ネギの洗い方!旨味成分を逃さないよう正しく洗おう

ザルにのったネギ

ネギは一年中スーパーなどで購入でき、日本人にとって馴染みの深い野菜です。泥付きネギ以外はきれいな状態でパックされ店頭に並んでいますが、調理の際に洗うべきか洗わずに使うべきか、ちょっと迷いますよね。そこで今回は、ネギの正しい洗い方と切り方、保存方法などについて詳しく紹介したいと思います。

ネギは洗う?洗わない?

机の上のネギ

ネギの白い部分と緑の部分の境目は、よく見ると泥が詰まっていることがあります。白い部分は土に埋まっていた部分なので、根元付近に泥が付いていることも。

ネギを購入したら、まず根元と緑色の部分を流水で軽く洗ったほうがいいでしょう。

ネギの洗い方

ネギを洗う

ネギの白い部分と緑の部分には、それぞれに洗い方のポイントがあります。正しい洗い方を見てみましょう。

白い部分

ネギの白い部分はそこまで汚れていないので、水で優しく洗えばOKです。ネギの中にあるゼリー状のネバネバ部分はうまみ成分なので、洗わずにそのまま使用しましょう。

葉の青い(緑色)の部分

はじめに説明したように、葉の青い(緑色)の部分には土がたまっていることがあるので、土のたまっている葉の付け根を手で開きながら、流水でよく洗いましょう。

緑の部分を捨ててしまう方もいるかもしれませんが、捨てるのはもったいないです。緑の部分には栄養素がたっぷり含まれており、出汁の材料にすると旨味が出て、肉や魚の臭み消しにもなります。

《 ポイント 》

  • ネギの白い部分は軽く洗えばOK!
  • ネギの中にあるゼリー状のものはうまみ成分なので、洗わずに料理に使う
  • ネギの青い(緑色の)ところの洗い方…指で開きながら土を流水で流す
  • ネギの緑の部分はダシに使うのがおすすめ!肉・魚の臭み消しにもなる

ネギの切り方と使い方

まな板にのったネギ

ネギはどんな料理にも合う万能野菜。料理に合った正しい切り方で、ネギの美味しさを最大限に活かしましょう。

基本の切り方

ネギの基本的な切り方は、以下のとおりです。あらかじめ根元を切り落としておきましょう。

  • 斜め切り
    好みの幅で等間隔に斜めになるように切る。
  • 小口切り
    1~3ミリの幅で切る。
  • みじん切り
    繊維に対し平行に切れ目を入れる(3~6本ほど)。切れ目に対して垂直に切る。
  • 白髪ねぎ
    繊維に対し平行に5センチ幅に切る。このとき、表面のみ切れ目を入れて芯を抜き、繊維に対して平行に1~2ミリの幅で切る。

白髪ねぎは、ネギの白い部分のみを使います。細く切れば切るほど、きれいに仕上がりますよ。

《 ポイント 》

  • ネギの切り方には、斜め切り、小口切り、みじん切り、白髪ねぎの切り方がある
  • 白髪ねぎは、ネギの白い部分の表面だけを使う

白い部分の下部

ネギの白い部分の下のほうは、加熱することで甘みが増し、とろみが出るのでじっくり火を通すとより美味しくなります。

おすすめの切り方

  • 白髪ねぎ
    外側は白髪ねぎに、芯の部分は汁物などに使う。
  • 小口切り
    生で薬味として食べる、汁物に浮かべる。
  • 輪切り
    広めの幅で切り、焼く&煮る。

