『オクラ』にするべきではないNG行為3選

オクラのNG行為

スープの具材として、おかずの材料として、多くの料理に活用できるオクラは、栄養素も豊富に含まれている優秀な食材の1つです。しかし、そんな栄養たっぷりのオクラを効果的に活かすためには、してはいけない行為に注意しなくてはいけません。今回はオクラにするべきではないNG行為をご紹介していきます。

栄養満点!さまざまな料理に活用できる『オクラ』

様々な料理に使えるオクラ

味噌汁の具材や食事の添え物として、いろんな料理に合うオクラ。オクラは栄養が豊富に含まれている食材としても知られているため、健康に気を遣っている主婦の方にも人気が高いです。

夏場には、涼しさを感じられるそうめんのお供としても大活躍するため、1年の中でも特に見かけることが多くなります。

『オクラ』が持つ栄養素や効能

前述したように、オクラには栄養素が豊富に含まれています。ここでは、どのような栄養素が含まれているのか、具体的にご紹介していきます。

  • 食物繊維…整腸作用、大腸がん予防
  • βカロテン…抗がん作用、免疫力向上
  • ビタミンB1…夏バテ予防、疲労回復、美容面促進
  • ビタミンC…老化防止
  • カリウム…生活病予防

このように、オクラには健康や美容を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれているため、健康を維持する上で、大きな効果が期待できます。また、上記以外にも、ストレスや喫煙習慣のある人にも効果的だとされています。

『オクラ』にするべきではないNG行為3選

豊富な栄養素を含むオクラですが、オクラにするべきではないNG行為があることをご存知でしょうか。実は、これらのNG行為をすることによって、食感が悪くなってしまったり、栄養素が損なわれたり、早々に劣化してしまうなどの悪影響を及ぼします。オクラを調理する際は、美味しく食べるためにも、以下のNG行為は事前に知っておくべきでしょう。

1.茹でる前にカットしてしまう

茹でる前にカットするのはダメ

オクラを茹でる前、しっかり火が通るようにと、ヘタの部分を切り捨ててしまう人は意外と多いです。しかし、茹でる前にカットしてしまうと、茹でた際に水分がオクラに入り込んでしまい、食感や栄養素を損なう原因となります。

せっかく豊富に含まれているオクラの栄養素ですから、できれば美味しく摂取したいですよね。そのためには、ヘタそのものを切り取ってしまうのではなく、ガクと呼ばれるヘタの周りを剥きましょう。

2.冷蔵庫での保存

オクラを野菜室ではなく、冷蔵庫に保存してしまう行為は、オクラの劣化を早めることになるのでNGです。オクラは、乾燥や低い温度に弱く、黒ずみが進行してしまいます。

オクラの適正温度は10℃前後なので、冷蔵庫ではなく、冷蔵庫内に設けられている野菜室での保管が最適です。保管の際は、キッチンペーパーで包み、ポリ袋などに入れて保管すると長持ちしますよ。

3.茹ですぎてしまう

もちろん茹ですぎもNG

オクラの最適な茹で時間は、2分までとされています。茹ですぎてしまうと、食感が悪くなったり、必要以上に表面にヌメリ気が出てしまうため、美味しさが損なわれてしまうのです。

2分以内であれば、茹で時間は食感の好みに合わせて変えましょう。生の食感と同じような食感を楽しみたいという方は、サッと10~20秒ほど茹でます。ネバネバ感が欲しい方は、1~2分ほど茹でましょう。

オクラは生食で摂取するとより高い効能を得られる

オクラは生食がベスト

オクラは茹でて使う人も多いですが、オクラに含まれている栄養素を最大限に摂取できる方法は生食です。茹でずに、下ごしらえした状態で食べることで、水溶性(水に溶ける性質を持つ)の栄養素を損なわずに済みます。

生食する場合の下ごしらえ方法

オクラを生で食べる場合は、下ごしらえする必要があります。しかし、下ごしらえといっても面倒な工程はなく、簡単に済ますことができますよ!

  1. ヘタの先端を切り取り、ヘタの周りにある硬い部分(ガク)を一周剥く
  2. 塩を振りかけてこすり、産毛を取る
  3. 最後に水洗いをして、好きなようにカットする

たった3工程で下ごしらえは完了です。下ごしらえ後は、作る料理に合わせてカットしてお使いください。

オクラは正しい保存方法と調理方法で食感と保存期間を守れる!

オクラを美味しく食べよう

いかがでしたでしょうか。オクラは日持ちしにくい食材のため、正しく保存することが重要です。また、調理方法によっては栄養素を損ねてしまう原因にもなるので、オクラの豊富な栄養素をたっぷり摂取したい方は、茹で時間やカット方法を意識して調理してくださいね。

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