『冷蔵庫なし』でも生活は可能?常温で保存できる食材8つ

ピクルス

冷蔵庫は無くては生活に困るというイメージがありまるよね。食材を保存するためには必要なものです。ですが、冷蔵庫が無くても常温で保存できる食材もいろいろあり、冷蔵庫が無くてもきちんとした食生活を実現することもできるのです。冷蔵庫無しの生活が可能な理由や常温で保存できる食材をご紹介します。

『冷蔵庫なし』でも生活は可能!

料理をする主婦

冷蔵庫が無くても保存できる食材はある

冷蔵保存しているものの中には、実は常温保存のほうが向いている食材もあります。そして、冷蔵庫が無くてもコンビニのお弁当やお惣菜だけに頼るようなこともなく、バランスの良い食事で生活することは可能です。

ちなみに、常温保存とは温度15~25℃、直射日光が当たらず湿度が低い場所で保存していることを指します。

「冷蔵庫無し生活」のメリット・デメリット

冷蔵庫は設置したら常に稼働して使うものなので、電力を使いっぱなしの家電が減ることは電気代の大きな節約になります。また、無駄に多くの食材をストックするという習慣もなくなります。さらに、冷蔵庫を置かなければ、そのスペースを有効活用できます。

さらに、飲み物は常温で飲むことになるため、体が冷えにくくなります。一方、デメリットは夏の暑い日など冷たいものがいつでも飲めない点や、生鮮食品など冷蔵庫がないと食べることができないものがある点などです。

冬は常温でも安全な食材もある

冬場は暖房がきいていない部屋であれば、保存できる食材の幅がかなり広がります。冷蔵庫の温度は3~6℃ですが、スーパーなどで売られている食材の保存は10℃以下が目安となっています。

お刺身なども物によっては「要冷蔵10度以下」という表示されていることもあります。住んでいる地域で変わりますが、寒い季節は暖房のきいていない部屋は冷蔵庫代わりとして食材を保管することも可能でしょう。

常温で保存できる8つの食材

1.パックご飯・餅

パックご飯

お米は冷暗所であれば常温保存できますが、炊いたご飯の保存は常温では半日から1日で長期保存はできません。ですが、炊いたご飯を無菌包装されている「パックご飯」は常温で長期保存が可能です。

電子レンジで温めるほか湯せんもでき、炊きたてと同じようなふっくらとした美味しいご飯が簡単に食べれます。また、個包装で真空パックになっている餅は、常温保存が可能です。空気に触れてしまった場合は、常温保存はできずカビが発生しやすくなりますので気を付けて下さい。

2.パン

美味しそうなパン

サンドイッチやクリームを使っているパンは別として、食パンなどのパン類は賞味期限内は常温保存が向いています。パンは時間とともに水分を失っていきますが、冷蔵庫の保存は乾燥して硬くなりやすい条件がそろっているため、冷蔵庫があっても常温保存のほうがむいている食品です。

3.いも・根菜類

根菜類

いも類は低温に弱いため、新聞紙などで包んで直射日光の当たらないところで保存できます。ニンニクは湿度の弱いので、冷蔵庫ではなく風通しの良い場所に置くほうが適しています。根菜類も直射日光を避けた場所で常温保存ができます。

4.夏野菜

夏野菜

ナスやトマトなどの夏野菜は、冷蔵庫に入れると低温障害がおこりやすく常温保存が向いています。できるだけ涼しい場所で保存しておきましょう。

5.果物

バナナ

暖かい地域で育ったバナナやマンゴーなどの果物やリンゴなどは常温保存できます。暖房のきいた場所を避け、できるだけ涼しい場所で保存します。

6.たまご

たまご

たまごはスーパーなどでも常温で売られています。冷蔵庫での保存が望ましいですが、常温保存もできる食材です。

たまごは季節によって賞味期限が異なり、夏場の暑い季節は賞味期限が2週間程度と冬場に比べて短くなっています。心配な場合は生で食べずに加熱調理して食べるのが良いでしょう。

7.粉チーズ

粉チーズ

一般的にチーズなど乳製品は冷蔵保存ですが、粉チーズは固まりやすいため冷蔵保存より常温保存が適しているそうです。真夏などの暑い日や冷暗所が確保できない環境であれば、常温保存は避けたほうが良いですが、常温保存もできる食材です。

8.ロングライフ牛乳

牛乳

普通の牛乳は冷蔵保存が必須ですが、ロングライフ牛乳という常温保存できる牛乳があります。この牛乳は冷蔵の牛乳と製造工程が違うことで常温保存が可能になっています。

保存料などの添加物が使われているわけではなく、中身も容器も減菌され細菌数ゼロで製造されていることで未開封であれば常温保存ができるようになっています。

さいごに:缶詰やレトルトも応用すれば十分可能!

ピクルス

冷蔵庫はあるととても便利な家電ですが、冷蔵庫無しでも常温保存できる食材は意外と多くあります。いろいろな野菜で作れるピクルスも常温保存が可能で、長期保存ができる缶詰やレトルト食品を活用すれば、冷蔵庫無しの生活も十分可能でしょう。

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