やめたほうがいい『じゃがいも』へのNG行為5選

竹ざるに積まれたじゃがいも

じゃがいもは様々な調理に使えるだけでなく、野菜の中では長持ちしやすいことから、家庭で多めにストックしている人も多いでしょう。今回は、そんな家庭料理で大活躍してくれるじゃがいもに、やめたほうがいいNG行為をいくつか紹介していきます。

あと一品…おかずに困った時に大活躍する『じゃがいも』

じゃがいもの皮をむく女性

じゃがいもは長持ちする上、多くの料理に具材として入れたり、じゃがいもそのもの単品で調理することが出切るので、あと一品、とおかずに困ったときにも大活躍してくれます。そのため、大量のじゃがいもをストックしているご家庭も多いでしょう。

実は分類が『主食』のじゃがいも

じゃがいもは野菜なので、一般的におかずとして考えられがちですが、実はごはんやパン、パスタと同じ『主食』に分類される食材です。

世界を観てみると、ドイツでは毎日の食事のうち、1食分は主食にじゃがいもを使うことが多いと言われています。他の野菜に比べ、エネルギーが豊富でありながら、パンやごはん、パスタと比べると低カロリーな点で、ダイエット中の主食としては最適かもしれません。

カリウムやビタミンCが豊富な食材

じゃがいもも他の野菜と同様に、栄養素を含んでいます。主に、カリウムやビタミンCが豊富とされています。

ビタミンCで有名な食材といえば、果物のりんごですが、実はりんごの約5倍ものビタミンCが含まれているのがじゃがいもです。

また、通常ビタミンCは加熱することで破壊されてしまいますが、じゃがいものビタミンCは、じゃがいも特有のでんぷんに含まれていることもあり、破壊されにくい点も特徴です。効率よくビタミンCを吸収できるので、免疫力向上や老化防止に最適です。

もう1つの主な栄養素にカリウムがあります。カリウムも塩分を体外に排出する作用を促す効果があるため、むくみ防止に最適です。つまり、じゃがいもは女性にとって嬉しい効能をたくさん持つ食材なのです。

やめたほうがいい『じゃがいも』へのNG行為5選

芽が出てきたじゃがいも

美容に効果のあるじゃがいもですが、じゃがいもは調理方法や保存方法を間違えてしまうと、体調を崩す原因となったり、早く傷んでしまったりします。ここでは、やめたほうがいいじゃがいもへのNG行為を5つ紹介します。多くストックしている人は、特に必見です!

1.芽を取り除かずに調理

芽が出ているじゃがいも

じゃがいもを長期間保存している場合、じゃがいもが発芽してしまうことがあります。この芽は、調理する前に必ず取り除いてください。なぜならば、じゃがいもの芽には毒素が含まれているからです。

この毒素は、『ステロイドアルカロイド』です。この毒を摂取してしまうと、腹痛や嘔吐、下痢、めまいといった症状が現われます。特に小さな子どもの場合は、少量でもこの症状が現われるので注意が必要です。

芽のあるじゃがいもを大量に摂取してしまった場合、最悪死に至る可能性もあるので、じゃがいもの芽は必ず取り除くようにしてください。

2.皮の緑色の部分を剥かずに調理

食材に適さなくなった緑色のじゃがいも

じゃがいもを長期間保存していると、いつの間にかじゃがいもが緑色になっていることがありますよね。特に小さなじゃがいもは、早めに緑色に変色しがちです。

しかし、緑色に変色したじゃがいもも危険です。そのまま食べてしまうと、芽に含まれているものと同じ毒素が含まれているため、体内に毒素を取り入れてしまうことになります。

ですが、基本的にしっかり皮を剥き、緑の部分が中まで浸透していなければ食べても問題ありません。そのため、緑色の部分はしっかり厚く剥くようにしましょう。小さな子どもや高齢者がいるご家庭で心配であれば、念のためやめておくのも1つの判断です。

