目次
傘を収納するときによくある悩みと解決策
なぜ傘が増えてしまうのか?
みなさんは、傘を何本持っていますか? もしかすると、「何本もあったはずだけど、正確に数を把握していない」という方もいるのではないでしょうか。なぜそんなに傘が増えてしまうのでしょうか。
例えば、突然の雨が降り、仕方なくコンビニなどでビニール傘を買うシチュエーションはよくあります。出先で購入した傘は、当然家に持ち込むことになりますから、どうしても傘の本数が増えてしまいます。もしも家族がいるなら、かなりの量になってしまうことでしょう。
そうなると、傘入れに収まりきらない量の本数になるので、収納が本当に大変ですよね。とりあえずのつもりで靴箱やシューズクローゼットに傘をかけておくと、賃貸のような狭い玄関では非常に見栄えが悪くなります。できるなら、傘を余計に増やさないようにしたいものですよね。
傘を余計に増やさないようにするにはどうすればいい?
「一人一本」を心がける
傘は「一人一本」を徹底することが大事です。四人家族なら、傘は四本にしておきましょう。
四本を超す傘は、ちょっと気が引けますが処分してください。「一人一本」の意識をつねに心に留めておくために、「四本しか入らない」傘立てをあえて用意しておくといいですね。
たくさん傘を入れられる傘立てがあると気が緩んで、結局また余計な傘の本数を増やしてしまいます。出先で傘がない家族を迎えに行く用や、客人に持たせる用のために、予備として傘を一本だけ余分に用意しておくのはOKです。
出先で雨が降っても困らないように折り畳み傘を持ち歩く
傘が増えてしまう主な原因は、先程も説明したように「出先で急な雨に見舞われる」というシチュエーション。そんな困った時に頼りになるのは、「折り畳み傘」です。多少かさばりますが、折り畳み傘を常に持ち歩いておけば、コンビニのビニール傘を買う必要はなくなりますよね。
一人暮らしの時でも油断せず傘を管理する
一人暮らしの人も横着せず折り畳み傘などを持ち歩いて、傘を増やさないようにしましょう。一人暮らしだからといって油断していると、すぐに玄関がコンビニのビニール傘だらけになってしまいます。
ごちゃごちゃの傘をスッキリ収納するアイデア3選!
傘の収納スペースを隠す工夫
傘の収納スペースは、傘立てのデザインなどによっては玄関のインテリアとして見栄えがよくなりますが、玄関の広さによっては、傘立てそのものが邪魔になってしまうことがあります。
玄関がゴチャゴチャしていると、風水的にもあまり良くないと言われていますので、傘立てを玄関に置きたくないという方は、傘の収納スペースを隠してしまう工夫をするとよいでしょう。
マンションなどによく設置されている玄関収納スペースに余裕があれば、そこに傘を仕舞えばいいのです。シューズクローゼットが自宅にあるなら、そこを傘の置き場所にしてもよいですね。また、場合によっては靴箱や下駄箱も収納スペースとして活用できます。
もしも空間に余裕があるなら、傘を横置きにして収納することも可能です。折りたたみ傘は非常にコンパクトですので、靴箱や下駄箱で場所をとらずラクラク収納できるはずです。個人ブログなどにも傘の収納スペースのDIYが紹介されているので参考にしてみてください。
外玄関に傘立てを置いたり棚をつくる
戸建ての自宅に外玄関があるなら、そこを傘の収納スペースとして活用するのも手です。そこに傘立てを置いてもいいですし、棚を設置すれば内玄関はかなりスッキリ。
玄関以外の場所も傘の収納スペースになる
アイデア次第では、傘はどんなところにも収納できます。「玄関ドア付近に傘を収納しなければならない」という発想を捨てれば、実はいたるところに有効なスペースがあることに気がつくはずです。雨に塗れた傘は玄関で乾かして、その後はクローゼットに収納するのもひとつのアイデアです。
100円ショップで手に入るグッズで傘立てを作るアイデア4選!
ガーデニング用の花壇フェンスでオシャレな傘立てに!
