大根がおいしい旬の時期とは?種類別に紹介!旬の大根レシピ6選も

籠に入った葉付き大根

大根とは

葉付き大根

定番の野菜として食されている大根は、アブラナ科ダイコン属の越年草です。白い大根が一般的に多く出回っていますが、産地や品種により見た目や味が異なります。

炒めものや煮物、漬け物などさまざまな料理に適しているため、ジャンル問わず使われている野菜です。リーズナブルな価格で販売されているため、普段の食材として手に取る人も多いでしょう。

今回は身近な食材、大根の旬やおすすめレシピについて紹介します。

大根の特徴

主根が肥大化したものが、いわゆる大根となります。根が大きくなるということから、大根と名付けられました。

シャキシャキとしたみずみずしい食感が特徴的ですが、部位によって辛味が強いところや甘みが強いところに分かれています。根から出る葉は、羽状複葉となっています。

大根が食べられるようになったのは、古代エジプト時代からだと言われています。はるか昔から身近な食材として、人々の食生活を支えてきました。

大根の産地

大根の発祥地と言われているのは、地中海地方や中東だと言われています。日本へは平安時代に伝わり、関東を中心に大根の特産地となりました。

練馬大根や三浦大根など産地の名前がつけられた特産品は現在も流通していますが、2018年の調査では北海道・青森県・岩手県が大根の産地として上位を締めています。どのような土地でも育ちやすい大根ではありますが、冷涼な気候を好む傾向にあります。

大根の種類

大根と聞いてイメージするのは、白い根が太く長く伸びたものを頭に浮かべる人も多いでしょう。しかし大根は、産地や品種によって形もさまざまです。大根発祥の地である古代エジプトで食べられていたのは、二十日大根に似たものだと言われています。見た目が赤くて丸い形が特徴的なラディッシュも、大根の種類のひとつです。

大根の旬はいつ?種類別に紹介

大根

1年中スーパーに並ぶため、大根を見て季節を感じる人は少なくなったでしょう。しかし大根は種類によって、旬が存在します。やはり野菜は旬の時期に食べると、より美味しさを実感できるはずです。現在、日本で目にすることが多い種類をピックアップして、それぞれの旬や特徴を紹介します。

青首大根(あおくびだいこん)

スーパーでも一般的に目にすることが多いのが、青首大根です。葉が生えている付け根部分が、青くなっていることが名前の由来となっています。

1年中市場に出回っている青首大根ですが、旬とされているのは11月~2月の間です。甘みが強くなるため、煮物にするととても美味しく感じられます。春夏に並んでいるものは辛味が強いため、大根おろしなどに向いています。

三浦大根(みうらだいこん)

形は青首大根に近いですが、葉の付け根あたりも白いのが特徴的です。神奈川県三浦半島の特産品ですが、青首大根に比べると収穫に手間がかかってしまうことから、年々栽培量は少なくなっています。

旬とされるのは、11月末~2月中旬です。その中でも、年末が出荷のピークとなっています。水分が多くみずみずしいため柔らかい食感が、首部分は固いためカリッとした歯ごたえが楽しめます。

聖護院大根(しょうごいんだいこん)

蕪のように丸い聖護院大根は、京都の伝統野菜です。食感がとても柔らかく、水分量も多いため煮物に適している大根となっています。逆に水分量の多さから、大根おろしには不向きです。辛味や青臭さも無いため、生で食べても美味しく食べられます。聖護院大根の旬は12月~1月です。

桜島大根(さくらじまだいこん)

蕪のように丸い形をしている桜島大根の旬は1月~2月です。

桜島大根の一番の特徴は、なんと言ってもその大きさと言えるでしょう。スーパーでよく目にする青首大根の平均重量が1kgに対して、桜島大根は平均でも10kgほどの重さになります。

食感は蕪に近く、煮崩れしにくいためじっくりと味を染み込ませる料理に向いています。鹿児島の桜島で200年以上も伝わる伝統野菜です。

源助大根(げんすけだいこん)

金沢の伝統野菜である加賀野菜のひとつ、源助大根は11月~12月が旬です。太く短い形が特徴的で、味が染み込みやすく煮崩れもしにくいことから、おでんに最適な大根となっています。

生で食べても歯ざわりが良いため、浅漬けなどにも用いれられています。一時期、生産量が激減してしまいましたが、伝統野菜が注目されていることから出荷量も増えてきました。

ラディッシュ

別名二十日大根とも呼ばれているラディッシュは、家庭菜園でも手軽に栽培できます。種を植えてから20日ほどで収穫できるため、真冬以外は安定して食べられます。

ラディッシュにも種類があり、赤いものから白くて細長いものまであります。しっかりと洗って、葉も根もサラダとして美味しく食べるのがおすすめです。

守口大根(もりぐちだいこん)

