実は、白菜には『NGな食べ方』がある?!美味しく食べるためのコツ5つ

冬になると旬を迎える白菜は鍋料理には定番の野菜の1つです。スーパーでは主にカットされている白菜が売られていますが、実はカットされている白菜と丸ごとの白菜では美味しく食べるための使い方が違うこと、ご存じでしょうか?鮮度を保ってより美味しくたべるためのコツをご紹介します。

1.カット白菜を『外側の葉』から使うのはNG!?

カットされた白菜

カットされている白菜は、一般的に外側の葉から使うことが多いでしょう。ですが、鮮度を保つ使い方は内側の中心部分から使っていくのが正しい食べ方です。それは知らなかった、という方も多いのではないでしょうか。そのように言われている理由をご説明します。

植物は花を咲かせ種を作り子孫を残していてくため、花を育てようと栄養を花のほうに流してく特質があります。白菜においては花を咲かせる成長点が芯の真上にあります。

収穫前は根の部分が土から栄養を吸い上げますが、収穫された白菜はすでに持っている栄養分を使うしかなく、栄養を成長点に送ろうとする動きが働くのです。つまり、内側の中心部分から使っていくと、外側の葉の栄養が内側に移ってしまうのを防げることになります。

カットされている白菜は外側の葉から順に使わず、中心部分から食べるのが白菜の鮮度を保ちながら食べる方法となります。新鮮さを保てる他にも、栄養が蓄えられた外側の葉は、購入した時よりも甘みが増して美味しく食べれます。

2.丸ごとの白菜は外側から使う

丸ごとの白菜

カット白菜ではなく「丸ごとの白菜」は外側から使い、小さくなったら冷蔵庫で保存するのが正しい使い方です。切った断面部分から傷み始めるため、芯をくりぬくなどもせず外側から使い始めます。

乾燥に弱いため、新聞紙などで全体を包み暖房のきいていない冷暗所などに立てて置きましょう。生えているときと同じ状態で保存することで、余計な負担がかからず長ければ2週間くらいは鮮度を保つことができます。小さくなってきたら冷蔵庫の野菜室へいれるようにすると良いでしょう。

3.白菜は生のほうが栄養をそのまま取り込める

並んでいる白菜

白菜はくたくたに煮込んで食べるのも美味しいですが、サラダとして生で食べると、みずみずしく独特の食感があり美味しく食べることができます。副菜の定番でもある白菜の浅漬けも生で食べる食べ方ですね。

白菜は約95%が水分のため栄養価は多い量ではありませんが、ビタミンC、カリウム、ミネラルをはじめ、食物繊維も豊富なためバランスが良い野菜です。淡白な味わいで他の食材との相性も良いので、鍋料理には欠かせない野菜です。

しかし、ビタミンなどの栄養素は長時間の加熱で壊れてしまったり、カリウムなど水溶性の栄養は水に溶け流れやすくなっています。熱に強い食物繊維などは残っていますが、白菜の栄養を十分に取り入れるには生で食べるほうがおすすめです。

加熱の際は、火の通し過ぎは控え、流れ出た栄養素を一緒に食べられるようスープを少なくするレシピなど工夫してみると栄養分を逃さず食べることができます。

4.外側の葉はしっかり洗ったほうがよい

漬けられた白菜

白菜などの結球野菜は病害虫に弱く、農薬が残っている心配があります。最も農薬が付きやすいのはやはり外側の葉になります。一番外側の葉は使わず捨てるか、十分に洗ってから使うよう心がけると安心です。

白菜の洗い方は、流水で30秒以上流して、生で食べる場合はさらにキレイな水でさらして使うと良いでしょう。加熱する場合も、30秒ほど茹でこぼして使うと安心です。

また、生で食べる場合は外側の葉より内側の中心に違い方が葉は柔らかく甘味も強いと言われていますので、サラダには中心部分を使うのがおすすめです。

5.生食はおすすめだけど食べ過ぎはNG

白菜を包丁で切る

白菜のようなアブラナ科の植物には「ミロシナーゼ」という酵素が含まれています。この酵素は加熱すると効果がなくなりますが、生のまま食べすぎると甲状腺ホルモンの分泌に必要なヨウ素の取り込みができなくなるそうです。

甲状腺ホルモンの濃度が下がると、全身疲労や呼吸不全などひどくなると昏睡状態になることもあるそうです。

ただし、このような症状が出るのは毎日1㎏以上という大量の白菜を1カ月以上食べ続けた場合です。普段の食事ではそこまで多く食べることはありませんが念のため覚えておくと良いでしょう。

さいごに

スーパーで売られている白菜はカットされている白菜が多いと思います。美味しい白菜の選び方は、葉がギュッと詰まっていて外の葉は黄色くなっていないものを選びましょう。

また、中心部にハリがあるかもチェックしてみて下さい。購入後に使うときはぜひ内側の中心部分から使ってくださいね。

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