目次
ぬいぐるみを洗った後の干し方のコツ
ぬいぐるみを洗った後は干して乾かすのですが、ふわふわなぬいぐるみに戻すには干し方や乾かし方にコツがあります。
ぬいぐるみの上手な干し方を順を追ってご紹介しますのでぜひ実践してくださいね。
洗った後はタオルでくるんで脱水
ぬいぐるみを洗った後の脱水は洗濯機で脱水したり手でギューッと絞るのではなく、タオルでぬいぐるみをくるんで水分を吸い取るように脱水します。こうすることでぬいぐるみの傷みを軽減することができます。
ぬいぐるみの形を整える
タオルで給水脱水した後は乾いたときにぬいぐるみの形が崩れてしまわないように、ぬいぐるみ形を先に整えておきます。洗ってから脱水した後はぬいぐるみの中綿や形が偏ってしまっていることが多いので、この段階で形を整えておくことでしっかり乾いたときに仕上がりに違いが出ます。
ぬいぐるみの毛並みを整える
毛の長いぬいぐるみは洋服用のブラシを使いブラッシングをして毛並みを整えます。ここで毛並みを整えておかないと毛の長いぬいぐるみは乾いたときにぼさぼさになってしまいます。ブラッシングして毛並みを整えておくことで、残っている水分がとりやすくなったり、ぬいぐるみが乾いたときにふわふわの状態に仕上がります。
ぬいぐるみの洗濯の後の干し方は日陰干し
ぬいぐるみは日光に当てながら天日干しをすればふわふわに仕上がると考えてしまうかもしれませんが、ぬいぐるみの干し方は必ず風通しの良い日陰で干しましょう。長時間直射日光が当たる中で天日干しをするとぬいぐるみが色あせてしまったり変色してしまう恐れがあります。
風通しの良い日陰で干してもしっかり乾くまでにはある程度長い時間が必要になります。長期間愛用しているぬいぐるみもっと長く使いたい場合は必ず風通しの良い日陰で干してください。
平干しか洗濯ネットに入れて干す
ぬいぐるみの干し方として、平干しをするか洗濯ネットに入れて干しましょう。平干しには平干し用のネットを使用するのが便利です。
平干し用のネットは100均ショップでも購入することができます。ひとつ持っておけばニット物を干すときにも便利なので新たに購入しても無駄にはならないと思います。
平干し用のネットを使用する場合のぬいぐるみの干し方は、ずっと同じ場所に置いて干しておくのではなく、何段かに分かれていた場合は上下を入れ替えたり、置き場を変えたりして乾き方が均等になるようにしましょう。
また他の干し方として、洗濯ネットにぬいぐるみを入れてからピンチハンガーに吊るすか、物干し台に洗濯ばさみを使って干しましょう。
ぬいぐるみの干し方
ぬいぐるみの干し方で便利なグッズを使用した干し方やアイデアを使用した上手な干し方を紹介します。
枕干しハンガーを使う
枕を洗ったときに使用する枕干しハンガーを使用すると簡単にぬいぐるみを干すことができます。枕干しハンガーの使い方は枕の代わりに洗ったぬいぐるみを入れて干すだけです。
ぬいぐるみが何かに捕まってしまった!みたいなビジュアルのまま干せるのでその姿が何だかかわいいのです。
洗濯平干しネットを使う
洗濯用の平干しネットを使ったぬいぐるみの干し方も便利です。平になっているネットの上に洗ったぬいぐるみを置いて干すだけです。ぬいぐるみを干すときはずっと同じ位置で干しておくのではなく、ある程度の時間が経ったら位置を変えて干しましょう。
同じ位置で干し続けてしまうと、乾き方に偏りが出てしまうので必ず位置を変えながら干しましょう。
洗濯ネットに入れて干す
他の洗濯物と一緒に干す場合に最も簡単で適した干し方は、ぬいぐるみを洗濯ネットに入れて干す方法です。
洗ったぬいぐるみを洗濯ネットに入れてそのままピンチハンガーや物干しに洗濯ばさみを使用してほします。挟む部分はネットのみなるように注意してください。
