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カレーが薄い!失敗の原因は?
カレーの味が薄い場合、考えられる原因は大きく分けて2つあります。1つずつ解説していきますので、自分の作ったカレーの調理工程を振り返りながら確かめてみてください。
味が薄い場合
カレーの味が薄かった場合に考えられる原因は以下が挙げられます。
- ルーが少ない
- 玉ねぎの炒め不足
カレーは作り方がシンプルなので、作り方を見て丁寧に材料を量って作らないこともあるのではないでしょうか。そのため、必要な量のルーを用意できずに、味が薄いカレーになってしまうことがあります。料理初心者によくある失敗です。
また、玉ねぎの炒め不足が原因であることも。玉ねぎはよく炒めると旨味とコクが出ます。玉ねぎがシャキシャキのまま水を入れてしまうと、玉ねぎのコクが出ないままカレーが完成するので物足りない、味が薄いカレーになってしまいます。
《 ポイント 》
- ルーが少ないときや玉ねぎの炒め不足で味が薄くなる
ルーが水っぽい場合
ルーがシャバシャバな仕上がりになってしまう原因は以下が挙げられます。
- 水分量を間違えている
- 野菜から水が出てしまう
カレーに使う水の水分量を誤ってしまうと、水っぽいカレーになります。レシピ通りに作ることが大切です。
また、レシピ通りに作ったのに水っぽいカレーになっている場合には、野菜から水分が出ている可能性があります。
《 ポイント 》
- 水分量を間違えたり、野菜から水が出たりしたときに水っぽくなる
味を濃くする方法
原因がわかったところで、ここからは味を濃くする方法を紹介します。6つあるので、いくつか試してみて自分の好みの味を探してみてください。
カレー粉
カレー粉には香辛料が入っており、塩気が濃くなったように感じます。スパイスカレーが好きな方におすすめです。一気に入れてしまうと、辛すぎて食べられなくなってしまうので、味見をしながら入れましょう。
《 ポイント 》
- 香辛料が入っているので、塩気が強くなったように感じる
ウスターソース
カレーの味はするけれど、味に深みが足りないというときに活躍するのがウスターソースです。ウスターソースは果物・野菜の旨味がたっぷり含まれるので少し入れるだけで、カレーの味に深みが出ます。
入れるときは少しずつ味見しながら入れましょう。特にドライカレーにおすすめです。
《 ポイント 》
- 果物・野菜が入っているので味に深みが出る
コンソメ
コンソメには牛肉や野菜のエキスが入っています。味に深みが生まれるので、「次の日のカレー」のような味に。だいたい小さじ2〜3ぐらい入れるのがベストです。顆粒だとスムーズに溶けますが、固形だとうまく溶けないので注意しましょう。
《 ポイント 》
- 牛肉や野菜のエキスが含まれていて、味に深みが生まれる
インスタントコーヒー
カレーにコーヒーを入れると苦味がうまく働いて、大人っぽい味のカレーに。苦味の作用で、カレーにコクが出ます。入れる分量は小さじ1杯から。多すぎると苦いカレーができてしまうので、ちょい足し程度で大丈夫です。
《 ポイント 》
- 苦味がうまく働く
- 入れ過ぎは注意
焼肉のタレ
焼肉のタレにはリンゴ・はちみつ・にんにく・ソースが入っており、カレーの味を美味しくしてくれます。中には果物が入っているものもあります。入れすぎてしまうと、今度は味が濃くなってしまうので、大さじ1杯から調整してみてください。
大根おろしなどが入ってるものはカレーの味を邪魔してしまうので、オーソドックスなタイプを選ぶようにしましょう。
《 ポイント 》
- カレーを美味しくする食材が入っている
- 大根おろしなどカレーに不要なものが入っていない焼肉のタレを選ぶ
シチューのルーを足す
家にカレーのルーは無いけれど、シチューのルーはある場合はそのルーを追加しましょう。シチューも小麦粉から作られているので、相性はバツグンです。
だたし、仕上がりはかなりマイルドになります。スパイスが入ったようなカレーが好きな方には向かない可能性も。まずは試してみましょう。
《 ポイント 》
- 同じ小麦粉からできているので、なじみやすい
- マイルドな仕上がりになる
ルーが水っぽい時の対処法
続いてルーが水っぽくなってしまったときの対処法です。慌てて調味料を入れずに以下の方法で、とろみを付けていきましょう。
小麦粉を水で溶いて入れる
カレールーは小麦粉からできているので、小麦粉を水で溶いて入れてあげるとすぐにとろみが付いてきます。
このときに水溶き片栗粉でとろみをつけるように、カレーのとろみ加減を見ながら少しずつ入れていきましょう。入れすぎると、固くなってしまうので、注意が必要です。
《 ポイント 》
- 小麦粉を溶いて入れるととろみが付く
- 入れすぎると固くなる
煮詰める
カレーを煮詰める方法も。時間がかかってしまうというデメリットはありますが、その分加熱によって旨味が増すメリットもあります。
煮詰めるときはルーが焦げやすいので注意が必要です。常に鍋の底をかき混ぜている必要があります。丁度いいとろみ加減になったら火を止めてください。この方法は時間があるときに試すといいでしょう。
《 ポイント 》
- 加熱によって旨味が増す
- 焦げやすいので注意
アレンジする
薄いカレーはアレンジするのも1つの手です。定番はカレーうどん。ほかにも、カレー鍋やカレードリアなど美味しくできるレシピはたくさんあります。
水っぽいカレーをなんとかして食べるよりも、別のメニューにすると美味しく食べられる可能性も。チーズやうどんなどが家にある場合には、アレンジレシピも検討してみましょう。
《 ポイント 》
- カレーうどん・カレー鍋・カレードリアにアレンジできる。
薄いカレーに関するQ&A
ここからはカレーが薄くなってしまったときのよくある質問について紹介します。料理初心者の方はぜひ見てみてください。
A.カレーの具として入れた野菜などから、水分が出てしまったことが考えられます。
A.味が薄いときは、ナンプラーまたは醤油を入れると味が決まります。
A.使う食材は玉ねぎ・人参・豚肉。玉ねぎを焦がし気味に炒めましょう。
《 ポイント 》
- 野菜などから水分が出てしまうと味が薄くなる
- グリーンカレーにはナンプラーか醤油を加える
- ココイチのカレーは、使う食材は玉ねぎ・人参・豚肉。玉ねぎを焦がし気味に炒める
まとめ:カレーが薄いときは原因別に対処しよう!
今回はカレーが薄いときの原因について紹介しました。
カレーが薄い原因は2つあります。原因を突き止めてから、対処するようにしましょう。味が薄いときは調味料を使ったり、ルーが水っぽいときには小麦粉でとろみをつけたりと、さまざまな方法があります。
この記事を参考にして、失敗をうまくリカバリーしてみてください!