観葉植物の土の入れ替え方法!用土の選び方や注意点も

観葉植物

観葉植物は人気のインテリアです。鮮やかな緑色は見る人の気持ちを落ち着かせる効果があります。しかし、綺麗な状態を保つには手入れが欠かせません。特に重要なのが土の入れ替え。適したタイミングで、正しい入れ替えを行わなければ、観葉植物の成長を妨げてしまいます。今回は、観葉植物の土を入れ替える時期や入れ替え方法、注意点などを解説します。

観葉植物の土は1~2年で入れ替えが必要

観葉植物
観葉植物の土は、1年から2年で入れ替えなければなりません。その理由は、土の性質が変化するためです。

観葉植物には弱酸性から中性の土が使われます。しかし、使用し続けた土は酸性に傾くため、観葉植物が成長しない状態になってしまいます。

加えて、はじめは粒状だった土が粘土状に変化し、水はけが悪くなり根腐れを起こしてしまうのです。土の性質が変化するのは、大体1年から2年といわれています。

また、年月に関わらず、カビが発生した場合は、土の入れ替え時期とは関係なく土を取り除く必要があります。土の表面に白い粒を見つけたら、カビが発生した証拠です。

《 ポイント 》

  • 観葉植物の土は1年から2年で入れ替える
  • 観葉植物の成長や、土の性質が変化するため、土の入れ替えが必要になる
  • カビが発生した部分は入れ替え時期に関わらず取り除く

観葉植物の土の選び方

植木鉢に入ったスミレ
観葉植物の土選びの重要性や適している土の性質、土の作り方を紹介します。ただ初心者の方は、無理に自分で土を作らず、市販の培養土を購入する方がおすすめです。

観葉植物の土選びは重要

観葉植物にはそれぞれにぴったりな土を選ぶ必要があります。観葉植物は、鉢の中の土に含まれる養分と水分だけで成長するからです。

土は種類によって、含まれる材料の配合量が異なり、観葉植物の成長に適している土と適していない土があります。そのため、観葉植物を育てる際には、土選びが重要なのです。

《 ポイント 》

  • 土選びは重要
  • 観葉植物が成長しやすい土を選ぶ

ポイントと配合比率

観葉植物の土を選ぶポイントは、排水性・通気性・保水性・の3つが優れているものを選ぶことです。この性質を持つ土は赤玉土と腐葉土になります。また、カビ対策に効果的なピートモスを加えると育てやすい環境になるでしょう。

これら3つの土を正しく配合すると、観葉植物が育ちやすい土になります。配合の比率は以下をご覧ください。

  • 赤玉土:5
  • 腐葉土:3
  • ピートモス:2

以上の配合がベストです。土の粗さなどを考慮した配合比率になります。

《 ポイント 》

  • 観葉植物が育ちやすい土は、通気性・排水性・保水性が優れたもの

初心者は市販の「観葉植物の土」がおすすめ

観葉植物の土は、自分でブレンドして作ることもできますが、その分費用と時間がかかります。なので、初心者の方は自分で混合するのではなく、市販の培養土を購入することをおすすめします。

市販の観葉植物用培養土の種類はさまざまです。何を選べばいいのか悩みますよね。通気性、保水性に優れた市販のおすすめ培養土は下記です。

自然応用科学 観葉植物を楽しむ培養土

自然応用科学 観葉植物を楽しむ培養土5L 室内向け 水はけが良い

気になった方は園芸店やインターネットで購入するとよいでしょう。

《 ポイント 》

  • 自分で観葉植物用の土を作るのは手間とお金がかかる
  • 初心者の方は市販の培養土を購入するのがおすすめ

観葉植物の土の入れ替えのタイミング

ガーデニング中の背景
観葉植物を植え替えるタイミングや、理由を見ていきましょう。

入れ替えの適期

観葉植物の土の入れ替え時期は、成長期である温かい季節に行うのがベストです。入れ替えに適した時期は、比較的気温の高い5月の中旬から9月中旬の秋ごろまでになります。

観葉植物は寒い時期にさしかかると成長が止まってしまい、再生力も弱ってしまいます。また成長期以外に入れ替えを行うと根が衰弱してしまうので注意してください。

《 ポイント 》

  • 観葉植物の成長期に、土の入れ替えを行う
  • 成長期以外に土の入れ替えを行うと根が弱まる

観葉植物が大きくなったら

観葉植物の大きさが鉢のサイズに合わないほど成長すると、根詰まりを起こします。そのまま放置すれば、水はけが悪くなり根腐れの原因になるでしょう。鉢の底から根っこが飛び出すようなら、すぐに土を入れ替え、一回り大きな鉢に植え替えてください。

