冷凍食品に賞味期限はある?主な賞味期限と手作りする際の注意点5つ

冷凍食品のエリアを眺めるカップル

冷凍食品はいつまでも保存しておけると思っている人がいます。しかし、冷凍食品にも賞味期限はあります。また、冷凍保存をしていても、食品が傷んでしまうこともあります。そのため、冷凍食品や冷凍保存について、正しい知識を持っておくようにしましょう。

冷凍食品の賞味期限は決まっている!

Young woman chooses frozen food in a supermarket

冷凍食品は長期保存が可能で調理も簡単です。また、冷凍技術の向上によって、ひと昔前に冷凍食品はあまり美味しくないというイメージもなくなってきているため、冷凍食品は常にストックしている家庭も増えてきています。その冷凍食品に対して、冷凍保存なのでいつまでも保存ができると思っている人もいます。

しかし、冷凍食品でも賞味期限はあり、パッケージにも記載されています。冷凍食品の賞味期限は、その商品の製造者がいろいろな試験を行なって、科学的、合理的な根拠を元にして設定しています。そのため、同じ冷凍食品でも、メーカーや商品の種類によって、賞味期限は異なってきます。

主な冷凍食品の賞味期限

うどん(冷凍)

冷凍食品は便利で、美味しいため、常にストックがあるという家庭も多いです。

しかし、冷凍食品は長期保存か可能なことや、商品によって賞味期限が異なることなどが理由で、そもそも賞味期限自体を意識しないという方も多いでしょう。

冷凍食品の賞味期限を切らせてしまわないためにも、よく使う主な種類の冷凍食品に関しては、賞味期限の目安を把握しておきましょう。

調理済コロッケ

油の処理が面倒であったり、臭いが気になったりなどの理由で、家庭での揚げ物調理はなかなか気軽にはできません。しかし、コロッケのような揚げ物が好きという男性や子供は多いため、冷凍コロッケを重宝しているという家庭も多いことでしょう。

冷凍コロッケは揚げる前の調理前の物と、揚げたあとの調理済みの物があります。調理前の冷凍コロッケであれば賞味期限は8~12ヶ月ほどで、調理済みであれば12~18ヶ月ほどと言われています。

ハンバーグ

ハンバーグは人気料理のため、冷凍食品としても定番の商品です。ハンバーグの冷凍食品は真空パックに入った食べ応えのある物から、お弁当に使いやすく小さく小分けされた物など、さまざまな種類があります。

また、ハンバーグは電子レンジで温めて調理するだけでなく、種類によっては湯煎調理を行うことができる物もあります。そのため、電気ポットに入れて沸騰させることで加熱調理するという荒技を行う人もいます。

そんな冷凍食品のハンバーグの賞味期限の目安は10~12ヶ月ほどです。

しゅうまい

しゅうまいはチルドの物も多くありますが、冷凍食品でもあります。

チルドのしゅうまいの賞味期限は長くて1週間ほどです。しかし、冷凍食品のしゅうまいであれば賞味期限は10~12ヶ月ほどと言われています。

そのため、しゅうまいはストックしておけば、ちょっとおかずが足りないときや、お弁当の隙間を埋めたいときなどに便利です。

冷凍技術は向上しているため、レンジで加熱するだけでふっくらと仕上がるしゅうまいも増えていますが、少し固くてパサつくという場合は少し水をかけてから加熱すると良いでしょう。

うどん

うどんは手軽に作って食べることができるため、簡単なお昼ご飯に適しています。

ですが、スーパーで売られている生麺タイプのうどんは、それほど日持ちしません。ついつい買いすぎてうどんばかり続いた、なんて経験をした方もいることでしょう。

うどん麺には冷凍の物もあります。冷凍のうどんはコシが強く美味しい物も多く、また10~12ヶ月ほど保存できるので、購入してから焦って食べる心配も減るでしょう。

魚フライ

コロッケと同様に魚フライも揚げ物調理が面倒なので、惣菜や冷凍食品に頼っているという人も多いでしょう。魚フライもハンバーグのように小さいお弁当サイズの物があったり、いろいろな種類があって便利です。

また、賞味期限も12~18ヶ月と長いので、「ちょっとおかずが足りないかも」というときにも重宝します。

冷凍食品の賞味期限一覧

コロッケ(調理前) 8~12ヶ月
コロッケ(調理済) 12~18ヶ月
ハンバーグ 10~12ヶ月
しゅうまい 10~12ヶ月
うどん 10~12ヶ月
魚フライ 2~18ヶ月

賞味期限切れの食べられない冷凍食品の特徴5つ

office lunch, frozen spaghetti bolognese on the table

冷凍食品は商品によって賞味期限は異なります。

ですがここまで見てきたように、おおむね1年ほどは保存しておくことができるようです。もっとも、冷凍食品は-18℃以下で保存されていることを想定して、賞味期限が設定されています。

そのため、頻繁に開け閉めがされる家庭用の冷凍庫では、常に-18℃以下を保ち続けるということが難しいケースもあるでしょう。

適した保存温度が保たれていないせいで、冷凍食品の賞味期限が縮んでしまうということもあります。また、場合によっては冷凍保存しているにもかかわらず、冷凍食品が傷んでしまうということもあります。

傷んだ冷凍食品にはいくつかの特徴が見られるため、その特徴が見られた場合は食べることを避けましょう。

開封している

賞味期限は適切に保存されていることを想定して設定がされています。そのため、基本的に未開封の状態で保存されていることが前提となっています。

もし、冷凍食品を開封して、いくらか残して冷凍保存を続けるのであれば、パッケージに記載された賞味期限に関わらず、なるべく早く食べてしまうようにしましょう。

開封状態で冷凍保存を続けると、食品に霜が付着したり、乾燥や冷凍焼けをおこしたりといった原因になってしまいます。

再冷凍している

冷凍食品が美味しく長期保存ができるのは、企業が特殊な技術を使って冷凍処理をしているためです。そのため、一度解凍してしまった冷凍食品を、家庭用の冷凍庫で再冷凍しても、解凍前の状態にすることはできません。