ぬいぐるみの一部でもネットと一緒に挟んでしまうとその部分に跡が残ってしまします。
ハンガーを2個使う
どこのご家庭でも必ずあるであろうハンガーを2個使えば簡単にぬいぐるみを干すことができます。
干し方は、ハンガーを2個間隔を空けて並べてハンガーの片方にぬいぐるみの頭側を乗せ、もう片方に足の部分を乗せて平置きして干す方法になります。
頭の部分を足の部分では重さが違うぬいぐるみの方が多いと思うので上手にバランスを取って干しましょう。
ぬいぐるみを早く乾かすためには
夏の暑い時期に1日干していてもぬいぐるみの中綿までしっかり乾かない場合もあります。そのような場合に少しでも早くしっかり乾かすことができる方法を紹介します。
エアコンにあてながら乾かす
夏でも冬でもエアコンを動かしているのならば、ぬいぐるみの干し方はエアコンの風が当たる場所に平干しネットに置いて干したり洗濯ネットなどに入れて干すことで乾きやすくなります。
除湿機能を使用すれば冷房や暖房よりも早く乾かすことができます。
扇風機やサーキュレーターの風を当てる
扇風機やサーキュレーターがあれば、ぬいぐるみの干し方はエアコンと同じようにまんべんなく風が当たるように干しましょう。風が当たる面を変更することでより早く乾かすことができます。
ドライヤーを使って乾かす
ドライヤーはなかなか乾かない部分にピンポイントで風を当てて乾かすことができます。この部分だけ乾かないと思ったときに使いましょう。
ドライヤーを近づけすぎてしまうと大切なぬいぐるみをの毛を焦がしてしまうことがあるので注意してください。
除湿器の近くに干す
おウチに除湿器があれば、除湿器の近くにぬいぐるみを干すことで早く乾きます。除湿器は湿っているぬいぐるみの湿気を吸い取ってくれるのでからっと乾きます。
布団乾燥機を使う
これもおウチにあればですが、布団乾燥機は高温の風を送ってくれるのでぬいぐるみが早く乾くだけではなく、布団乾燥機は高温の風を送れるのでダニ対策にもなります。
浴室乾燥機で乾かす
浴室乾燥機のあるおウチならば、他の洗濯物と一緒にぬいぐるみを干しても早く乾くのでおすすめです。
ぬいぐるみを干し方の注意点
ぬいぐるみは洗濯ばさみで挟んで乾かすのはNG
ぬいぐるみをの干し方でやってはいけない干し方は洗濯ばさみで直接ぬいぐるみの一部を挟んで干す方法です。洗濯ばさみを使って干してしまうと、せっかくきれいに洗ったのに形が崩れてしまったり、洗濯ばさみの跡が残ってしまいます。
直射日光が当たる場所での天日干しはNG
日光に当てることでふわふわになるイメージがあるかと思いますが、ぬいぐるみを干すときに天日干しをしてしまうと変色してしまうことがあります。
不安に思ってしまう場合は業者に依頼
ぬいぐるみの洗い方と干し方がよくわからない、ぬいぐるみを洗うと型崩れして元通りにならないのでは?と不安に感じてしまう場合には、クリーニング店や宅配クリーニングに依頼することをおすすめします。
部分的にシミになっている場合や汚れがある場合にはなおさら1度依頼してみましょう。また、業者によってはぬいぐるみのパーツが取れかかってしまっていたら修繕してくれる場合があります。
最後に
ぬいぐるみの洗い方も重要ですが、洗ったあとのぬいぐるみを乾かすための干し方も重要です。
丁寧な干し方をしなければ型崩れしてしまうこともありますし、間違った干し方をしたために中綿の奥までしっかり乾いていないこともあります。
そのせいでカビが発生してしまうなんてことも起こってしまいます。お気に入りのぬいぐるみは大切にいつまでも手元に置いて置きたいものです。
長く愛用するためにもきれいに洗ってしっかり乾かしましょう。