【東京23区】治安が悪い街5選!犯罪件数が多い街はどこなの?

東京の繁華街

娯楽や観光名所も多く、世界中から多くの人が集まる日本の首都・東京。しかし、犯罪発生率は高く、東京都内に住む際は、治安の良いエリアと悪いエリアを下調べする必要があります。今回は東京23区の中でも、治安が悪いとされている街を理由と共にご紹介していきます。

犯罪認知件数ワースト1位の東京

東京タワーが見える景色

日本の首都として知られる東京は、日本人だけでなく、海外からも多くの人が訪れる街です。東京タワーやスカイツリー、浅草寺など、観光名所も多く、若い人からご高齢の方まで、幅広い世代で賑わう街でもあります。

娯楽の多い東京は、人口100人当たりの犯罪件数を割り出した犯罪発生率では、47都道府県のうち第7位に位置していますが、認知されている犯罪件数ではワースト1位と、日本国内で最も犯罪件数が多い街と発表されています。

人の出入りが激しい分、犯罪件数も多い

日本国内で最も犯罪件数が多い街として発表されている東京ですが、これには人口の数が大きく関係していると考えられます。日本の首都として、日本各地からも多くの人が集まる東京には、日本国内だけでなく、海外からも多くの外国人観光客が訪れています。

また、近年、海外から仕事のために移住する外国人も急増しているため、日本人による犯罪だけでなく、外国人による犯罪が急増していることも一因です。

多くの人が飛行機はもちろん、新幹線や電車、車を利用して出入りするエリアのため、それに伴い、犯罪件数が増えていると考えられます。これは東京に限らず、全国的に見ても人の出入りが多い街に言えることです。

東京23区内で特に治安の悪い街5選

夜の東京

日本で最も犯罪件数が多い東京。その中でも、東京23区に絞り、特に治安の悪い街を理由と共に列挙していきます。子育て世帯や1人暮らしを検討している女性は、特に気を付けるべきでしょう。

1.大田区蒲田

大田区蒲田

大田区内でも最も犯罪件数の多い蒲田周辺は、「東京のスラム街」と称されることもあるほど、都内では治安の悪い街として有名です。賃貸の家賃相場を見ても、ワンルームが約6万円前後と都内でも安く設定されています。

蒲田で特に多い犯罪は、自転車の窃盗です。年間290件超えの自転車窃盗が横行しているため、ほぼ毎日1台自転車が盗まれている計算になります。

自転車の窃盗に続き、万引や暴行、さらに夜間を狙った強盗なども多い傾向にあります。窃盗だけでなく、暴力的な犯罪も多く横行しているため、非常に治安が悪いと言えるでしょう。

2.足立区北千住

足立区北千住

東京でも治安が悪いという印象の強い足立区内でも、北千住は最も犯罪発生率が高いエリアとなります。5路線が入り組むため、多くのエリアから多くの人が集まりやすいため、犯罪の温床となりやすい傾向にあるのです。

北千住駅を中心に、駅周辺の犯罪が多い傾向にありますが、近年、繁華街エリアである西口よりも、住宅街が広がっている東口の方が犯罪発生率が高くなっています。そのため、住むに適したエリアとは言い難いです。

防犯カメラは他のエリアに比べて多く設置されていますが、その分、犯罪件数が多い表れでもあります。また、最も多い犯罪が暴行である点も見過ごせません。

3.豊島区池袋

豊島区池袋

毎日朝から晩まで賑わう池袋は、ショッピングモールや娯楽施設も多く建ち並ぶエリアです。そのため、住人だけでなく、他のエリアからも多くの人が集まるため、犯罪発生率が高くなりがちです。

やはりこちらも池袋駅周辺の犯罪件数が多い傾向にありますが、特に東口は犯罪件数が多いです。池袋駅東口だけでも、年間500件超えの犯罪が起こっており、その内の1割がスリであると発表されています。

風俗店やキャバクラ、ラブホテルが多く建ち並んでいるエリアでもあるので、夜に犯罪が横行する傾向が強いエリアです。

4.渋谷区渋谷駅周辺

渋谷のスクランブル交差点

日本の首都・東京の中でも、人が多く集まる中心部として有名な渋谷駅周辺は、仕事で訪れるビジネスマンから、娯楽を求めて訪れる学生まで、世界中から多くの人が集まります。

それに比例して、犯罪件数も多いです。買い物できる店舗数も多いことから、最も多い犯罪が万引きです。次いで暴行が多い結果となっています。

実は渋谷区に住んでいる人口は約23万人と、特別人口が多いエリアではありません。それを踏まえて考えると、どうしても犯罪発生率が高く、他のエリアから訪れる人が犯罪を起こしている確率が高いことがわかります。

5.新宿区歌舞伎町

歌舞伎町

風俗店が建ち並び、夜になると危険なエリアとして印象付いている歌舞伎町も治安が悪いエリアです。他のエリアと比べても、格段に犯罪件数が高く、万引きやスリといった窃盗関連の犯罪だけでなく、暴行や強盗などの暴力的な犯罪も多いです。

特に歌舞伎町では暴行事件の発生件数が、年間約120件と東京23区内でも特に多い傾向にあります。年間120件は、単純計算で3日1回のペースで暴力沙汰が起きている計算になるので、極めて治安の悪いことが窺えます。

人口が多いエリアは犯罪発生率が高い

渋谷

ここまでご紹介したように、人の出入りが激しいエリアや人口が多いエリアは、特に犯罪件数が多い傾向にあります。そのエリアに住んでいる人ではなく、他のエリアから訪れる人同士で犯罪を起こすケースも非常に多く、子ども連れの家族や1人暮らしの女性には不向きです。

同区内でも閑静な住宅街は治安が良い傾向に

しかし、今回ご紹介した渋谷区や新宿区など、犯罪発生率が高いエリアであっても、区内の場所によっては治安が良いエリアもあります。特に、繁華街から離れた閑静な住宅街は、治安が良い傾向が強いです。

同区内に住むことを決めている場合は、自宅の最寄り駅周辺は治安が悪化していないか、自宅近辺で犯罪件数が上がっていないかなどを考慮することで、安心して過ごすことができるでしょう。

まとめ:繁華街周辺は治安に不安要素が多い

治安の悪い東京

今回ご紹介したエリアは犯罪件数が高く、中には毎日のように犯罪が発生しているエリアもありました。特に繁華街周辺は治安が悪い傾向が強いので、東京23区に住むことを検討している場合は、繁華街から離れた閑静な住宅街を選択するべきです。住居を決める前に、周辺の治安を不動産会社に聞いたり、ネットの口コミを確認したりすることも重要ですよ。

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