目次
ブルーベリーの旬と産地
ここからはブルーベリーの旬とそれに関連する産地について紹介します。国内と国外では違うので注意しましょう。
国内で作られているブルーベリーの場合
日本のブルーベリーの主な旬は6月〜8月にかけての夏の季節です。
同じものでも品種によって夏の中で旬が異なることがあります。なので、自分の好きな味の種類を覚えておくことが大切です。
生産量が一番多い産地は長野県で、全国の生産の2割を占めています。他にも茨木県や群馬県、千葉県などが出荷量が多い地域となっています。
輸入されているブルーベリーの場合
輸入されているブルーベリーは年間を通じて食べることができます。輸入先の多くはアメリカやニュージーランドなどです。
ちなみにノルウェーも産地として上がってくることがありますが、ノルウェーで採れるのはビルベリーなので注意しましょう。
《 ポイント 》
- 国内産の旬は、6月〜8月にかけての夏の時期
- 日本で生産量が一番多いのは「長野県」
- 輸入物は年間通じて出回る
- アメリカやニュージーランド産が多い
ブルーベリーの旬の時期は品種によって変わる
ここからはブルーベリーの品種別の旬をお伝えします。品種を覚えて自分の好きなブルーベリーを探しましょう。
ブルーベリーの品種は主に3つです。
ハイブッシュ系
アメリカ北東部に自生していたハイブッシュ系は果実が大きめで、品質は良好なものが多いです。
チャンドラーという品種は500円玉くらいになります。甘みと酸味のバランスが絶妙にいいのでブルーベリーの代表格といえるでしょう。
旬を迎える時期は6月の下旬〜7月の中旬くらいです。他の品種に比べると早く食べごろを迎えることができます。日本では北海道で育てられることが多いです。
ラビットアイ系
アメリカ南部に自生していいたものを改良してできたラビットアイはその名の通りうさぎの目のような赤い果実を実らせることから、この名前が付いています。
品質に関しては問題ないですが、ハイブッシュ系と比較すると大きさはやや小さめにできています。出回るのは7月上旬〜9月の下旬。比較的長期で楽しめます。
代表的なティフブルーは糖度が高いことで有名です。
ローブッシュ系
アメリカ北部やカナダなど寒冷地に自生しているローブッシュ系の特徴は風味があります。生食ではなくジャムやジュース、サプリメントなどの加工食品で使われることの多い品種です。
日本で収穫はあまりされていませんが、代表的な品種にはチグネクトがあります。収穫できるのは6月中旬〜7月中旬です。
旬のブルーベリーの選び方
ここからは選び方を紹介します。選び方を知っているといつでも美味しいブルーベリーを食べることができるので覚えて実践してみてください。
粒の大きさや色
まずは大きさをチェックします。周りのものと比べて大きく、ふっくらとしたものを選んであげましょう。
小さいものは酸味が強い場合が多いです。また、皮の色が濃くハリがあるものが新鮮である証です。キレイで大きなブルーベリーを選びましょう。
表面の白い粉にも注目
色を見るときには表面にも注目しましょう。
ブルーベリーの表面を見てみると白い粉が付いていることがあります。これはカビではありません。ブルームと呼ばれるものです。ブルームは乾燥から自分を守るためにできたもの。
多く付いていればいるほど、新鮮な証拠です。ブルームが付いているものはとても甘いです。購入するときにはよく見てみましょう。
《 ポイント 》
- 粒が大きいもの、皮の色が濃いものがオススメ!
- 表面についている白い粉は「ブルーム」
- 「ブルーム」がついていると新鮮で甘い!
ブルーベリーの保存方法と食べ方
美味しいブルーベリーを選べたところでここからは保存方法を紹介します。保存法がわかっていると長期で楽しむこともできます。
新鮮なうちに皮ごと食べるのがおすすめ
まずは柔らかさを保ちながら保存できるやり方です。
- 傷んでいるものを捨てる
- フリーザーバックに入れて封をする
- 冷蔵庫の野菜室に入れて完了
傷んだブルーベリーと一緒に保存しておくと、日持ちせず他のもの傷んでしまいます。また、フリーザーバックで密閉することで乾燥を防ぐことが可能です。
保存期間は1週間です。早めに消費するようにしましょう。
長期保存したい場合は「冷凍」
冷蔵保存よりも長く保存するときに役に立つ方法です。
- 傷んでいるものを捨てる
- 水で洗う
- ザルに上げて水気を切る
- キッチンペーパーで水気を拭く
- フリーザーバックに入れる
- 密閉して冷凍庫に保存する
ブルーベリーの表面に水分が残っているとくっついて冷凍されてしまうので使いにくくなります。小分けにして冷凍すると管理がしやすくなります。保存期間は1年くらいです。
ジャムやソースも人気
ブルーベリーはジャムやソースに加工してしまうのも人気があります。
自分で作るジャムやソースは甘さのコントロールができ、作るのも簡単です。1度加工してしまえば長持ちするので、1〜2週間は楽しむことができます。ヨーグルトやケーキに添えて楽しむことができます。
ブルーベリーに関するQ&A
ここからは初心者の方にありがちなよくある質問にお答えします。
A.あります。実がついている軸の先端が黒くなっているのがサインです。
A.1粒ずつ収穫して、頻度は3〜5日おきぐらいにしましょう。
A.相場は800〜1300円くらいです。
ブルーベリーの栄養価と効能
最後に栄養価と効能についてお伝えします。よく言われているのがアントシアニンが含まれているので目にいいという効能です。しかし、他にも効能はあります。詳しく見ていきましょう。
ブルーベリーに多く含まれている成分としてアントシアニンとビタミンEがあげられます。アントシアニンはポリフェノールの一種であり、がんの原因になっている活性酵素を抑える働きがあります。また、骨粗しょう症の予防にも役立ちます。ビタミンEには抗酸化作用があるので、カラダの老化を防ぐことが可能です。
様々な効能があるのでカラダにいい果物であると言えます。
《 ポイント 》
- 多く含まれているのは「アントシアニン」と「ビタミン」
- 目以外にもがんや老化防止に役に立つ
最後に
ブルーベリーの旬について紹介しました。ブルーベリーは1年を通して出回っていますが、正しい旬は夏です。品種によって細かい旬は違うので注意しましょう。
また、美味しい果実の選び方を紹介したので参考にしてください。紹介した保存方法も参考に、長く楽しめるよう工夫してみてください。
ブルーベリーは美味しいだけでなく、カラダにも良い果物なので、積極的に摂るようにするといいですね。