ワイパーのビビリ音(引っかかる音)の原因と対策方法!

雨の日に車のワイパーを動かすと「ビッビッ」とビビリ音がすることがあり、車に乗りなれていない人や車に詳しくない人ですと聞こえる異音が気になって故障?と心配になってしまう人もいると思います。故障ではないのですが、視界不良の原因になってしまったり、気になって運転に集中できないといった原因になってしまいます。今回はワイパーのビビリ音の原因と対策を紹介します。

ワイパーからビビリ音がする原因

ワイパー 汚れ

ワイパーからビビリ音がする原因は大きく分けて5つあります。ひとつひとつ原因をご説明いたしますので、ご自分の車に当てはまるワイパーのビビリ音の原因を探してください。

ワイパーのゴムの劣化

車のワイパーはゴムで出来ています。車を使用しない場合でも経年劣化によってワイパーのゴムが劣化し固くなっていくことで、ワイパーからビビリ音が発生します。ワイパーのビビリ音の原因で1番多いのがワイパーのゴムの劣化になります。

車は季節関係なく雨・風・紫外線にさらされている物なのでワイパーのゴムの劣化を避けることは出来ず、それがワイパーのビビリ音の原因になります。ワイパーのゴムが劣化してしまうとゴムの一部が固くなりヒビなどの傷が入ってしまったりします。

劣化してしまったワイパーのゴムはガラスとの設置面が均一ではなくなりガラスに引っ掛かる部分が出てしまうのでその摩擦で「ビッビッ…」とビビリ音をワイパーから発生させる原因になります。また劣化したワイパーのゴムのままワイパーを動かしてもキレイに雨を拭き取れずガラスに拭き残しのスジが残ってしまいます。このスジが視界不良になってしまう原因にもなります。

ワイパーのゴムが劣化してしまっていると思って新しいゴムを交換をする前に、1度ワイパーのゴム部分を拭いて汚れを落としてウォッシャー液を噴射してワイパーを動かしてみましょう。ワイパーのビビリ音が無くなる可能性があります。

目でみてもわかりづらい汚れがあって劣化が原因ではない場合はこれだけで効果があります。ゴム部分の拭き掃除をしてもワイパーからビビリ音が発生する場合はワイパーのゴムを新品と交換しましょう。

ワイパーのゴムの取り付け不良

新品のワイパーのゴムに交換したばかりでもワイパーからビビリ音がする場合は、ワイパーのゴムの取り付けが正しく正常にできていないことが考えられます。車のディーラーや車用品店で取り付けをしてもらった場合は取り付け不良ということは考えづらいですが、ご自分で交換作業をした場合はもう一度ワイパーのゴムを外して再度確認しながら取り付け、ワイパーからビビリ音がしないかチェックしてみてください。ワイパーのゴムがしっかり溝にはまっているか確認しながら取り付け作業をしましょう。

汚れや油膜の付着

ワイパーのゴムを新品に交換してもビビリ音がする場合は、ガラス面の状態を確認してみましょう。パッと見てキレイに見えるかも知れませんが、車は外を走っているの物ですので車の窓は思っているよりも汚れています。その汚れにワイパーのゴムが引っ掛かかりその摩擦でビビリ音を発生させています。

油膜汚れが酷い場合はビビリ音がするだけではなく、夜間の運転で反対車線にいる車のヘッドライトが乱反射して視界不良の原因にもなってしまいます。

撥水コートとワイパーのゴムの相性

車のフロントガラスにフッ素などの撥水コートをしている場合、走行速度に応じて車の屋根の方や横にサーッと雨の水分が流れて行くので便利なのですが、ワイパーとの相性が悪い場合があります。ワイパーはガラスが十分に濡れているとスムーズに動けるのですが、雨水が撥水コートによって流れるのが早いと濡れている部分と十分に濡れていない部分が出来てしまうのでワイパーのゴムの部分に摩擦が生じて引っ掛かりやすくなりビビリ音を発生させてしまう原因になってしまいます。

ワイパーアームやブレードの歪み

ワイパーは窓に対して90度の角度で動かないと本来の水拭きの効果が出ない物です。劣化やイタズラをされてワイパーが歪んでしまうとワイパーからビビリ音がすることもあります。また、雪が降るシーズンで雪が積もったまま放置をしていた場合は雪の重みでワイパーアームやブレードが歪んでビビリ音がすることもあります。

スキー場の駐車場などでワイパーを立てている車を見かけることがあると思いますが、雪の重さでワイパーのアームやブレードが歪まないようにするためなのです。ワイパーのアーム部分やブレード部分が歪んでしまうとガラスとの接地部分の角度が変わって引っ掛かる部分が出てしまうのでビビリ音が生じてしまうことがあります。

