食器を割った時に絶対してはいけないNG行為5選

割れた食器のNG行為

ガラス製の食器を割ってしまった時、つい慌てて片付けようとして怪我をしてしまった経験はありませんか。食器を割ってしまった時は、まず落ち着いて行動することが大切です。今回は食器を割ってしまった時に絶対してはいけない行為と、正しい対処法をご紹介します。

割れた食器は扱いを間違えると怪我の恐れ

割れた食器

日々使っている食器の中には、ガラス製の食器も多くあります。ガラス製の食器を使っているというご家庭も多いでしょう。

一方で、ガラス製の食器は、綺麗で油がこびりつきにくい反面、割れてしまうデメリットも持ち合わせています。割ってしまった場合、迂闊に触ってしまうと、手を切ってしまうなど怪我の恐れもあり、大変危険です。

食器を割ってしまうと慌ててしまうかもしれませんが、まずは落ち着いて行動することを心掛けましょう。また、間違った行為をしないよう、片付けを始める前に正しい対処法を知っておくことも重要です。

食器を割ってしまった時に絶対してはいけないNG行為

食器でケガをした女性

では、もしも食器を割ってしまった時、絶対にしてはいけないNG行為には、どのような行為が当てはまるのでしょうか。いざ、食器を割ってしまった時にも慌てることがないよう、ここで確認しておきましょう。

1.素手で破片を触る

割れた食器を素手で触る人

食器を割ってしまうと、「早く片付けないと!」と慌ててしまい、つい素手でガラスの破片を触ってしまうことはよくあります。しかし、迂闊に素手で触ってしまうと、破片で手を切ってしまう恐れがあるので、絶対にしてはいけません。

また、割ってしまった食器を片付ける際は、素足も絶対NGです。細かいガラスの破片が散らばっている可能性があるため、片付ける人はもちろん、周囲にいる人もスリッパを履くなどし、細心の注意を払う必要があります。

2.拾った破片をビニール袋に入れて保管

ビニール袋はNG

片付けたガラス片は、最終的にビニール袋など、管轄が指定している方法で廃棄するでしょう。しかし、拾った破片をそのままビニール袋に入れて保管するのは、絶対にNGです。

割れた食器は、鋭利な部分があるため、単にビニール袋に入れて保管してしまうと、ビニール袋を突き破ってしまう恐れがあります。それをうっかり触ってしまえば、手を切ってしまう恐れがあります。

また、ビニール袋にそのまま入れてゴミ収集所に出してしまうと、収集するゴミ収集の人が怪我をしてしまう恐れがあります。

自分や家族はもちろん、割ってしまった食器を廃棄してくれる人の安全面も考慮して、正しい方法で保管、廃棄することも忘れてはいけません。

3.子どもに片付けの手伝いをさせる

子供に破片は危険

親であれば誰もが理解しているとは思いますが、割れてしまった食器は非常に危険なため、絶対に子どもを近付けてはいけません。

「こっちに来ちゃダメよ」と言ってわかるならば良いですが、まだ言い聞かせてもわからない年齢であれば、ゲートを設けるなど、万一に備えて用意しておく必要があります。

4.掃除機をそのまま使って吸い取る

掃除機もよくない

最後に細かいガラス片が残らないよう掃除機を使う人は多いです。しかし、掃除機を使う場合は、そのまま吸い取ってしまうと掃除機内、あるいは掃除機のホースの内部が傷ついてしまう恐れがあるため、絶対NGです。

掃除機を使う場合は、ホース内にガラス片が入りこまないよう、ストッキングなどを被せてから吸い取るようにしてください。最終的に、捨てるために使うビニール袋や新聞紙の上で電源を切り、ストッキングごと捨てましょう。

5.割れた食器の分別をきちんと行わない

分別されていない食器

先ほどもお話しした通り、すべて片付けた後も注意が必要です。行政によって扱いは異なりますが、割れた食器やガラスなどをゴミとして出す際、正しい方法でゴミ出しするようにしましょう。正しい日に出さなければ、ゴミを回収する人が誤って手を切ってしまう恐れもあります。

ゴミ収集の日程やゴミの出し方などは、行政のホームページで確認できることが多いです。記載されていない場合は、直接問い合わせて確認しましょう。

食器を割ってしまった時の正しい対処法

割れてしまった食器は、素手で触ったり、間違った扱い方をすると大変危険です。怪我をしないよう、事前に正しい対処法を知っておくことが、怪我を防止することに繋がります。最後に、食器を割ってしまった時の正しい対処法をご紹介していきます。

食器が割れた時に備えて便利グッズを用意しておこう

コロコロ

食器を割ってしまった時の正しい対処法を知る前に、まずは食器が割れてしまうことを想定し、その時に備えて必要なアイテムを用意しておくことが大切です。主に、食器が割れた時に必要な便利グッズは、以下の通りです。

  • 厚みのある軍手やトング
  • スリッパ
  • 新聞紙
  • ビニール袋
  • ほうきとちりとり
  • 掃除機
  • 使わなくなったストッキング
  • ガムテープ
  • ぞうきん(古くなった布)
  • 輪ゴム

これらを揃えておくことで、いざ食器を割ってしまった時も安全に対応することができます。ガムテープの替わりに粘着ローラーを用意するなど、自分の使いやすいアイテムに代替えして用意しても大丈夫です。

大きな破片は軍手やトングを使って

軍手

必要なグッズを揃えたら、まずスリッパを履き、厚手の軍手やトングで大きな破片から拾っていきましょう。この時、子どもやペットは近付けないよう、柵を設けたり、言い聞かせたりしておきます。

大きな破片は重ねて新聞紙の上に置き、丁寧に包んでください。破片を包んだ新聞紙をビニール袋に入れたら、次の段階へ移ります。

小さな破片はほうきで対応

ほうきで掃除

大きな破片を片付けたところで、次に目に見える小さな破片を片付けます。小さな破片は細かいため、目に見える物であっても、ほうきとちりとりを使って集めてしまいましょう。ほうきとちりとりを使うことで、手を切る心配もありませんし、早く片付けることができます。

さらに小さな破片の場合は、ストッキングを被せた掃除機で吸い取り、そのまま新聞紙やビニール袋の中へと持って行きます。新聞紙やビニール袋まで持って行くことができたら、そこで電源を切りましょう。

ガムテープや粘着式ローラーで仕上げ

ガムテープ

「全部片付け終えた!」と思っても、フローリングの板と板の間などに、目に見えていないガラス片が落ちている恐れがあります。これを家族が踏んでしまうと危険です。念には念を入れて、ガムテープや粘着式ローラーを使い、すべて取り除きましょう。

最後に濡らした雑巾や古くなった布で床全体を拭いて完了です。この時、使った雑巾や古布にガラス片が付着している可能性があります。安全のため、そのまま一緒にゴミに出すようにしてください。

破片は必ず新聞紙などに包んで捨てよう

新聞紙

大きな破片や目に見える破片は、家族や回収する人の安全を考え、必ず新聞紙で包んだ状態で捨てるようにしましょう。使ったストッキングやぼろ布は、基本的に新聞紙に包んだ上で、ビニール袋に入れて廃棄する方法が一般的です。

行政によってゴミ出しの方法が異なる場合があるので、一度ホームページなどで確認してから、正しい方法でゴミ出ししましょう。

さいごに

割れているお皿

割ってしまった食器は、迂闊に触れてしまったり、最後の仕上げをせずに放置したりすると、自分や家族が怪我をしてしまう恐れがあります。正しく対処することで怪我をするリスクが減るので、日頃から準備をしておき、いざという時は落ち着いて行動するよう心掛けましょう。

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