《 ポイント 》

  • 根っこが鉢の底から飛び出すほど成長したら植え替えの時期

元気がなくなったら

根詰まりなどが原因で空気や水の吸い方が弱くなり、元気がなくなってしまったら植え替えを行います。元気がないまま放置していても衰弱していくだけです。大きいサイズの鉢に植え替えて、株の調子を整えてあげましょう。

《 ポイント 》

  • 根詰まりなどが原因で観葉植物の元気がなければ、植え替えを行う

観葉植物の土を入れ替える方法

植え替えしている手
それでは、実際に観葉植物を植え替えるために必要なものや、手順を見ていきましょう。

用意するもの

  • ワンサイズ大きな植木鉢
  • 軽石
  • 培養土

手順

  1. 軽石を敷く
    植木鉢の底に、軽石を敷きます。
  2. 培養土を入れる
    植木鉢の1/3の高さまで培養土を入れます。
  3. 観葉植物を植える
    培養土を入れたら、観葉植物を植え替えます。腐った根っこがあれば、植え替える前に切り落としてください。
  4. 隙間に培養土を入れて固める
    観葉植物が倒れないように、隙間に培養土を加え、手で押し固めましょう。
  5. 水を与える
    土が固まるように、最後に水を与えてください。これで植え替え完成です。

観葉植物の土を入れ替えるときの注意点

植木鉢とバルコニー
入れ替えを行う際は、観葉植物をデリケートに扱わなければなりません。入れ替え時に丁寧に扱えるかどうかが、今後の成長に繋がります。

前の土を使わない

以前使っていた土は、観葉植物を育てる養分が残っていません。使い続けても観葉植物が成長しないので、前の土はすべて処分し、新しい土だけを使いましょう。

葉水を与えて乾燥を防ぐ

植え替えた直後は根っこが水を吸収できず、水を与えると根腐れする原因になります。しかし、土が乾燥しすぎるので、葉水を与えて土の乾燥を防ぎましょう。

しっかりと固定する

植え替えたばかりの観葉植物は、株が安定せずグラつきやすい状態です。安定していないと、根っこに負担を与えてしまいます。土が少ないことが原因です。
入れ替えの際に土を隙間なく入れて強く押し固めて固定しましょう。

《 ポイント 》

  • 古い土はすべて捨てて、新しい土を使う
  • 入れ替え後は、葉水を与えて土の乾燥を防ぐ
  • 土をたっぷり入れて手でギュッと押して固定する

観葉植物の土に関するQA

カビの生えた観葉植物
植物を育てるうえで注意しなければいけないのが、カビや害虫の存在です。土の上に白い虫や白いつぶつぶのカビを見つけたら、すぐに対処しましょう。

いくら正しく手入れしても、カビと害虫に狙われたときに対策を取らないと、あっという間に観葉植物は枯れてしまいます。

Q.観葉植物の土にカビが発生した場合の対策はありますか?

A.カビが発生した場合は、カビの生えた土だけを取り除いてください。発生を抑えるには、防カビ効果のある化粧石を土に加えましょう。

Q.観葉植物の土で気をつける害虫はありますか?

A.観葉植物の土から発生する害虫で、特に厄介なのがコバエ・トビムシ・アリです。これらの虫は、駆除しても次から次へと湧き出てくるので、一度発生したら完全に取り除くのが困難な害虫です。

Q.発生した害虫の駆除方法を教えて下さい

A.コバエの駆除方法は、生みつけた卵や幼虫を早めに取り除くことです。土の表面から2cmの深さの場所や、鉢の底に置いてある水の入った容器に卵や幼虫が浮いていることがあります。

トビムシは大量発生しやすく、手ですべて駆除するのは難しいです。殺虫剤を直接噴きかけてください。

アリは土の中に巣を作ることで発生するので、アリの巣専用の殺虫剤などを使用しましょう。また、アリが寄ってこないように、植木鉢の周辺に食べ物やお菓子のくずが落ちていたら掃除してください。

《 ポイント 》

  • カビの発生は化粧石で防ぐ
  • 観葉植物に発生する主な害虫はコバエ・トビムシ・アリ
  • 害虫によって駆除方法が異なる

さいごに

観葉植物を並べている棚
観葉植物は土の栄養だけで育ちます。なので、土の状態や性質は重要です。

土は時間の経過によって性質が変化し、観葉植物が成長できない状態に変化します。そもそも、土選びを間違えると、栄養を十分に補給できず、うまく成長できないでしょう。

また、観葉植物も生き物なので、成長の度合いに合わせて鉢の大きさを変えることも忘れてはいけません。入れ替えは観葉植物にとってもダメージを負いやすい行為なので、再生力の高い時期に、正しい方法で行ってください。

観葉植物の育て方に慣れてきたら、土の表面にカラーサンドを加えたり、土の代わりにゼリーボールを使用してカラフルでおしゃれな飾り付けに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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