ベーコンの賞味期限はどの位?正しい保存方法と美味しい食べ方

皿の上のベーコン

皆さんが大好きなベーコンの賞味期限はどの位か知っていますか?本来は塩漬けにしてから燻製という行程を経て、保存食用として作られてきたベーコンですが、最近の市販されているベーコンは、製造方法が違っているものもあり、品質や賞味期限にある程度幅があるようです。
賞味期限を過ぎたものはどうしたらいいのか、正しい保存方法はどうすべきなのか、そして美味しい食べ方などもお知らせします。

ベーコンの賞味期限とは

カットしたベーコン

ベーコンは豚肉を塩漬けにしてから燻製にするという、長期保存を目的としたものなので、ある程度長い賞味期限が設定されています。

しかし、最近は保存期間よりも味わいを重視して製造されているベーコンもあるので、ベーコンは製造方法によって賞味期限が大きく異なります。

基本的には購入時のパッケージに記載してある賞味期限を目安としましょう。

「10~20日」が一般的な賞味期限

ベーコンの賞味期限は製造過程で使用される塩水やメーカーによっても製造方法は異なるのですが、一般的な賞味期限を確認すると10〜20日程度と設定してあるものが多いです。

本格的に塩水に浸けて燻製にする昔ながらの製法で作られたベーコンの賞味期限は約3週間程度ですので20日程度と考えましょう。これはベーコン内に残る水分量が少ないので傷みづらいと考えられているためです。

スーパーやコンビニで購入することが出来るベーコンは、製造方法が異なり味わいを重視して、液体に浸けて作られていることが多いため水分量も多いので賞味期限が10日間程度とされています。

開封後の賞味期限は「3~4日」

パッケージに記載されている賞味期限は未開封の状態を想定して決められている期限です。

開封してしまうと空気に触れてしまうことになるので、雑菌や細菌が入ってしまう恐れやベーコン自体が酸化してしまい味も落ちてしまうので、3~4日以内で使い切るようにしましょう。

パッケージに記載されている通り、開封後はお早めに召し上がりください。

《 ポイント 》

  • パッケージに記載してある賞味期限を目安にする。
  • 一般的には10〜20日程度に設定してあるものが多い。
  • スーパーやコンビニで購入したものは液体に浸けて作られているため賞味期限は10日間程度。
  • 開封後は3~4日以内で使い切る。

ベーコンの賞味期限が切れたら

ベーコンアップ

賞味期限が過ぎたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。では賞味期限とはどういうことなのかしっかりと確認しておきましょう。

「賞味期限」と「消費期限」の違い

加工食品には必ず「賞味期限」か「消費期限」のどちらかが明記されています。その違いを説明すると以下の通りです。

賞味期限

賞味期限は美味しく食べられる期限を意味しています。比較的日持ちする加工食品に表示されています。

消費期限

消費期限は安全に食べられる期限を意味しています。5日未満のあまり日持ちしない加工食品に表示されています。

ベーコンはある程度日持ちする食品なので、ほとんどの場合、賞味期限の表示になっていますが、ベーコンを使ったサンドイッチなどの場合には消費期限で表示されています。

賞味期限が表示されている食品の場合、保存状態によりますが期限が切れてしまっていても、しばらくの間は食べることができます。

期限が切れてしまっているからと処分するのか、まだ食べても問題無さそうだからと食べるのかは個人の判断で決めましょう。最近は食品ロスの話題も多いので食品を無駄にしないよう、できるかぎり期限内で全て消費するようにしましょう。

メーカーの見解とネットの反応

賞味期限を少し過ぎても、状態によって問題なく食べることが可能ですが、販売するメーカーとしてはどのような見解でいるのか調べてみると以下のような話にたどりつきます。

メーカーA:
「ベーコンは賞味期限が切れてしまうと、品質が劣化してしまう恐れがあるので、賞味期限内に食べきることを推奨しています。」
メーカーB:
「賞味期限はあくまでも未開封の状態での期限になるので、開封した後は消費期限に関係なくできるだけ早めに食べきるようにしてください。」

このように、食品メーカーでは、食品の安全性を確保するために本来の賞味期限よりも短く賞味期限を設定しているので、実際には賞味期限の1.2倍くらいまでは、食べてもいいのではないでしょうか。

では、ネット上では、賞味期限切れのベーコンをどのように捉えているのか皆さんの声を紹介してみましょう。

賞味期限が切れたベーコンがあったとします。そのベーコンをどうしますか?