もしも内玄関や外玄関にスペースの余裕があるなら、100均やニトリでガーデニング用の花壇フェンスを購入し、傘立てとして使うと見た目がとてもオシャレです。フェンスにはモノを引っかけられるので、装飾もしやすいのがポイントです。造花の「ツタ」をかけて一工夫するのもグッドですね。
板付きフックでスペースを有効活用
色んなモノをかけられる「板付きフック」や「壁掛けフック」。とても便利ですよね。これに傘をかければ、かさばらなくて済みます。「壁」を活用して床空間を節約するのはDIYの基本ですね。100均でも購入できるのでオススメです。
狭い玄関にはマグネットフックで省スペース化
一人暮らしのアパートは、どうしても玄関ドアが狭くなりがちです。オシャレなDIYをする余裕もない場合は、空間を省スペース化することに重きを置いたほうがいいですね。
例えば、100均でマグネットフックを用意すれば、傘をドアの扉裏(つまり玄関側のドア)に張り付けることができます。見栄えはあまり良くないかもしれませんが、「省スペース重視」ならこれもひとつのアイデアです。
突っ張り棒も傘の収納スペースになる
玄関収納スペースやシューズクローゼットがあるなら、「突っ張り棒」を活用して傘の収納スペースを手作りできます。単純に傘立てを置くよりも突っ張り棒のほうが空間を節約できるのでオススメです。
雨天時に玄関以外での傘の便利な収納アイデアと方法
移動中、雨で塗れた傘をどうすればいいかちょっと悩みますよね。雨粒をはらっても濡れたままなので扱いに困ってしまいます。車の助手席や足元に置くのもちょっと嫌ですよね。以下では、出先や移動中の濡れた傘を扱うアイデアをまとめていきます。
傘袋(傘カバー)を使う
傘をそのまま持ち歩くのではなく、濡れた傘を収納する傘の収納袋(傘カバー)を常備しておくとよいでしょう。濡れた傘の問題は、たいていそれで解決します。傘カバーはとてもおしゃれなデザインが施されているので、ファッションの一部として使うことができるのが嬉しいところです。
通常の長い傘、折りたたみ傘それぞれに専用の傘カバーがあるので、ぜひ購入を検討してみてください。濡れた傘を車に持ち込む時や、濡れた折りたたみ傘をリュックやカバンにしまう時に非常に役立ちます。
傘の収納ケースを使う
傘カバーだけでなく、専用の傘収納ケースも市販されています。たいていは折り畳み傘に対応した仕様になっているので、折り畳み傘を普段から使う方にオススメです。収納ケースは吸水性に優れている設計が施されているものがあります。濡れた傘をそのままサッと仕舞うことができるので重宝します。
自転車に傘を取りつけることもできる
自転車に乗るとき、「このあと雨が降るかもしれない」と思う時ってよくありますよね。そんなときは、やはり傘を持って行きたいところですが、かなりかさばるのでなかなか億劫になります。折りたたみ傘ならカバンに入れておけば問題ないですが、長物の傘はそうもいきません。
そんな時は、自転車に取りつけることができる「傘ホルダー」を入手しましょう。これさえあれば、自転車に傘を取りつけて移動でき、安全に運転可能です。クロスバイクやロードバイクにも対応していますので、よく自転車に乗る方は購入の検討をオススメします。子供乗せ自転車でも邪魔にならないので安心です。
カー用品の傘置きやトランクを使う
カー用品の傘置きが市販されていますので、手っ取り早く濡れた傘を処理したいなら用意しておくとよいでしょう。また、トランク内に専用の傘置きをつくるのもひとつの手です。
最後に
余計な傘が増えてしまう大きな原因は、雨が降るたびにコンビニでビニール傘を購入してしまうことです。そして、購入した傘を思い切って処分できないせいで、傘は増えていく一方です。
こうした事態に陥らないためにも、「一人一本」を徹底し、出先で急な雨に対応できるように折り畳み傘を常備しておくのがポイントです。この記事を参考にして、傘をスッキリ収納する実践をしてみてください。