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洗う必要がない野菜3選
野菜を洗うのは、表面についた農薬や泥などの汚れを洗い流すためです。そのため、皮をむいて使う野菜は基本的に洗わなくても良いとされています。
1.玉ねぎ
皮に土なども付いていなく、皮をむいたあとの状態がキレイであれば洗う必要はないでしょう。ですが、産地直送野菜などで皮に土がついていたり、皮をむいたあと少しでも汚れがついていれば洗ってから使うのがおすすめです。
また、玉ねぎは皮が乾燥してパリパリしているとむきにくいこともありますが、水に濡らすことでむきやすくなるメリットがあります。そのような理由から、汚れていなくても水でサッと洗ってから使うという人も多いようです。
2.にんにく
にんにくも皮をむいて使うので、汚れがついていなければ洗う必要はないでしょう。表面の皮が汚れている場合も、にんにくは収穫後の水洗い厳禁とされているため乾いたキッチンペーパーなどで落とす程度にしましょう。
皮ごと水洗いをすると、にんにくは薄い皮が何重にもなっていて、この隙間に水分が入るとカビや腐敗の原因となるそうです。表面が汚れていても皮をむけば中はキレイなものがほとんどです。
3.トウモロコシ
トウモロコシは虫がつかないよう農薬を多く使われているそうですが、皮が何重にもなっているため農薬が実に付着していることはないそうです。また、何重の皮に守られているので実の部分に汚れなどが付く心配もありませんので、洗わずに使うのが一般的です。
きのこ類は種類によって変える
きのこ類は水洗いすることでスポンジのように水を吸ってしまい、風味が損なわれるものがほとんどのため、洗わずに使うのが一般的です。ですが、汚れが気になる場合は乾いたキッチンペーパーなどでふき取りましょう。
基本的には『しめじ、しいたけ、エリンギ、えのき、マッシュルーム』などは洗わずに使うのがおすすめです。簡単に水洗いをして使ったほうがよいのは『なめこ』です。
ねばりがある食物繊維を含むなめこは、パッケージにも簡単に水洗いするよう書かれていることもあります。ザルにあけて流水で洗う程度であればぬめりが落ちる心配もないでしょう。
もやしはパッケージの表示に従う
もやしは、出荷前に清浄な水で洗浄されているため、水洗いは必要ないと、されているものもあります。キレイな水を利用して栽培されているもやしは、豆自身の養分で育つため安心・安産の野菜であるとも言われています。
ですが、メーカーによっては袋に『調理前には洗ってください』と記載されているものもあるため、パッケージに書かれている指示に従いましょう。
キャベツや白菜の内側は?
キャベツや白菜など複数の葉が折り重なっている野菜は、内側の中心に近い部分には汚れや農薬がつくことも少ないため洗わないで使う人も多いようです。
ですが、外側には汚れや農薬の心配があり、葉と葉の間にも土や汚れが残っていることもあります。そのため、外側の葉は取り外して、使う分を1枚ずつはがして、バラバラにしてから洗いましょう。
バジルは洗わず水拭きがおすすめ
バジルは水をとても吸いやすい性質を持っているため、洗っただけでも水を吸収してしまうそうです。そのため、水洗いをすると料理で使う時に湿っぽくなってしまいます。
フレッシュのまま使う時には特に水分には気を付けます。少し濡らしたキッチンペーパーでふき取る程度にするのが良いそうです。
さいごに
野菜はビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富ですが、水に溶けやすい性質があります。そのため、汚れや農薬などが気になって洗いすぎてしまうと、野菜の持っている栄養素が流れやすくなるため、洗い過ぎにも気を付けましょう。