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ゴミ箱に虫が湧きやすくなるNG行為6選!
生ゴミをゴミ箱に放置するのはNG
特に湿度の高い梅雨の時期や気温が上がる夏場は、生ゴミを少し放置しただけで腐敗が進みコバエが発生します。家庭ゴミに沸く虫はコバエだけでなく、ゴキブリやウジ虫などもあげられますが、これらの虫はどれも腐敗臭を好みます。
時間がたつにつれ腐敗は進み、その臭いに虫たちが集まってきます。そのため、生ゴミをそのままゴミ箱に放置するのはNGです。小袋に入れて密閉してから捨て蓋付きのゴミ箱を使うようにしましょう。
生ゴミの水気を切らずゴミ箱に入れるのはNG
虫が集まってくる生ゴミの臭いは雑菌の繁殖が原因です。雑菌は通気性が悪く、気温が高く、水分が多い環境で活発になると言われています。そのため、雑菌の繁殖を抑えるためには生ゴミの水気を取り除くことがポイントです。
生ゴミを捨てる際、できるだけ水分を切ってから捨てるようにすることや、新聞紙にくるんでから捨てる、野菜は皮をむいてから洗う、などの工夫が必要です。
空き缶や空き瓶の中を洗わず捨てるのはNG
コバエなどゴミ箱に集まってくる虫は熟した果物や甘い臭い、アルコールを好みます。そのため、飲み終わったジュースやアルコール類の空き缶、空き瓶をそのままゴミ箱に入れるのはNGです。
また、醤油などの調味料の匂いにもつられて集まってくることもあるそうです。空き缶や空き瓶は中身を洗ってキレイにしてからゴミ箱に捨てるようにしましょう。
ゴミ箱を清潔に保たないのはNG
生ゴミを捨てても、ゴミ箱が汚れていたり湿気を帯びていると虫は寄ってきます。また、コバエはゴミ箱にも卵を産み付けるようで一度で最大150個もの卵を産み付けるそうです。ゴミ箱にゴミを溜め込まないことはもちろん、ゴミ箱の中も定期的に掃除をして清潔に保つようにしましょう。
屋外のゴミ箱に蓋をしないのはNG
屋外の害虫であるヤスデなどは、落ち葉や石、朽木の中で腐植質を食べて生きているそうです。湿った落ち葉や食べ物の袋などのゴミをためておくとヤスデやゴキブリ、コバエなどが寄ってくるでしょう。屋外のゴミ箱は蓋付きタイプがおすすめです。
網戸のほつれや窓を開けっぱなしにするのはNG
コバエなどの小さな虫は、わずかな隙間から侵入してきます。例えば、網戸に少しでもほつれがあるとその隙間からも入ってくるそうです。侵入を防ぐためには、腐敗臭を出さないことに加え、ほつれている網戸を使ったり、窓を開けっぱなしにする行為はNGです。
ゴミ箱の掃除方法と消臭対策
クエン酸を使ったゴミ箱の洗い方
ゴミ箱の臭いを消すことで虫も集まってこなくなります。生ゴミを溜めていないのに虫が湧いたり、腐敗臭が残っているという場合はまずゴミ箱をキレイに掃除をして消臭対策を行いましょう。大きくて洗いにくいゴミ箱は浴室や屋外で洗いましょう。
- ゴミ箱の中にクエン酸1カップと水を入れてよく混ぜます。
- 約1時間そのまま放置して水を捨てすすぎます。
- 台所用洗剤とスポンジを使ってこびりついた汚れがあれば落とします。
- 最後はしっかりと乾燥させましょう。日光に当てるのが理想的です。
ゴミ箱の臭いを消す
重曹やお酢を使ってゴミ箱の臭いを消す方法とハッカ油で作る消臭スプレーです。
重曹を使う場合
- 大さじ2杯程度の重曹をお茶出しパックや出汁パックに入れます。
- ゴミ箱の底にキッチンペーパーを敷きます。
- 1の重曹をペーパーの上に置きます。
お酢を使う場合
- お酢小さじ1杯と水小さじ2杯を小さな容器で混ぜます。
- キッチンペーパーを1に浸して酢水をしみ込ませます。
- 2のキッチンペーパーをゴミ箱にセットするゴミ袋の底に敷きます
ハッカ油でスプレーを作る
ハッカ油は自然由来のものですが、ゴキブリなどが嫌う匂いです。スプレーボトルに精製水100mlに対しハッカ油を20滴程度入れてよく混ぜましょう。ゴミ箱の上からスプレーすると消臭対策にもなります。
さいごに
ゴミ箱に虫を湧かせないためには生ゴミを溜めないことと腐敗臭を抑えることです。生ゴミ対策をきっちりしたい場合は、生ゴミを冷凍庫に入れておく方法もあります。
ふた付きの容器に生ゴミを入れておけば、食品が入っている冷凍庫に一緒に入れることもあまり気にならないと思いますので、家を数日不在にするときなどには特におすすめです。