく乳酸菌を摂取しても、腸の活発化により短時間で消化されてしまい、体が乳酸菌を多く吸収することができません。
そのため、効率よく乳酸菌を体内に吸収したのであれば、朝や昼間は避け、キムチを夜ごはんと共に食べることをおすすめします。
4.キムチの漬け汁を捨てる
通常、パックで売られているキムチの場合、少量ですがキムチと共に漬け汁が混ざっていることがあります。意外にも多くの人が、この漬け汁を捨ててしまっています。
しかし、漬け汁にもキムチと同様の栄養素が含まれているので、そのまま捨ててしまうのは非常にもったないです。漬け汁は調理に使うなどしっかり有効活用し、漬け汁に含まれている栄養素や旨味を摂取しましょう。
栄養を効果的に得ることができるキムチの食べ方は?
キムチには、免疫力を高めたり、代謝を促したりしてくれる乳酸菌やカプサイシンが豊富に含まれています。これらの栄養素を効率よく吸収するためには、以下の食べ方を意識することで、より効果を期待することができます。
- 1日50gを目安に食べる
- 夜に食べる
- 加熱せずそのまま食べる
せっかく豊富に含まれている美容に良い成分なので、ぜひ上記の食べ方を意識して、効率よく美容効果を得ましょう。
納豆と一緒に食べて健康効果を高めて
キムチを納豆と一緒に摂取することで、納豆に含まれているオリゴ糖が、キムチに含まれている乳酸菌のエサとなり、より栄養効果を高めてくれる働きが期待できます。
また、キムチと納豆の組み合わせであれば、朝食の定番として出てくる納豆ごはんにキムチをのせるだけで、簡単に摂取することができます。アレンジ料理として、普段とは違った納豆ごはんを楽しみたい時にも最適ですよ。
ぜひキムチが余っているときや、キムチと共に納豆が冷蔵庫に保存されているときには、試してみてくださいね!
正しくキムチを食べて栄養を効率的に摂取しよう
いかがでしたでしょうか。今回紹介したように、キムチに含まれている乳酸菌は、加熱することで死滅してしまったり、食べる時間で効率よく取り込めなかったりします。これらを理解した上で、効率よく栄養素を吸収する食べ方を意識して、より健康、美容共にキムチにから効果を得ましょう。