金柑の旬はいつ?風邪予防にもおすすめ!美味しい食べ方

木の器にのった金柑

金柑はミカンなどと比べると食べる機会が少なく、マイナーな果物…といった印象ですよね。しかし意外なことに、金柑には健康維持に役立つ栄養がたっぷり。旬の時期には、積極的に食べたい優れた果物です。この記事では、金柑の旬の時期や主な産地、美味しい金柑の選び方や食べ方、栄養などについて、詳しく解説していきます。

金柑の旬と産地

たくさんの実が付いた金柑の木

庭先に金柑の木を植えている家を見かけることがありますよね。金柑の旬の時期は一体いつなのでしょうか。ここでは金柑の旬の時期と主な産地について見ていきましょう。

美味しい季節は冬

金柑は柑橘属ではなく「金柑属」の仲間で、ミカンなどと異なり皮ごと食べられる果物です。1年のなかで金柑がもっとも美味しい旬の時期は、1月上旬から3月下旬頃です。2月頃に、収穫のピークを迎えます。

市場に出回る金柑の主な栽培方法は「温室栽培」「露地栽培」「ハウス栽培」の3つです。温室栽培は、11月の下旬ごろから収穫されます。

《 ポイント 》

  • 金柑の旬は1月上旬~3月下旬ごろ
  • 金柑は柑橘属でなく金柑属の果物!皮ごと食べられる

主な産地は宮崎県

市場に出回る金柑の多くは、宮崎県で栽培されています。宮崎産の有名なブランドの金柑「たまたま」は糖度が16度以上あり、甘みが強く実が大きめで人気があります。

宮崎県に次いで収穫量が多いのは鹿児島県と熊本県、佐賀県です。金柑は、比較的温暖な南の地域で盛んに栽培されています。

《 ポイント 》

  • 金柑の主な産地は宮崎県、鹿児島県、熊本県、佐賀県など

旬の金柑の選び方

たくさんの金柑

せっかく金柑を買うなら、新鮮で美味しい金柑を選びたいですよね。美味しい金柑の見極め方は、以下のとおりです。

  • 皮の色味が濃い
  • 皮にハリとツヤがある
  • ヘタが枯れていない
  • ヘタが緑色をしている
  • 粒が大きくて重みがある

ポリ袋でパックされている場合、カビたり腐ったりしている場合があるので、裏側もしっかりチェックしましょう。

《 ポイント 》

  • 新鮮な金柑は粒が大きめで重みがあり、皮の色が濃くツヤがある
  • ヘタが変色した金柑は新鮮ではない

旬の金柑の美味しい食べ方

金柑の甘露煮

金柑はまるごと調理ができ、ひと手間かけて加工すれば、美味しく長持ちさせることができます。ここでは、おすすめの金柑の食べ方を4つ紹介します。

旬の金柑は丸かじりも美味しい

旬の金柑はみずみずしくて果実の甘さが強く風味がいいので、ぜひ丸かじりしてみましょう。皮がやわらかく、ほんのり苦味があり独特の美味しさがあります。

新鮮な金柑が手に入ったら、軽く洗ってそのまま食べてみてください。フレッシュな香りもじっくり味わってみてくださいね。

《 ポイント 》

  • 新鮮な旬の金柑は、皮がやわらかく果実も甘いので丸かじりがおすすめ!

スライスしてサラダ

金柑は皮も食べられるので、丸ごとスライスしてサラダにするのもおすすめです。スライスしたら、種を取るのを忘れずに。

生の金柑スライスは、肉料理にも合いますよ。金柑のさわやかな香りと彩りが料理のアクセントになり、食欲をそそります。

《 ポイント 》

  • 生の金柑のスライスは、サラダや肉料理のトッピングにおすすめ!

丸ごと使える食べ方も人気

金柑のヘタを取り皮に浅く切り込みを入れて、やわらかくなるまで水と砂糖(orはちみつ)と一緒に煮れば、甘露煮のできあがり。トロッとした食感と甘酸っぱさが、クセになる美味しさです。金柑の甘露煮は、冷蔵庫で約2週間もちます。

また、スライスして種を取った金柑を、消毒済みの保存瓶に入れてはちみつをたっぷり加えれば、金柑のはちみつ漬けの完成。1日後から食べることができ、染み出た果汁も美味しいです。冷蔵保存し、1ヵ月以内に食べ切りましょう。

《 ポイント 》

  • 金柑をまるごと使った甘露煮やはちみつ漬けは簡単&保存がきくのでおすすめ
  • 金柑のはちみつ漬けは、染み出たシロップも美味しい!

