れんこんの旬は晩秋から冬!選び方と美味しく食べるレシピ3選

カットされたれんこん

皆さんはれんこんの旬ってわかりますか?今はスーパーにいくとパックに入って1年中売られているので分からない方も多いかもしれません。れんこんの旬を知らなくても大丈夫と思っているあなた。れんこんの旬を知っておくことで、より美味しいれんこんを見分ける事ができます。いつものれんこん料理も美味しく作ることができるので知っていて損はありません。今回は、れんこんの旬はもちろんのこと、選び方やレシピまで解説します。是非参考にして美味しい旬のれんこんを食べつくしましょう。

れんこんの旬と産地

ザルの上に置いてあるれんこん

ここからはれんこんの旬と産地をご紹介します。旬や産地を知っておくと、自分好みのれんこんを見つけやすくなるのでぜひ参考にしてみましょう。

れんこんの旬は秋から冬

れんこんはほぼ1年中スーパーに並んでいますが、旬の時期は9月〜2月ぐらいです。秋口のれんこんはあっさりしていて柔らかいのが特徴。晩秋から冬のものは粘りが出てきて甘みが増してきます。

れんこんの主な産地は東西にある

れんこんの主な収穫地は茨城県と徳島県です。茨城県の収穫量は29,500トン。全体の47%を占めています。徳島県は7,060トンで、全体の11%くらいです。

茨城県内でよく栽培されている品種は「金澄」や「だるま」です。肉厚でシャキシャキとした食感が特徴のれんこんになります。また、徳島で栽培されているれんこんのブランドとして有名なのは「鳴門れんこん」と言われています。白色で歯切れがよく、柔らかい口触りが魅力です。

旬のれんこんの選び方と保存方法

れんこんの断面

ここからはれんこんの選び方と保存方法についてご紹介していきます。スーパーでれんこんを見かけたとき美味しい物を選べるようになっておきましょう。

色むらがなくふっくらしているもの

れんこんを選ぶときにはまずは形に注目してください。全体がずんぐりとしていて太く、まっすぐ成長しているものを選びましょう。

れんこんは乾燥してしまうと表面の艶がなくなり、茶色い染みができます。できるだけ艶があって傷が少ないものを選んであげましょう。れんこんの穴にも注目です。れんこんの穴は小さいほどおいしいと言われています。

また、カットされて売っているれんこんもあります。カットで売られているれんこんのメリットとしては、切り口や穴の大きさを確認できるというところでしょう。切り口は白色でみずみずしい物を選ぶようにしてください。黒ずんでいるものは避けるようにしましょう。

最後に手で持って重みを確かめてみましょう。しっかりとした重みがあれば水分が含まれている美味しいれんこんの証です。ぜひ参考にして美味しいれんこんを見分けてみてください。

冷蔵庫の野菜室で保存

カットされたれんこん

  1. 切り口をラップで包む
  2. 保存袋に入れて全体が浸かるくらいの水を入れる
  3. 冷蔵庫の野菜室に保存する

カットしたれんこんは切り口から乾燥してしまい、傷んでしまう原因になります。必ず切り口にはラップをしましょう。

全体が浸かるくらいの水は2日に1回は取り替えるようにしてください。水が傷んでしまうとれんこんも傷んでしまうためです。

れんこんを冷蔵保存した場合の保存期間は1週間です。

まるごとのれんこん

  1. 新聞紙またはキッチンペーパーを水で濡らす
  2. れんこんを1で包む
  3. ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存する

れんこんは乾燥を嫌う食べ物なので、湿らせたキッチンペーパーなどを使って乾燥から守ってあげましょう。

土付きのれんこんを保存することもあると思いますがその場合は土は洗い流さないようにしましょう。土付きの場合も同様に処理してください。

保存期間はカットされたれんこんと同様1週間くらいです。

旬のれんこんを美味しく食べるレシピ3選!