また、冷凍食品も解凍をしてしまえば生ものと変わりないので、腐敗の原因となる可能性があります。単純に品質が変わってしまうということもあるので、冷凍食品の再冷凍はやめましょう。

霜が付いている

開封済みの冷凍食品を冷凍保存し続けると、冷凍食品の中に残っている水分が原因で霜がついてしまいます。

冷凍食品に霜がついてしまことで冷凍焼けの原因になってしまいます。凍焼けしてしまった食品は味や色が悪くなったりするだけでなく、臭いが出て傷んでしまう可能性もあります。

そのため、開封後の冷凍食品は早く食べる必要があり、食品に霜がつかないよう空気に触れないようにしたり、なるべく冷凍庫の温度を上げないようにするなどの工夫をしましょう。

袋が膨らんでいる

未開封の冷凍食品の袋が膨らんでいる場合、袋の中で水蒸気が発生している可能性があります。

しかし、水蒸気で袋が膨らんでいるだけであれば、その冷凍食品の品質には大きな問題がないの食べても問題ないと言われています。ですが、冷凍食品の袋が膨らんでいる原因が食品の腐敗によるガスの発生という可能性もあります。

もし、購入してから日が経っていたり、再冷凍や冷凍庫の温度が一定に保たれていなかったりといった傷みの原因に検討があれば、食べることは避けた方が良いでしょう。

特に、袋を開けて腐敗臭があれば、食べてはいけません。

冷凍焼けしている

開封済みの冷凍食品を冷凍保存し続けたり、再冷凍したり、冷凍庫内の温度が一定に保たれていないなどの理由で、食品に霜がついてしまうことがあります。

先に述べた通り、食品に霜がついてしまうことは冷凍焼けの原因となってしまいます。冷凍焼けした食品は味や色などが悪くなってしまいます。臭いが出ている場合には腐敗の可能性もあるので、注意が必要です。

手作りの食品を冷凍するときの注意点5つ

Containers and plastic bags with frozen vegetables in refrigerator

家庭用でも、冷凍庫を使えば企業の冷凍食品ほどの性能で冷凍はできませんが、常温保存や冷蔵保存よりも長く食品を保存しておけます。

長く保存したい食材や、余った手作り食品などを冷凍保存するという人も多いでしょう。家庭で食材や手作りの食品などを冷凍するときの注意点を確認していきましょう。

加工して冷凍する

作ったおかずを冷凍しておけば、冷蔵保存よりも長く保存でき、温めるだけですぐに食べられます。

しかし、冷凍保存するには向いていない食材もあります。そのような食材は、企業の冷凍技術であれば美味しく冷凍することも可能ですが、家庭で再現するのは現実的ではありません。

冷凍保存に向いていない食材は基本的に水分や繊維の多い物です。そのため、ジャガイモや豆腐などは冷凍保存に向いていません。

ただし、小さく切って小分けにしたり、水分を抜いたりなどの工夫によって、冷凍できる物もあります。

なるべく空気に触れないように密閉する

食材は空気に触れていると、酸化が進んで品質を落としてしまいます。また、冷凍保存の場合では食材に霜がついてしまう原因となってしまうこともあります。

そのため、食材やおかずなどを冷凍保存する際には、ラップで包んだり、冷凍バックに入れるなどして空気に触れないように密閉しましょう。

また、冷凍バックに入れて保存する場合には、必ず空気を抜くようにしましょう。

小分けにして保存する

おかずを冷凍保存する際には、まとめて冷凍するのではなく、小分けにして保存するようにしましょう。

小分けにすることで、次に食べる際に分量の調整がしやすくなります。また、冷凍保存をする際には、なるべく短い時間で食品の温度を下げることが重要です。

冷凍をして食品の食感が悪くなってしまうのは、氷の結晶が食品の細胞を破壊してしまうためです。その氷の結晶ができやすい温度は-5~-1℃の範囲です。急速に食材を冷やすことで、この温度帯を素早く抜けて、なるべく氷で細胞を破壊しないようにします。

小分けにして少量ずつにして保存するということも、早く食材を冷やすための方法の1つです。

マイナス18度以下で保存する

冷凍食品の賞味期限を設定する際には、マイナス18度以下で保存されることが想定されています。これはマイナス18度以下であれば、細菌の繁殖を抑え、食品の酸化も抑えることができるためです。

一般社団法人日本冷凍食品協会でも、食品の品質保持のため、マイナス18度以下という基準を作成しています。

参考:https://www.reishokukyo.or.jp/frozen-foods/qanda/qanda1/

できるだけはやく食べる

冷凍食品に限らず、賞味期限は未開封の状態で適切な方法で保存されていた場合を想定して設定されています。そのため、冷凍食品も開封後は冷凍保存をするとしても基本的にはできるだけ早く食べるようにしましょう。

開封済みの冷凍食品を冷凍保存し続けると、霜がついたり、冷凍焼けの原因になってしまったりなどしてしまいます。

正しい冷凍食品の賞味期限を知っておいしく食べよう!

TVディナー

冷凍食品はいつまでも保存しておけると思っている人がいます。しかし、冷凍食品にも賞味期限はあります。また、家庭用の冷凍庫では適切な冷凍保存の環境を守ることができずに、賞味期限を縮めてしまうことも少なくありません。

そのため、冷凍食品の正しい保存方法と賞味期限の知識を持って美味しく、期限に余裕を持って冷凍食品を食べられるようにしましょう。

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