おすすめの料理

  • 素焼き
  • ネギぬた
  • 冷奴
  • スープやみそ汁の具

《 ポイント 》

  • ネギの白い部分の下部は甘みが強く、加熱するとトロッとした食感になる

白い部分の上部

ネギの白い部分の上のほうは香りがよく、根元付近よりも柔らかいのが特徴です。適度な辛さと甘さがあり、さまざまな料理に合います。

おすすめの切り方

  • 細めの斜め切り
    細めに切ることで、あらゆる料理にマッチする。

おすすめの料理

  • ラーメンやうどんの具
  • 素焼き
  • スープやみそ汁の具

《 ポイント 》

  • ネギの白い部分の上部は辛みと甘みのバランスがいい
  • どんな料理にも合わせやすい

白と青(緑色)が混ざっている部分

ネギの白い部分と緑色の境目部分は、辛みと甘みの両方が入り混じった味わいです。内側には白くフワッとした感触の「わた」があり、加熱するととろみが出て美味しいです。

おすすめの切り方

  • 縦切り
    5センチ幅に切る→繊維に対し平行に切る。太い幅で切ると炒め物に合う。

おすすめの料理

  • 炒め物
  • ラーメンやうどんの具
  • スープやみそ汁の具

《 ポイント 》

  • ネギの白い部分と緑色の部分の境目付近は、白いわたがあり加熱するととろみが増す

葉の青(緑色)の部分

ネギの葉の部分は、もっとも辛みが強く、中にヌルヌルしたわたが入っています。わたが少ない葉先部分は、薬味におすすめです。

おすすめの切り方

  • 小口切り
    葉先を使う。生で薬味として食べる、汁物に浮かべる。
  • 角切り
    繊維に対し平行に切った後、繊維に対し垂直に細かく切る。生食の場合はわたを取る。
  • 縦切り
    繊維に対し平行に、5センチ幅に切る。太い幅で切ると炒め物に合う。

おすすめの料理

  • 薬味として添える
  • 炒め物
  • ラーメンやうどんの具
  • スープやみそ汁の具

《 ポイント 》

  • ネギの緑色の部分は辛みが一番強い
  • 薬味に最適!

ネギの保存方法

束になったネギ

ネギの保存方法は、以下の4通りあります。ネギを乾燥から守ることで、より長持ちさせることができます。

  • 土に埋めて保存
    白い部分を土に埋める。保存期間は約2ヶ月。
  • 常温保存
    濡らした新聞紙でネギ全体を包み、根元を下にして立てて冷暗所に置く。保存期間は冬は約3週間、夏は2日~1週間。
  • 冷蔵保存
    白い部分と緑の部分の境目でカットし、濡らしたキッチンペーパーで全体を包む。フリーザーパックに入れて根元を下にして立てて野菜室に入れる。保存期間は約2週間。
  • 冷凍保存ネギを小口切りや斜め切りにしてラップで包み、フリーザーパックに入れ冷凍庫に入れる。保存期間は約1ヶ月。

泥付きで根っこが付いたままのネギをたくさん入手したら、庭の土に埋めてみましょう。1ヶ月以上も新鮮な状態で保存できるので、庭がある方にはおすすめです。

《 ポイント 》

  • 根っこ付きのネギを土に埋めると、長期間新鮮なまま保存できる
  • ネギを常温や冷蔵保存するときは乾燥しないように注意し、立てて保存する

ネギに関するQ&A

流水でネギを洗い流す

ネギの性質について、3つの質問にお答えします。

Q.ネギ特有の強い香りの成分をなんと言いますか?

A.ネギ独特の香りのもとは、「硫化アリル」です。ネギを細かく切ることで、硫化アリルが多く揮発します。切ってから時間がたつと、香りが弱くなります。

Q.その成分の期待できる健康効果は何でしょうか?

A.硫化アリルには、血行促進や疲労回復、抗菌効果などが期待できます。ほかにも、ビタミンB1の吸収をサポートしたり、消化液の分泌を促進させたりする効果が期待できます。

Q.葉の青(緑色)の部分と白い部分では栄養価は違うのでしょうか?

A.ネギの緑の部分は緑黄色野菜、白い部分は淡色野菜に分類され、それぞれの栄養価はだいぶ違います。ネギの緑の部分にはカロテンやカリウムが多く、白い部分には硫化アリルが多く含まれます。

ネギを食べることで抗菌効果や血行促進効果が期待できるので、風邪予防におすすめです。

《 ポイント 》

  • ネギの香りは硫化アリルによるもの
  • ネギを食べることで、血行促進・疲労回復・抗菌効果などが期待できる
  • ネギの青い部分にはカロテンがたっぷり含まれる

ネギの選び方

みずみずしいネギ

新鮮で美味しいネギには、以下の特徴があります。

  • 全体的に弾力がある
  • ずっしりと重みがある
  • 白い部分がギュッと詰まって固くなっている
  • 白色と緑色がはっきりしている
  • 葉先までみずみずしくハリがある
  • 緑の部分の表面にうっすら白い粉状のものが付いている

スーパーなどでネギを購入する際には、上記のポイントをチェックしましょう。

《 ポイント 》

  • 美味しいネギは全体的にみずみずしいハリがある
  • ネギの白い部分が固く重みのあるものを選ぶ!
  • ネギの葉の部分が鮮やかな緑色で、表面に白い粉状のものが付いているとgood

最後に

美味しそうなネギ

スーパーなどに並ぶネギは、どれもきれいな状態でパックされています。しかしネギを洗わずに料理に使うと、緑色の付け根部分に土が残っている場合があるので、注意してください。

ネギは、いろいろな料理に使える健康野菜です。常にストックし、正しい洗い方で上手に活用しましょう。

ザルにのったネギ

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