カビの臭いが気になる!確認する場所と消臭対策

部屋に入ると何だかカビの臭いがすると感じたことはありませんか?カビは条件が整ってしまうとどこにでも発生して繁殖してしまいます。臭いもさることながらカビは健康被害をもたらしてしまうこともあります。そこで今回は部屋でカビの臭いがした場合にカビが発生してしまっているであろう確認すべき要注意な場所とカビの消臭対策について紹介します。

カビの臭いが気になる時に確認する場所

【カビができやすい場所】

  • 棚の裏
  • 家具の下
  • ソファー
  • カーペット
  • 窓のサッシ
  • エアコンの内部
  • 洗濯機
  • 水回り

一概には言えませんが、カビは主にこのような場所によく発生します。もし部屋に入ってカビの臭いが気になった時は、部屋のどこかでカビが発生しているのでチェックしてみましょう。

カビがどこで発生して臭いがするのかわからない場合は部屋の中のじめじめしたほこりが溜まってしまいやすい場所を疑ってみましょう。

要注意な場所を重点的に確認して、カビの臭いの発生場所を見つけて対処することが重要です。

壁のカビの対処法

壁掃除

お部屋の中の湿度が高くなったり、寒い時期の室内と屋外の寒暖差によって壁際には結露が発生してカビが生えやすい環境になってしまいます。

部屋の隅や家具と壁の隙間は風の通りが悪く空気が留まるので、カビのえさになってしまうホコリが溜まります。結露とホコリによってカビが発生して繁殖してしまうのでカビ臭い原因になります。

「壁」のカビと臭い対策

用意するもの

  • 重曹
  • 酸素系漂白剤
  • スプレーボトル

壁に発生したカビと臭いを取り除くには重曹と酢と消毒用エタノールを使用すると効果的です。

カビを取り除く手順

  1. 酢と重曹で洗剤を作る
    酢を2~3倍の水で薄めスプレーボトルに入れます。重曹は酸素系の漂白剤と1:1の割合で混ぜて水を加えペースト状にします。
  2. 酢のスプレーを使用する
    カビが発生してしまった場所に酢のスプレーを噴き、5分ほど放置して雑巾できれいに拭き取ります。
  3. 重曹パックをする
    重曹のペーストをカビがあった部分に塗ります。塗り終えたらキッチンペーパーなどを上から貼って2~3時間パックします。
  4. 重曹を拭き取る
    2~3時間後にパックを外し、水で濡らし固く絞った雑巾で拭き取ります。その後別の雑巾できれいに拭き取ります。
  5. 仕上げ
    最後に消毒用のエタノールをスプレーしておくとカビの発生を防ぐことができます。
ここで紹介した方法は一般的な壁紙にカビが生えてしまったときの対処方法です。壁の材質によってはこの方法をすることはできません。

「クローゼット・押し入れ」のカビの対処法

クローゼット

クローゼットや押入れは、長い時間締め切られていることが多いので風通しが悪く、服を出し入れするとホコリが舞ってしまいます。

洋服や布団などが含んでいる湿気で、知らないうちにいつのまにかカビが生えてしまっていることがあります。

さっと見てカビが見当たらない場合でも、収納しているもののどこかにカビが発生し、そのカビと臭いが他のものに移ってしまうこともあるので、奥側までしっかり確認してみましょう。

「クローゼットや押入れ」のカビと臭い対策

余分な湿気をクローゼットや押入れに入れない

クローゼットや押入れに余分な湿気を持ち込まないために収納するものはしっかり乾燥させてから収納しましょう。

例えばその日に着ていた服はそのまま収納しないで、室内の風の通りがあるところで一晩乾燥させてから収納します。これは着ているときに身体から発した熱から発生する湿気を取り除くためです。

クローゼットや押入れにものを詰め込みすぎない

クローゼットや押入れにものを詰め込みすぎてしまうと、風の通り道が無くなり湿気が溜まりやすくなってしまいます。通気性を確保すると湿気が留まらないのでカビの発生を防ぐことができます。