れんこんの炒めもの

ここからは旬のれんこんを美味しく変身させることができるレシピを3つご紹介します。ぜひご家庭で試してみてください。

れんこんの豆腐揚げだし

材料(揚げだし用)

  • れんこん
  • 絹ごし豆腐
  • むきえび
  • 鶏もも肉
  • ししとう
  • 赤パプリカ
  • なす
  • 大根おろし
  • ゆずの皮
  • みりん

材料(だし汁用用)

  • だし汁
  • 醤油
  • みりん

作り方

  1. れんこんは洗って皮を剥いてすりおろす。
  2. 1をザルでこして、布で包んで絞る。
  3. 2に塩とみりんで下味をつけておく
  4. エビはすり鉢でなめらかになるまで潰しておく
  5. 豆腐と卵を入れてなめらかになるまで練る
  6. 5をスプーン等を使って小さく団子状にする
  7. 一口大に切った鶏もも肉に塩コショウと小麦粉をまぶす
  8. ナスとパプリカは食べやすい大きさに切る
  9. 170度の油で7と8とししとうを揚げる
  10. 皿に盛ってだしをかけて完成

れんこんをすりつぶして調理したちょっと変わった豆腐揚げだしです。すりつぶしてあるのでれんこんが苦手なお子さんでも無理なく食べることができます。

れんこんの甘酢炒め

材料

  • れんこん
  • 片栗粉
  • ごま油
  • 白いりごま
  • 醤油
  • 砂糖

作り方

  1. れんこんは皮を剥いて5mmの輪切りにする
  2. 1と片栗粉を入れる
  3. 調味料を合わせる
  4. フライパンにごま油を入れて2を入れて焼き色がつくまで炒める
  5. 3を入れて弱火にして炒める
  6. 調味料に火が通って絡んだら皿に盛って、ごまを振りかけて完成

調味料を合わせて炒めるだけなので簡単にできます。唐辛子などを調味料に入れてあげれば、ピリ辛になってお酒のお供にもなるのでおすすめです。

れんこんとツナのサラダ

材料

  • れんこん
  • ツナ
  • 長ネギ
  • ごま油
  • 醤油
  • 砂糖
  • 和風だし
  • 黒コショウ

作り方

  1. 長ネギを刻む
  2. れんこんは皮を剥いて5mmの輪切りにする
  3. 耐熱ボウルに1と黒コショウ以外の調味料を入れて混ぜる。電子レンジで600w5分加熱する
  4. 電子レンジからだしたら混ぜて粗熱を取る
  5. 3にツナを入れて混ぜる
  6. 皿に盛って黒コショウと長ネギを上から散らして完成

酢が入ったサラダですが、レンジの熱で飛んでいるのであまり酸っぱさを感じることなく食べることができます。10分程度でできてしまうので時間がない主婦の方におすすめの料理です。

れんこんの栄養

乱切りされたれんこん

れんこんは栄養価の高い食べ物です。特にビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは疲労回復、風邪予防、老化防止に効果があると言われています。体調を崩しやすい冬にうってつけの野菜です。

れんこんにはタンニンという成分も含まれています。切り口が変色してしまうのはこのタンニンが原因です。タンニンは消炎や止血に効果があります。また、食物繊維も豊富なのでお通じにも効果抜群です。

最後に

れんこんの揚げ物

今回はれんこんの旬についてご紹介しました。れんこんの旬は秋から冬にかけてが食べごろです。自分好みの産地のものを見つけて、れんこん料理を楽しみましょう。

また、スーパーでれんこんを見つけたときは、選び方を参考にしてみてください。れんこんは栄養たっぷりの食材です。おすすめのレシピを使って、たくさんれんこん料理を作ってみてください。

実は、れんこんの丸い空洞は先の見通しが良いと言われており縁起物とされています。運気が下がったと感じたときに食べるのも良いかもしれません。

ぜひこの記事を参考にして旬のれんこんを味わいましょう。

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