  • 「それをまだ2日しか経っていないと言って気にせずに食べる。」
  • 「賞味期限が切れて2日経ってしまったから加熱調理して食べる。」
  • 「未開封で冷蔵庫に入れてあったら1週間経過していても加熱調理すれば問題ない。」
  • 「変な臭いがしなければ加熱調理して食べる。」
  • 「賞味期限が過ぎたら絶対に食べない。」

など、賞味期限の捉え方も人それぞれのようですね。

食べてはいけないベーコンの見分け方

臭いがする

最初に異変を感じるのは臭いです。ベーコン特有の匂いとは異なり、酸っぱいような異臭がしていたら、既に細菌に感染していますので、食中毒を起こさない為にも食べずに処分してください。

変色している

新鮮なベーコンの色はピンク色、脂肪部分は白っぽい色をしていますが、それが灰色や茶色だったり、緑色の斑点がついていたら、腐っているものと判断して処分してください。

ヌルヌルしている

臭いや色で判断ができない場合は手で触ってみましょう。表面がヌルヌルして粘ついていたり、糸を引いてる状態のベーコンは腐っているものと判断して間違いありません。このようなベーコンを触った後は、しっかりと手を洗い殺菌を怠らないようにしましょう。

《 ポイント 》

  • 「賞味期限」と「消費期限」は違う。
  • 賞味期限内に食べきることを推奨している。
  • ネット上での賞味期限の捉え方は人それぞれ。
  • 臭いや色で判断ができない場合は手で触ってみる。

ベーコンの正しい保存方法

ベーコンかたまり

冷蔵保存の場合

保存食であるベーコンは、本来、常温で保存できるように、強い塩分と燻製という方法をとっていました。ですが、現在市販されているベーコンは、塩の量を少なくしているため、常温保存では腐りやすいので冷蔵庫に入れて保存しなくてはいけません。

保存方法のポイントは、いかにベーコンを空気に触れさせないかです。未開封であれば、買ってきたパックのまま冷蔵庫のチルド室に入れて保存しますが、開封したものは、ラップで包んで空気を抜き、フリーザーパックに入れてチルド室で保存するようにします。

ドアを頻繁に開け閉めする冷蔵室は、庫内の温度が不安定になるため、温度が一定に保たれやすいチルド室が最適なのです。開封後は早めに使いきるようにしますが、数日で食べきれない場合は、冷蔵庫から移して冷凍保存にしておいたほうがよいでしょう。

冷凍保存の場合

風味は落ちてしまうようですが、ベーコンを大量に購入した時などは冷凍保存がおすすめです。冷凍での保存期間の目安は1ヶ月程度です。ベーコン独特の風味が落ちても気にならない方は、もう少し長くてもいいでしょう。

スライスベーコンは、使う分に合わせて小分けにしてラップに包み、フリーザーパックに入れて冷凍してください。ブロックのベーコンはそのまま冷凍せずに、まずは使いやすい大きさにカットしてから、小分けにしてラップをし、フリーザーパックに入れて冷凍しましょう。

金属製のトレイにのせてから冷凍庫へ入れるようにすると急速冷凍ができます。

《 ポイント 》

  • 市販のベーコンは常温保存では腐りやすい。
  • いかにベーコンを空気に触れさせないかがポイント。
  • 未開封のパックのまま冷蔵庫のチルド室に入れて保存。
  • 開封後は冷蔵庫から移して冷凍保存にする。
  • 凍での保存期間の目安は1ヶ月程度。