クリーニングの袋は外して収納

衣類をクリーニングに出すと袋に入った状態で戻ってきますが、クローゼットに収納するときはクリーニングの袋は外して収納しましょう。

外さないで収納していると湿気が逃げずカビが発生してしまいます。

風を送り込む

クローゼットや押入れは風の通りが悪い場所です。定期的に扇風機などを使って強制的に風を送り込んで湿気を飛ばしましょう。

クローゼット内にカビを見つけた場合は消毒用のエタノールスプレーを噴きかけ除菌しましょう。噴いたエタノールが乾燥したら雑巾で拭き取りましょう。

衣類にカビが発生してしまったら、自分で取り除くことは難しいのでクリーニング店に持ち込み相談しましょう。

「棚の裏」や「家具の下」のカビの対処法

棚掃除

棚の裏や家具の下は移動することが難しいので、なかなか掃除をすることができません。しかし棚の裏や家具の下は空気が溜まってしまいやすくホコリが溜まりやすい場所なので、カビや臭いが発生してしまいます。

「棚の裏」や「家具の下」のカビと臭い対策

壁から離して設置する

対策としては家具は壁から10cmほど離して設置して空気の通り道を作ることです。そうすると湿気が溜まりづらくなるのでカビの発生を防ぐことができます。

カビが生えてしまったら・・・

カビが生えている箇所を、消毒用エタノールなどのアルコールを使用して拭き取りましょう。アルコールは揮発性が高いので家具を傷めてしまうことがありません。

大量にアルコールをつけてしまうとなかなか乾かなくなって変色させてしまう恐れがあるので注意してください。

「ソファー」や「カーペット」のカビの対処法

カーペットの掃除

ソファーやカーペットなどの布製品は、長時間座っていることで身体から発する汗や皮脂が浸透してしまいます。汗による湿気や皮脂などの汚れによってカビが発生しやすい環境になっています。

「ソファー」や「カーペット」のカビと臭い対策

カビがあるのを見つけたら消毒用エタノールなどのアルコールをティッシュなどに染みこませてカビを拭き取りましょう。

除菌効果があるのでカビ以外の部分も、さっと拭いておくと安心です。

「畳」のカビの対処法

畳とへり

畳は本来空気の吸収と放出を行い、室内を快適に保つ役割をしていますが、湿度が高い状態が続いてしまうと湿気をどんどん吸収してしまいカビが発生してしまいます。

畳に使用されているイ草は新しいほど湿気をよく吸収するので、新しい畳のほうがカビが発生しやすくなってしまいます。

「畳」のカビと臭い対策

水ぶき・空ぶきはNG!

畳のカビを取り除くときに水ぶきをしてはいけません。水ぶきをすると畳に水分を与えてしまう結果になりカビが好む環境を作ってしまうことになります。

水ぶきがダメなら乾ぶきでと考えてしまうかもしれませんが、乾ぶきもカビの掃除ではしてはいけません。乾ぶきをしてしまうと畳の目にカビ菌が入ってしまい取り除くことが難しくなってしまいます。

「エタノール」や「アルコール」で消毒する

畳のカビを取り除くには消毒用エタノールなどのアルコールをカビ全体に噴いて20分ほど放置しそっと拭きましょう。

その後しっかり部屋の換気をして風を送り湿気をなくしましょう。

「窓のサッシ」のカビの対処法

結露

窓のサッシやゴムのパッキンは結露によってカビが発生してしまいます。窓のサッシのレール部分はホコリが溜まりやすい構造なのでカビや臭いが発生しやすい環境になっています。

「窓のサッシの」カビと臭い対策

サッシを掃除する

使い古しの歯ブラシなどを使ってしっかりホコリを取り除いて消毒用エタノールをつけた雑巾できれいに拭き取りましょう。

ゴムパッキンを掃除する

ゴムのパッキンはキッチンペーパーに塩素系の漂白剤を染みこませて貼り付けてパックします。

20分ほど放置したらキッチンペーパーを剥がして、水で濡らして固く絞った雑巾で拭き取ります。その後別の乾いた雑巾で乾拭きし乾燥させればきれいになります。

こまめに換気して湿気を逃がす

窓のサッシのカビは換気をして湿度を下げ、結露もこまめに拭き取るようにして予防しましょう。

「エアコン内部」のカビの対処法

エアコン

エアコンの内部も暑い季節に冷房をすると結露が発生してカビや臭いが発生しやすい環境になります。エアコンの内部にカビを発生させないためには使用後に30分ほど送風運転をさせてしっかり内部を乾燥させましょう。

