ベランダで育てられる野菜9選!初心者にもおすすめな簡単な家庭菜園

バジルの家庭菜園

プランターを置けるスペースがあれば、手軽に始められるベランダの家庭菜園。スペースや日当たりの問題などもありますが、庭に出るより水やりもしやすく栽培の管理もやりやすいというメリットもあります。初心者の方でも簡単に育つ野菜やハーブをご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください!

収穫まで1カ月!短期間で育つおすすめの野菜4選

1.リーフレタス

レタスの家庭菜園

4~5月の春植えと9~10月の秋植えとあり、どちらも収穫まで1カ月程度と短い期間で育ちます。種からでも苗からでも育てられ初心者でもコツをつかめば長期間楽しめます。

少しだけ使う場合は、外葉を摘み取れば株の中心から次々と新葉が出てきます。数株プランターに植えておけば、いつでも新鮮なレタスが食べられます。乾燥を嫌うため、水やりは土の乾き具合をこまめにチェックしてください。

2.小松菜

小松菜

栄養も豊富でクセのない小松菜は、ベランダの家庭菜園でも楽しむことができます。種まきは3月中旬から10月まで、収穫期は5月から12月までと長い期間楽しめ、生長も早く1カ月程度で収穫できます。

20度前後の涼しい気候を好みますが、高温にも低温にも強く、ベランダのプランターで育てるにも失敗なく育てやすい野菜です。秋の種まきのほうが害虫が付きにくいため、初めて育てる場合は秋の種まきがおすすめです。

小松菜には品種がいくつもありますが、ベランダ栽培で育てやすい品種は「菜々美」「楽天」「春のセンバツ」「いなむら」などです。

3.ラディッシュ

ラディッシュ

大根の仲間であるラディッシュは赤くコロコロとしたフォルムが特徴です。サラダに使えば彩りが鮮やかになり葉の部分もえぐみが少なくお浸しやあえ物にピッタリです。栽

培期間も真夏と真冬以外は一年中作ることができ、収穫までの期間も1カ月程度です。小さな鉢やプランターでも育つため、省スペースで家庭菜園を楽しみたい方にもぴったりです。

4.ルッコラ

ルッコラ

ルッコラは胡麻のような風味があり、多少辛味も感じますが若い葉はサラダとして食べるととても美味しいです。パスタやピザにもよく合いますし、お浸しや肉料理の付け合わせにもおすすめのハーブです。

種まきから1カ月程度で収穫でき、発芽率が高く病気もあまりないため、家庭菜園の初心者にも失敗せず育てやすいです。時期をずらして種まきをすれば1年中収穫できます。

あると便利な薬味野菜とハーブのおすすめ5選

1.葉ネギ

葉ネギ

薬味として大活躍の葉ネギは冬を除けば1年中収穫ができます。種まきから収穫までは約2カ月半となるため、少量の栽培であれば苗を購入するのもおすすめです。乾燥にも強いほうで、頻繁に水やりをしなくても生長しますが、暑さと高温に弱いため夏場は半日陰で育てましょう。

2.青じそ(大葉)

大葉

青じそ(大葉)は日本の風土にとても適しているので、初めてでも種をまいておけば簡単に収穫できます。種まきは3月下旬~6月上旬、収穫時期は6~10月です。

ポイントを押さえて上手に育てれば葉の数を増やしてたくさん収穫ができます。葉ネギと並び薬味として大活躍の植物ですのでおすすめです。

3.三つ葉

三つ葉

三つ葉は日陰でも育てられる野菜として人気です。さわやかでさっぱりとして風味は、お吸い物や茶わん蒸しなどの和食はもちろん、お浸しやあえ物でも美味しく食べられます。

種まきは3~4月、収穫時期は5月~11月です。背丈が25㎝ほどになったら収穫ができます。先端の柔らかい茎と葉を切り落として使っていくと、新しい葉が次々伸びて長く楽しむことができます。

4.バジル

バジルの家庭菜園

バジルは独特の風味でイタリア料理には欠かせないハーブの1つです。パスタやサラダ以外にもさまざまな料理に使えて、初心者でも簡単に育てやすいです。

植え付けは4~6月、収穫は7~10月です。発芽率が高いので種まきから始めると大量に育つこともあるため、初めのうちは苗を購入して栽培を始めてみましょう。

5.ミント

ミントの家庭菜園

清涼感が特徴のミントはハーブティーやスイーツ、料理など幅広く楽しむことができるハーブです。ミントにはたくさんの品種があり観賞用のものもあります。お茶や料理に使いたい場合は「ペパーミント」「スペアミント」を選んでください。

繁殖力が強く初心者でも簡単に育ちますが、他の植物を枯らしてしまうこともあるため混植はせず1つの鉢に1種類のミントを植えるようにしましょう。種まきは3~6月または9~11月で、真冬以外は収穫ができ長く楽しめます。

さいごに

ベランダでも手軽に育てられる家庭菜園は、いくつも育ててみたくなりますがレイアウトには気を配りましょう。

例えば、室外機の前と熱風の通り道には置かないようにします。また、土や枯れ葉で排水口が詰まっていないか定期的に確認してください。集合住宅では避難経路となっているため、災害時に邪魔にならないよう置きましょう。

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