冷凍したベーコンを解凍するコツ

ドアの開いた冷蔵庫

おすすめは冷蔵庫で自然解凍

冷凍ベーコンは、冷蔵庫でゆっくりと自然解凍するのが基本です。

時間はかかりますが、ベーコンから汁が出ないので、味や風味を保ちながら解凍できます。せっかく冷凍しても、解凍の仕方が悪いと美味しさを失ってしまいますので気を付けてくださいね。

時間がないときは流水解凍

少しでも早く解凍したい時には、氷水につけて解凍する方法を試してみてください。

ベーコンに水が入らないように、しっかりと密封してから氷水に入れます。この方法だと、冷蔵庫での解凍より早く、汁も出にくくなります。

それよりさらに、急いで解凍したいのであれば、その時は電子レンジの出番です。ただし、氷水につけて解凍する方法とは異なり、汁が出て、ベーコンの味や風味が損なわれてしまいます。

ちなみに、解凍せずに凍ったままのベーコンをお鍋に入れて調理しても構いません。

《 ポイント 》

  • 冷蔵庫でゆっくりと自然解凍。
  • 水が入らないように密封したものを氷水につけて解凍。
  • もっと急いでいる時は電子レンジを活用。
  • 解凍せずに凍ったままのベーコンで調理する。

ベーコンに関するQ&A

色々なベーコン

Q.ベーコンの種類と特徴を教えて下さい。

A.豚バラ肉から骨を抜き取ったものを塩漬けにしてスモークした一般的なベーコンの他に、豚のロース部分を用いたロースベーコン、豚の肩肉部分を使用したショルダーベーコン、加熱処理をしたあと、燻製にしないて生ベーコンがあります。

Q.ベーコンのカロリーと栄養素を教えて下さい。

A.ベーコンのカロリーは100g当たり405Kcal。タンパク質12.9g、脂質が39.1gと多いのでカロリーが高く、食べ過ぎると肥満の原因になってしまいます。糖質は0.3gと少ないので、糖質制限中や筋トレをしている人でも安心して食べることができます。

《 ポイント 》

  • ロースベーコン、ショルダーベーコン、生ベーコンなどの種類がある。
  • 100g当たり405Kcal。
  • カロリーが高く糖質が少ない。

ベーコンの美味しい食べ方

ベーコンと目玉焼き

ベーコンは、豚バラ肉を塩漬けにし、燻製によってつくられています。そうして作られたベーコンから、脂が溶け出すことで旨味やコクが生まれ、料理に深い味わいを加えることができます。

ベーコンは日常的にも使いやすく身近な食材なので、厚切りしたベーコンを贅沢にポトフに入れるなど、煮込み料理に使われることも多いようです。

また、フライパンで薄くスライスしたベーコンをカリカリに焼いたり、他の食材を巻いたりと、どんな料理にも合わせやすい食材なので、冷蔵庫にストックしているご家庭も多いことでしょう。

生クリームを使った濃厚でとろりとしたカルボナーラや、なすとベーコンをにんにくで炒めたものと、トマト缶を煮詰めてパスタとからめたり、皆さんご存知のとおりベーコンと相性のいい食材は数多くあります。

最後に

ベーコンと千切りキャベツ

ベーコンの賞味期限や正しい保存方法についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

メーカーでは賞味期限内に食べきることを推奨していますが、そもそも「賞味期限」とは、メーカーが保証できる「おいしく食べられる期間」のことです。なので、未開封の状態で表示されている保存方法を保つことが前提条件になっています。

ですが、賞味期限を過ぎたからといって、すぐに処分しなければいけないというわけではありません。その時の保存状態によって匂いや色を確認し、どうすべきなのかは個人の判断に委ねられています。

ご家庭やレストランで頂くだけでなく、お弁当やホームパーティーでも大活躍してくれるベーコン。とても使い勝手が良く、生肉とは一味もふた味も違う独特の塩気や風味のベーコンは、子供も大人も大好きな食材です。

正しい保存を心がけて、ぜひいろいろな場面で活用してみてくださいね。

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