12月中旬~1月中旬に旬を迎える守口大根は、ごぼうのように細長い形をしているのが特徴です。

大阪府の守口地方の原産ですが、現在はほとんどが愛知県扶桑町や岐阜県各務原市で生産されています。辛味が強く食感がシャキシャキしているため、漬け物に向いている大根です。この大根で作られた守口漬けは、愛知県の名産品としても人気を集めています。

桃山大根(ももやまだいこん)

桃山大根は漬け物にした時に、良い品質で保存できることからたくあん専用として栽培されています。旬は、11月上旬~3月上旬となっていて300年前後もの歴史がある伝統的な野菜です。

長い歴史がある桃山大根ですが、現在も栽培しているのは1戸だけと、とても希少な品種となっています。伝統が途切れてしまわないように、京都市特産そ菜保存圃にも指定されている大根です。

旬じゃなくてもおいしい!大根の選び方7つ

大根

スーパーで購入したばかりなのに、葉がすぐに黄色くなったり根の部分がしなびてしまったりすることはありませんか?

それは大根の選び方のポイントを覚えておけば防げる可能性があります。旬の大根を美味しく食べるなら、購入する時の選び方に気を付けることも大切です。大根を選ぶ時のポイントを紹介します。

大根を選ぶ時には、まず形をチェックしましょう。まるごと1本の大根を選ぶ時には、まっすぐに伸びていて根の先が丸みを帯びているものがベストです。細いものよりは、より太いものの方がより美味しく食べられます。

重さ

次に大根を持ってみましょう。手に持った時に、ずっしりと重さを感じるようであれば水分がぎっしりと詰まっている証拠です。

みずみずしい旬の大根を味わえます。水分が抜けてしまっていると、持った時に軽さを感じてしまいます。持った時に軽いと感じてしまったら、それは避けた方が良いでしょう。

ひげ根

大根は根の先端にいくほど、ひげ根という部分があります。ほとんどの大根にはひげ根というものがありますが、これは少ない方がベストです。

ひげ根が少なく表面がなめらかになっている大根は、良い土壌で育った証拠です。栄養がたっぷり詰まっているため美味しく食べられます。

逆に表面がでこぼこして、ひげ根がたくさん出ていた跡がある大根は上手に成長できなかった跡になるので、風味は落ちてしまいます。

一般的にスーパーに並ぶことが多い青首大根にピックアップして、選ぶポイントを紹介します。

葉が生えている部分が青く、先端にかけて白くなっていくのが青首大根です。この青首大根は、色を見ても美味しさを見極められます。白い部分は真っ白いものが美味しい大根の証拠です。

ただ青い部分は濃すぎると、食感が良くないので避けましょう。薄いグラデーションになっているものが、旬の大根の中でも美味しいものです。

硬さ

スーパーで旬の大根を選ぶ時に、気にして欲しいポイントのひとつが硬さです。売り物なので、あまり強く押すことは良くありませんが、手に持った時に感触で硬さも確認してみてください。

水分がぎっしり詰まっている美味しい大根は、ある程度の硬さを感じられます。水分が抜けて中にスが入っている状態の大根は、ふにゃふにゃとした感触になります。手に持った時に、大根の水分量もある程度知ることが可能です。

葉付きの場合

家でも手間はかかってしまいますが、より美味しい大根を選ぶなら葉が付いているものが良いでしょう。

スーパーに並んでいる大根を選ぶ時には、葉がついている方が風味が良いです。ついている葉が黄色くなっていると劣化がすでに始まっているので、購入するのは避けましょう。

緑が濃いものほど、鮮度が良い証拠です。先述していますが、購入して家で保存する時には葉は切り落としておくと長持ちします。

カットしている場合

カットされている大根を選ぶ時いには切り口を要チェックです。切り口がみずみずしく、きめ細かいものを選んでください。いかにも乾燥している状態の大根を選ぶのはNGです。カットされているものは、葉付きのものに比べて乾燥しやすいのでなるべく早く使い切りましょう。

旬の大根をずっとおいしくする保存方法

大根

甘みが増している旬の大根は、顔がほころんでしまうほど美味しさを感じられます。

しかしそのまま冷蔵庫に入れておくだけでは、どんどんしなびてしまい風味も落ちてしまうのも事実です。この旬の大根の美味しさを長持ちさせる方法はあるのでしょうか?