「エアコン」のカビと臭い対策

フィルターを掃除する

エアコンのフィルターにはホコリが溜まりやすいので、1ヶ月に1度はフィルターを外してきれいに掃除しましょう。ホコリはカビのえさになってしまいます。

しつこいカビは「専門の業者」に掃除を依頼する

エアコンの内部に発生したカビを取り除くのは非常に難しくなります。

市販のエアコンクリーナーで掃除をすることはできますが、細部までしっかり掃除をしてカビや臭いを絶つことは難しいと言えます。

内部に発生したカビまで除去すると考えると専門の業者に依頼することをおすすめします。

「洗濯機」のカビの対処法

洗濯層のカビ

洗濯機がカビ臭いと感じる場合は洗濯槽の裏側にカビが発生してしまっている可能性が高いです。

洗濯機は水を大量に使うので洗濯槽は高湿度の状態になります。洗濯機の中を覗きこんでもきれいに見えるのですが、洗濯槽の裏側にはカビが大量に発生していることもあります。

せっかく洗濯したのに衣類にカビが付いてしまうこともありえます。

「洗濯機」のカビと臭い対策

洗濯機が何だかカビ臭いと感じたら、酸素系の漂白剤で洗濯槽の掃除をしましょう。

洗濯槽の洗い方

  1. お湯を入れる
    洗濯槽の最大水位まで50度前後のお湯を入れます。温度が高すぎてしまうと漂白効果が落ちてしまいます。
  2. 漂白剤を入れる
    酸素系の漂白剤を入れて、洗濯機を脱水なしの洗濯コースで5分動かします。
  3. 浸け置き放置
    半日~1日程度、浸け置き放置して洗濯槽の裏側の汚れが浮かんでくるのを待ちます。
  4. 汚れを取る
    放置するとカビや汚れが浮いてきます。ゴミ取りネットを使って浮いてきたカビや汚れを取ります。
  5. 再度洗濯コースで動かす
    カビや汚れを取り終えたら再度洗濯機を洗濯コースで5分動かし、1度で取りきれなかったしつこくこびりついたカビや汚れを浮かせて取ります。この作業を汚れが浮かんでこなくなるまで繰り返します。
  6. すすぎと脱水
    汚れが浮かんでこないようになったら脱水して新しいきれいな水に入れ替えて、すすぎと脱水を2回繰り返します。脱水したときに洗濯槽の底にゴミや汚れがあったら、水で濡らした布できれいに拭き取りましょう。
  7. 乾燥させる
    脱水が終わったら洗濯機のフタを開けて、洗濯槽をしっかり乾燥させれば完了です。

洗濯槽のカビと臭いを予防する方法

脱いだ衣類を洗濯機に入れて放置しない

ランドリーボックスの代わりに脱いだ衣類を洗濯機に入れて洗濯するまで放置してしまうのはNGです。

脱いだ衣類に含まれている湿気で洗濯機の内部に湿気が溜まってしまう他にも、衣類についた汗や皮脂がカビのエサになりカビを繁殖させてしまう原因になります。

使用する洗剤は適量を守る

洗剤は多く入れれば入れるほどきれいに洗濯できるわけではありません。洗剤の量が多いと洗剤が溶け残ってしまいカビのエサになってしまいます。

洗濯を終えたら、すぐに干す

洗濯が終わったらすぐに洗濯ものを出して干しましょう。洗濯機の中に洗濯が終わった衣類を放置してしまうと湿気がこもった状態になるので、カビを発生させる原因になります。

洗濯後は洗濯機のフタを開けたままにする

洗濯が終わったら洗濯機のフタは開けた状態のまま放置して洗濯槽をしっかり乾燥させましょう。

フタを開けたままの状態で放置してしまうとホコリが入ってしまうのでは?と考えてしまうかもしれませんが、洗濯後にすぐフタを締めてしまうと湿気がこもった状態になるのでカビを発生させてしまいます。