ソースやジャムにすれば保存もできる

金柑をジャムにしておくと、保存がきき幅広く料理に使えるので便利です。簡単なジャムの作り方を紹介します。

用意するもの

  • 金柑:300g
  • 砂糖:150g
  • レモン汁:大さじ1

手順

  1. 金柑を洗い、水けを拭き取る
  2. ヘタを取る
  3. 金柑を半分にカットし、種を取り除く
  4. 3を細かく切る
  5. 鍋に4を入れ、グラニュー糖をまぶしてしばらくおく ※30分程度
  6. 弱火にかけて、アクを取りながらじっくり煮る
  7. 水分が減り、トロッとしてきたらレモン汁を加えて火を止める
  8. 粗熱がとれたら、消毒済みの保存瓶に入れる

手作りのジャムは、上手に保存すれば2ヵ月程度もちます。ただし保存料が入っていないので、なるべく早く食べ切りましょう。

金柑のジャムにお酢と塩、醤油を加えると、肉料理に合うソースになります。ぜひ試してみてください。

《 ポイント 》

  • 金柑をジャムにすれば2ヵ月程度もつ
  • 金柑のジャムをアレンジすると肉料理に合うソースになる

金柑の栄養と期待できる健康効果

金柑の甘露煮入りホットドリンク

金柑の皮に部分には、ビタミンCとヘスペリジン(ビタミンP)が豊富に含まれます。さらにビタミンEやカルシウムなどもたっぷり。

金柑をまるごと食べることで、以下の効果が期待できます。

  • 風邪予防
  • コレステロール値を下げる
  • 血行促進
  • 毛細血管を強める
  • 抗アレルギー
  • 咳止め
  • 血圧を下げる

金柑は生活習慣病予防に欠かせない栄養が多いので、旬の時期には積極的にとり入れたいですね。

《 ポイント 》

  • 金柑の皮にはビタミンCとヘスペリジン、ビタミンPが多く含まれる
  • 金柑を丸ごと食べることで、風邪予防や生活習慣病予防効果が期待できる

金柑に関するQ&A

金柑の葉と金柑の実

金柑の品種に関する質問にお答えします。

Q.金柑の品種の中でも美味しく食べられる品種は何でしょうか?

A.宮崎県産の「たまたまエクセレント」は、糖度18度以上で甘みが強く、サイズも大きめで美味しいです。同じく宮崎県産の「たまたま」や鹿児島産の「春姫」や「いりき」も、糖度が16度以上あり、高品質で人気があります。

Q.観賞用の金柑で人気の品種は何でしょうか?

A.果実の大きさが1cm足らずの「豆金柑(金豆)」は、鑑賞用の金柑として人気があります。ほかにも大きめサイズの「長寿金柑」や、楕円形の「長実金柑」なども人気です。

《 ポイント 》

  • 「たまたまエクセレント」「たまたま」「春姫」「いりき」などは糖度が高い!
  • 「豆金柑」「長寿金柑」「長実金柑」は鑑賞用の金柑として人気

金柑の保存方法

チェックのナフキンと金柑

金柑は1パックにたくさんの量が入っています。食べ切れない場合は、傷まないように適切な方法で保存したうえで、なるべく早めに食べましょう。

それでは、金柑の正しい保存方法を紹介します。

そのまま保存する場合

新鮮な金柑なら、室内で1週間ほど常温保存できます。通気性のいいザルなどに入れて、風通しのいい冷暗所に置きましょう。

冷蔵庫に入れて保存するときは、乾燥から守るために金柑をキッチンペーパーなどで包み、ジッパー付きの保存袋やポリ袋に入れてください。冷蔵庫に入れた場合、およそ2週間保存可能です。

《 ポイント 》

  • 金柑を室内で保存した場合、約1週間もつ
  • 金柑を冷蔵保存する場合、キッチンペーパーで包んでから保存袋に入れる
  • 冷蔵保存した場合、約2週間もつ

食べきれないときは冷凍保存

金柑が余ってしまったら、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存の手順は以下のとおりです。

  1. 金柑を洗い、水けを拭き取る
  2. ヘタを取る
  3. 半分にカットし、種を取る ※カットせずに冷凍することもできます
  4. ラップを広げ、金柑を適量並べる
  5. 空気が入らないようにラップで包み込み、ジッパー付きのフリーザーパックまたは保存袋に入れる
  6. なるべく平らにして、冷凍庫に入れる

冷凍保存した場合、1ヵ月ほどもちます。半解凍で食べるとシャリシャリして美味しいですよ。加熱調理する場合は、凍ったままでOKです。

カットせずに冷凍した場合、凍ったまますりおろして、料理の風味付けに使うこともできます。

《 ポイント 》

  • 金柑を冷凍すれば、約1ヵ月もつ
  • 解凍せずに凍ったままで加熱調理が可能

さいごに

保存容器に入った金柑のジャム

金柑は、小さいながら栄養素がギュッと詰まっており、非常に頼もしい果物です。冬が旬の金柑は風邪予防にも役立つので、あると重宝しますよ。

甘露煮やジャムにすれば、お湯を入れてホットドリンクにしたり料理に使ったりと、いろいろと活用できます。ぜひ、旬の金柑をとり入れてみてくださいね。

木の器にのった金柑

CATEGORY記事カテゴリ

すべてみる