『野菜くず』でできる0円お掃除術5選!余った食材でキッチン周りを簡単綺麗に

野菜くず

日常的に捨ててしまいがちな『野菜くず』。しかし、野菜くずの中には、キッチン周りの汚れを綺麗に落としてくれる効能を持つ物も多いことをご存知でしょうか。野菜くずを有効活用することで、家計の負担を減らすことにも繋がります。今回は家計の助けにもなる『野菜くず』を使ったお掃除術をご紹介します!

野菜くず…そのまま捨ててない?

野菜を捨てている様子

毎日料理をしていると、野菜の切れ端や使わない部分など、どうしても捨てなければいけない部分が出てきますよね。「もったいない」と思っていても、料理に使えそうもないので、仕方なく捨ててしまう…という人も多いでしょう。

野菜くずは掃除用品として有効活用できる!

しかし、野菜くずは見方を変えることで、生活をより綺麗に保ってくれる魔法の掃除用品として活躍してくれるのです。ご存知でしたか?

特に、料理をするキッチン周りとは相性が良く、今までなかなか落とせなかった頑固な汚れをスッキリ落とすことも可能です。料理が終わった後に出る野菜くずを、そのままキッチンで有効活用できるなら、キッチンに立つ主婦の味方となってくれそうですよね!

キッチン周りに野菜くずが有効活用できることがわかったところで、どのような野菜くずが掃除用品として活躍してくれるのか、確認していきましょう。掃除に適した野菜くずと、その効能や使い道について詳しくご紹介していきます。

①じゃがいもの皮

じゃがいもの皮をむく

カレーや肉じゃがなど、さまざまな料理で使われるじゃがいも。活躍の場が多いじゃがいもですが、毎回大量に出る剥かれた皮が鬱陶しいと感じていた方も多いのではないでしょうか。しかし、実はこのじゃがいもの皮こそ、掃除用品として大活躍してくれる『野菜くず』の1つです。

じゃがいもの皮にはサポニンと呼ばれる成分が含まれています。実はこのサポニン、天然の界面活性剤とも呼ばれており、洗剤の役割を果たしてくれる優れものです。

そのため、じゃがいもの皮の実が入っていた部分をシンクに擦り付けることで、シンクにこびりついた油汚れを浮かしてくれる効果があります。油汚れや水垢を浮かせることができれば、あとは水で洗い流すだけ!新品のようにピカピカなシンクが戻ってきます。

②大根の葉の根っこ部分

土に埋まっている大根

大根を料理で使った際、大根の葉の根っこが埋まっている頭の部分は、なかなか料理に活用できません。「何かに使えそうな気もするけれど…」と考えては見るものの、結局使い道を思いつかず、そのままゴミ箱へ捨てられることが多いです。

大根には、ジアスターゼと呼ばれる洗浄効果のある成分が含まれています。もちろん、大根の葉の根っこが埋まっている頭の部分にも、ジアスターゼが含まれているため、いつも捨てている部分を掃除用品として有効活用できるのです。

例えば、大根の根っこを持ち、輪切りした頭の部分をガスコンロに擦り付けてみてください。こびりついて落としきれない頑固な油汚れも、あっという間にするすると落とすことができます。油が浮いた後は、キッチンペーパーやティッシュなどで拭き取ってくださいね。

もしも、油汚れが頑固なあまり、大根だけの力で油を浮かすことができない時は、大根の切り口部分に塩を少しだけ付け、擦ってみてください。洗浄力が高まりますよ!

③残ったごぼう

刻んだごぼう

ちょっとしたおかずや汁物に使えるごぼう。「使い切らずに、少しだけ残してしまった」という経験はありませんか?そんな時は、ごぼうを粗くささがきし、お湯であく抜きをしてください。このあく抜きした後のお湯が重要です。

ごぼうをあく抜きした後のお湯を一度ざるに通し、細かいごぼうのくずを取り除きます。その後、あく抜きしたお湯をスプレーに入れれば、消臭効果のあるスプレーに大変身です!

特に、キッチン周りでは生ゴミの臭いに効果を発揮します。シンク周りで生ゴミの臭いがぷんぷん漂っていると嫌な気分になりますよね。そんな時は、この『ごぼうのあく抜き湯スプレー』を噴射し、臭いを消してしまいましょう!

④枝豆のゆで汁

枝豆のゆで汁

枝豆には、じゃがいもと同じサポニンという成分が含まれています。先ほどお話ししたように、サポニンは洗剤の役割を果たしてくれます。しかし、枝豆自体は食べてしまうので、ここでは枝豆を湯がいたお湯を使用します。

枝豆を茹でた残り汁で雑巾を濡らし、しっかり絞ってください。すると、洗浄力の高い液体を含んだ雑巾の完成です!この雑巾でシンク周りを拭き上げることで、一気に綺麗になりますよ。

【番外編】⑤みかんの皮

みかんの皮

『野菜くず』ではありませんが、果物にも必ず捨ててしまう部分が出てきます。その中でも、冬に必ずと言っていいほど登場するみかんは、皮部分を捨てがちです。

しかし、みかんの皮は精油成分が含まれているため、油汚れを落とす上、コーティング作用も働いてくれる優れ物です。

掃除用品として優秀なみかんの皮を活用するには、まず、みかんの皮を水に入れ、10~15分ほど煮ます。すると、みかんの皮の成分がお湯ににじみ出て、お湯がみかん色に染まってきます。そのお湯をスプレー容器に移しましょう。

あとはシンクやレンジの油汚れにサッと噴射し、雑巾で拭き取るだけ!とても簡単ですよね。また、このみかんスプレーは2週間保つため、1度作れば2週間使い続けることができます。一度で使い終わらないところが、忙しい主婦には嬉しいですね!

まとめ:『野菜くず』でキッチン周りを綺麗にしてから捨てよう

捨てられる野菜

日常的に『野菜くず』はどうしても捨てがちです。しかし、ゴミとして扱われる野菜くずも、見方を変えることで優秀な掃除用品に大変身します。今回ご紹介した食材を日常的によく使うご家庭は、ぜひ捨てる前に有効活用してくださいね。

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