「水回り」のカビの対処法

水回りが臭い

浴室や洗面所の水回りはカビが発生しやすい条件が整っている場所です。湿気やホコリだけでなく、水垢や石鹸やシャンプーなどのカスもカビのエサになります。

「水回り」のカビと臭い対策

水回りのカビは重曹スプレーで掃除をするのが効果的です。水回りのカビの予防方法は換気をして湿気を少しでも減らす以外の方法はありません。

重曹スプレーの作り方

≪用意するもの≫

  • 重曹
  • 計量スプーン
  • スプレーボトル
  • お湯(65度以上)
  1. 重曹小さじ1杯をスプレーボトルに入れる
  2. 65度以上のお湯を100ml入れフタを締めて
  3. ボトルをよく振って重曹を溶かす

※重曹スプレーを作ときは必ずゴム手袋を使用してください。

重曹スプレーで掃除する方法

  1. 水を拭き取る
    水回りについた汚れや水を拭き取り、乾燥させます。
  2. 重曹スプレーで落とす
    カビの汚れが目立つ部分に重曹スプレーを噴きかけ、スポンジやブラシで擦って汚れを落とします。※重曹には研摩効果もあるので強く擦りすぎてしまうと傷が残ってしまうので注意しましょう。
  3. 水拭きする
    汚れを落とした後は水で流して水拭きすれば完了です。

※重曹スプレーを使用するときは必ずゴム手袋を使用してください。

カビの臭いの対策方法

カビの臭い対策をご紹介しますが、根本的なカビを無くす効果があるわけではないので、カビの臭いの原因を探し掃除をしてカビを退治しましょう。

換気をこまめにする

カビの臭い対策では基本的なことですが、一番重要なことが換気です。部屋の換気をする時は窓やドアを2か所以上開け、空気の入ってくる場所と出て行く場所を意識して空気の通り道を作り空気を入れ替えましょう。

消臭剤を置く

カビの臭い対策に市販の消臭剤を置いておくのもひとつの手段になりますが、炭や重曹を使用した消臭剤を作れば消臭効果があるだけではなく除湿の効果もあるのでカビ対策にはおすすめです。

消臭アイテムを活用する

消臭スプレーなどの消臭アイテムを使用すればカビの臭いの対策になります。除湿シートや結露シートを使用してカビが発生する原因を排除することも考慮しましょう。

家電を上手に利用する

カビの臭い対策に除湿機や空気清浄機などの家電を上手に取り入れてみましょう。除湿することでカビが好む湿気を排除することができますし、空気清浄機でカビの臭いの軽減もできます。

《 ポイント 》

  • カビの臭い対策の一番はこまめに喚起すること。
  • 消臭剤や消臭アイテム、除湿機や空気清浄機を使用する。

カビの臭いが取れないとき

カビたかばん

掃除をしてもカビが取れないときは捨てる

カビが発生してしまい、きれいに掃除をしてもすぐカビが増殖してカビの臭いが取れないものは、残念ながら諦めて捨てることを考慮してください。

そのまま持ち続けていても他のものにカビや臭いがうつって増殖してしまう可能性が高くなってしまいます。大切な物が被害に合う前に捨ててしまうことも考えてみましょう。

服や靴・バッグなどの服飾製品にも注意

服や靴やバッグなどの服飾製品にもカビは発生します。革製品は油脂などカビのエサになってしまう栄養分があるのでカビが発生しやすい素材です。

消毒用エタノールを布に染みこませてカビを取り除き、革専用のクリームを使用してしっかりメンテナンスしましょう。この方法でダメな場合は専門業者に相談してください。

服に生えてしまったカビは漂白剤で洗濯して落とすのですが、自分で落とせるか不安でしたらクリーニング店に持ち込み相談してみましょう。

《 ポイント 》

  • 服や靴やバッグなどにもカビは発生する。
  • 革製品は消毒用エタノールでカビを取り除く、服のカビは漂白剤で落とす。
  • 掃除してもカビが取れないものは捨てた方が良い。

最後に

カビの臭いを消臭する方法は、カビが発生している場所を探し出してカビを取り除く以外の方法はありません。カビは放置してしまうと健康に被害が及ぶおそれがあります。

カビは基本的にアルコールで除菌することで退治は可能です。換気をして湿度を溜めないや掃除をしてホコリを溜めないなど普段の生活で少しづつ気をつけるだけでもカビの発生を防ぐ環境が作れます。快適なお部屋で毎日過ごせるように注意してみてください。

鼻を摘む女性

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