3.冷蔵・冷凍保存する

じゃがいもは基本的に常温保存が基本です。そのため、冷蔵保存や冷凍保存は、あまり推奨されていません。なぜならば、じゃがいもは温度の低い場所が苦手だからです。

じゃがいもは温度の低い場所(冷蔵庫や冷凍庫)で保存してしまうと、低温障害を引き起こし、早くに傷んでしまうことがあります。また、傷みがなくても、味や食感が損なわれてしまい、食べたときに旨味が減ってしまいます。

最も危険な点は、長期間冷やしたじゃがいもを高温で調理することで、『アクリルアミド』と呼ばれる化学物質が発生することです。これは体にも有害なので、摂取すると体調を崩す恐れがあります。

長期間でなければ保存が不可能というわけではありませんが、メリットが少ないので、じゃがいもの保存方法には、基本的に常温保存が適しています。

4.高温多湿の場所で常温保存する

じゃがいもは温度の低い場所も苦手ですが、高温多湿な場所も苦手です。基本的に常温保存が推奨されているじゃがいもですが、高温多湿の場所で保存してしまうと、早く腐ってしまうことがあります。

そのため、日本の夏場はじゃがいもにとっても常温保存が適していないことがあります。夏場のみ、冷蔵庫で保存するという手段をとると良いでしょう。しかし、この場合もじゃがいもの状態には気を遣ってください。

5.日光の当たる場所で保存する

常温保存の際、常温保存する場所にも注意が必要です。先に紹介した通り、高温多湿の場所は腐りやすいためNGですが、日光の当たる場所も適していません。

日光がじゃがいもに当たることで光合成が促進されてしまい、発芽を促すことになります。すると、芽から毒素が早めに全体へ行き渡ってしまい、傷んでしまう恐れがあります。

これで長持ち!じゃがいもの基本的な保存方法

ベジタブルストッカー袋に入ったじゃがいも

じゃがいもは、温度の低い場所と高い場所、さらに湿度の高い場所や光の当たる場所を避けて常温保存する方法が最も適しています。このようにさまざまな条件が揃ってしまうと、「なかなかそんな場所はない…」と思いがちですが、工夫次第で簡単に保存できます。

ここでは、じゃがいもを常温保存する際の基本的な方法を紹介します。

  1. 土を払いキレイな状態にする
  2. 紙袋や新聞紙を敷いたダンボールの中に入れて保存

この2点を守れば、日光からも守ることができますし、高温、低温が直接じゃがいもに触れることを避けることもできます。ぜひ紙袋や麻袋などを活用し、常温保存してくださいね。

じゃがいもの皮むきが面倒…水から茹でて簡単に!

じゃがいもの皮むき

最後に、じゃがいもの調理過程の中から、面倒な工程を簡単にするワンポイントを紹介します。じゃがいもを調理する際、最も面倒だと感じる工程はどこでしょうか。ずばり、皮むきではありませんか。

しかし、そんな皮むきも工夫をすることでストレスなく、簡単に剥くことができます。以下の手順に沿って、ぜひ試してみてくださいね!

  1. じゃがいもの芽を取る
  2. じゃがいもの皮に軽く一周切り込みを入れる
  3. 鍋に水とじゃがいもを入れて15分ほど茹でる
  4. 冷たい水に入れて粗熱を取る
  5. 指を使って皮を剥く

この方法で皮を剥く場合、注意したいポイントは、順序②と③です。

順序②の皮に切り込みを入れる際は、深く切り込みを入れるのではなく、軽く皮に切れ目が入るくらいの深さで止めてください。深く切り込みを入れすぎると、そのご茹でた際に、じゃがいもが崩れてしまいます。

順序③は、沸騰したお湯ではなく、水から茹でて15分です。水とじゃがいもを一緒に入れ、加熱した後、沸騰し始めたら中弱火にしてください。皮に入れた切れ目から、少し中が見えてきたら取り出します。

じゃがいもは下ごしらえと保存方法に注意して

スキレットの中のベークドポテト

いかがでしたでしょうか。じゃがいもは下ごしらえの際のじゃがいもの状態や、保存方法に注意しなければいけません。しかし、ここを守れば美味しく安全に、長持ちする食材として大活躍してくれます。ぜひ今回紹介したNG行為を避け、じゃがいもを美味しくいただきましょう。

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竹ざるに積まれたじゃがいも

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