ワイパーのビビリ音対策

車 ワイパー 交換

ワイパーのビビリ音を失くす為には、その原因に合った対策が必要になります。

ワイパーのゴムの劣化の場合

ビビリ音がするワイパーのゴムを触って硬化していたり、ヒビが入ってしまっているのがわかったらすぐワイパーのゴムを新品と交換しましょう。ワイパーのゴムは車種によって長さが異なるので、ご自分の車のに対応している物を選択します。

その際には標準の物以外にもシリコン製の寿命の長いものや撥水コートをしているガラスに適したグラファイト製の物もあります。グラファイト製のワイパーはゴム部分にコーティングが施してあるので摩擦が少なく撥水コートをしたガラスでもビビリ音がしにくくなっています。

ビビリ音がするワイパーと新品のワイパーをご自分で交換するのがむずかしい場合は、車の点検でディーラーに行ったときに相談すれば交換してくれますが、ディーラーでは標準の物のへの交換がほとんどでワイパーのゴム自体の値段も定価で工賃も高いので、ポイントや値引きのあるカー用品店(オートバックスなど)での交換をおすすめします。

ワイパーの交換作業は考えているほどむずかしいものではないので、自分で出来るようになれば店舗まで行かずにネット通販で安く購入できますし、大雪などでワイパーがゆがんでしまった場合などの応急処置も出来るのでご自宅に1セット予備を用意しておくと良いでしょう。

汚れや油膜の付着の場合

汚れに関しては洗車をすればキレイになりますが、油膜汚れは水洗いだけではキレイに落とすことが出来ません。油膜が残っている状態はワイパーのゴムとガラスの間に異物がある状態になっていますのでワイパーからビビリ音が発生する可能性があります。

多少の時間と根気が必要になりますが油膜落とし専用の洗剤を使用して窓をキレイにしましょう。ガソリンスタンドで依頼することもできます。特にフロントガラスの油膜をキレイに取ると、ワイパーを使わない晴れの日の運転でもギラつきが無くなってクリアな視界になるので運転がしやすくなります。

撥水コートのワイパーのゴムに交換

車のガラスに撥水コートをしている場合は撥水コートに対応したワイパーのゴムに交換が必要です。撥水コートは車の走行速度に応じて車の屋根の方や横にサーッと雨の水分が流れて行くので便利ですが、雨水が流れた部分と残っている部分でワイパーのゴムと摩擦が生じ、ワイパーのビビリ音の原因になります。撥水コートに対応した摩擦の少ないグラファイト製のワイパーのゴムや撥水効果があるワイパーのゴムに交換しましょう。

ワイパーアームやブレードの歪みの場合

アーム部分の変形による歪みが生じてしまった場合はワイパーゴムとガラス面の接地部分が90度になるように調整が必要になります。ご自分で修正をするのは難度が高いのでガソリンスタンドに寄った際やディーラーに行く際に相談してみましょう。ブレード部分のみの歪みの場合、ワイパーはゴム部分のみの販売とブレードとセットで販売している場合があるので、ブレードとのセットを購入して交換しましょう。

車のワイパーのゴムの交換時期の目安

車 ワイパー 点検

車のワイパーのゴムの交換時期の目安は約1年と言われています。ワイパーからビビリ音がするのは使用頻度によって異なりますが、車は夏の暑い日や冬の寒い日など季節関係なく雨・風・紫外線に晒されていますので劣化は避けられません。

ワイパーのビビリ音がするしないに関わらずワイパーのゴムを触ってみて硬くなってしまったり、傷などヒビが入ってしまったり、切れてしまっている場合はワイパーのゴムはすぐ交換しましょう。

特に不具合を感じることが無ければ1年を超えて使い続けていても問題はないのですが、見た目ではわからなくても外にあるゴム製品なので劣化していますので2年に1度の車検の際は交換しましょう。交換を怠ってワイパーのゴムが硬くなってガラスに傷が入ってしまうと交換も大変なことになってしまうので、必ず1年に1度はワイパーのゴムの状態を確認して適度に交換しましょう。

新車でも発生するワイパーのビビリ音

車 新車

新車で購入した車でもワイパーを動かすとビビリ音がする場合があります。新車の場合は新品のワイパーのゴムがガラスとの接地面に対して圧が強く摩擦が生じてしまっている場合、ガラス部分に撥水コートをした為にワイパーからビビリ音が発生することがあります。

撥水コートをすると表面は目で見てもわからないデコボコになっていますのでワイパーのゴムが引っ掛かかりビビリ音を発生させています。グラファイト製のワイパーのゴムに交換し摩擦を減らせばワイパーからビビリ音がしなくなります。新車で購入した場合は遅くとも1ヶ月点検の際に相談してディーラーでアーム調整をしてもらったり対処してもらいましょう。

まとめ

車 雨 視界良好

車を安全に運転するためにも運転に集中できる環境づくりは大切です。ワイパーからのビビリ音が気になって運転に集中できなくなってしまったら問題です。車に関する作業は大変と身構えてしまう人もいると思いますが、簡単に出来ることも多いので出来る限りこまめに点検してビビリ音がしないようにしましょう。