実はほんの一手間で、旬の大根の美味しさを持続させる方法があります。葉つきの場合、カット済みの大根の場合、冷凍保存をする場合とそれぞれの状況に合わせた方法を紹介します。

葉付きの場合

旬の大根をまるごと1本購入する人も多いでしょう。その際には葉がついた状態で、購入することがほとんどです。葉がついている大根を購入した際には、葉と根っこを切り離して保存します。

葉が根の栄養を吸収して、早くしなびてしまうのを防ぐためです。葉は冷蔵保存には向かないので、塩ゆでをしてから水気をしっかり切り冷凍保存するのがおすすめです。根の部分は新聞紙でくるんで、冷蔵庫に立てて保存します。

カットしている場合

カットをしている大根を購入した時には、できれば早めに使い切ることが理想的です。使いかけの大根は、切った部分から水分はどんどん失われて風味が損なわれていきます。

そのため使いかけの大根を保存する時には、ラップでしっかりとくるむことが必要です。ラップでしっかりとくるんで冷蔵庫で保存をすれば、1~2週間持ちます。冷蔵庫に保存をする時には、寝かせずに立てた状態にしておくと鮮度が持ちます。

冷凍保存する場合

大根は冷凍保存をすることができます。ポイントは、しっかりと水気を拭き取った状態で冷凍をすることです。

水気が残ってしまうと、霜がついてしまい風味が落ちてしまいます。いちょう切りや短冊切りにした大根を硬めに塩ゆでをして、水気をしっかりと拭き取り冷凍保存します。

また大根はおろした状態でも冷凍保存が可能です。冷凍をすると、約1ヶ月ほど保存できます。期限内に使い切れるように、袋に期日を明記しておきましょう。

旬の大根をおいしく食べるレシピ6選

豚ばら肉と大根の煮物

せっかく美味しい旬の大根を手に入れたら、美味しく食べられるレシピを取り入れましょう。大根の食感や風味を最大限に活かせるレシピを6つ紹介します。

簡単に食卓に取り入れられるものだけをピックアップしてみました。さまざまな料理に取り入れられる大根はとてもヘルシーなのも嬉しいポイントです。

ちょっとしたおつまみにも、サイドメニューにもなる大根にはさまざまな味わい方がありました。

大根サラダ

さっぱりとしたおつまみが欲しい時や、あともう1品つけ足したい時に重宝するのが大根サラダです。水分をたっぷりと含んだシャキシャキとした大根を使うとより美味しく食べられます。さっぱりとした料理なので、食欲が無い日でも抵抗無く食べられます。

大根ステーキ

ヘルシーだけれど、食べごたえのあるものを作りたい時に重宝するのが大根ステーキです。レンジを使えば、時短調理にも繋がります。プラス一品の料理になるだけではなく、にんにくやバターの風味が食欲をそそります。厚みのある大根ステーキは食べごたえも抜群です。

ユズ漬け

副菜としても、常備菜としてもおすすめなのが、大根のゆず漬けです。旬の大根ならシャキシャキとした食感も残るため、より美味しく食べられます。大根と同じ冬が旬であるゆずと合わせれば、季節感を感じられる一品となるはずです。多めに作っておけば、お弁当や食卓の彩りにも活躍します。

ふろふき大根

季節感を楽しめる料理と言っても過言ではないのが、ふろふき大根ではないでしょうか?ほくほくとした食感は、体を芯から温めてくれます。旬の大根を使えば味も染み込みやすく、素材の甘みも感じられるはずです。

いか大根

いかと出汁の風味が大根に染み渡る、いか大根も冬に食べたくなる料理のひとつです。味がしっかりとしているので、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにも重宝します。

旬の大根の甘さや柔らかさをより堪能できる料理と言ってもよいでしょう。時間が経つほど、味が大根に染み込むので翌日に食べるいか大根も美味です。冬に旬を迎えるコウイカと一緒に作ってみてはいかがでしょうか?

ひき肉大根

旬の大根を美味しく食べるために最後におすすめするレシピが、ひき肉大根です。副菜として重宝されるイメージが強い大根ですが、お肉などのメインの食材とも相性は抜群です。

旬の大根ならではの甘みに、お肉のコクや出汁の風味があいまってお箸が止まりません。くたくたになるまで煮て、しっかりと味を染み込ませれば食べざかりの子供がいる家庭でも喜んでもらえる一品となるはずです。

旬の時期を知ってさらにおいしい大根を食べよう

大根おろし

大根は定番野菜として、1年中スーパーに並んでいる食材のひとつです。

さまざまな種類がありますが、冬に旬を迎える大根が多いのは覚えておくと良いでしょう。旬の大根は甘みが強く、煮物にとても適しています。より美味しく食べたい時には、その大根に適した調理方法を取り入れることがおすすめです。

購入した大根を美味しく保存できる方法もあるので、ぜひ取り入れてみてください。

籠に入った葉付き大根

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