美味しいトマトの選び方まとめ!見分けるコツから正しい保存方法まで

トマトは一年中スーパーに並んでいて、食卓に彩りを与えてくれる素晴らしい野菜です。みなさんも馴染み深い食材では無いでしょうか?毎日何気なく食べているトマトですが、実はトマトにも美味しいものとそうでないものがきちんとあります。どうせ買うなら美味しいものを食べたいですよね。今回は、美味しいトマトの見分け方や、保存方法、レシピまでご紹介します。ぜひ参考にして美味しいトマトを食べられるようになりましょう。

美味しくて甘いトマトを選ぶにはコツがいる?

水に濡れているトマト

美味しいトマトを選ぶのにはコツが必要です。慣れてない方は、難しいと思いますが覚えてしまえばとても簡単です。特にスーパーなどで購入する場合は直接見て買うことができます。直接見れる利点としては重さや色を瞬時に判断することができるという点です。通販だと、届いたものを料理するしかありません。トマトに限らず野菜を購入するときはぜひスーパーで直接見て購入しましょう。

美味しいトマトの選び方や見分けるコツ

畑になっているトマト

美味しいトマトを見分けるコツは以下の7つです。とても簡単なので参考にしてスーパーで実際に活用してみてください。

産地がわかっているもの

トマトは産地で選ぶ

まずは産地を見ましょう。本来であれば産地が変わるだけでもトマトの味は変わってくるので、自分の好みの産地で育てられたものを購入するといいです。しかし、初心者の方はどれが自分好みのトマトなのか分からないですよね。そんなときのために夏と冬に出回る産地をご紹介します。

  • 夏〜秋:北海道・茨城
  • 冬〜春:熊本・愛知

上記の期間のものを食べると比較的美味しく、栄養のたっぷり詰まったトマトを食べる事ができます。

重みがあるもの

トマトは重たいものを選ぼう

トマトは重みがあるものを選びましょう。手に持ったときにずっしりと重みが来た場合は、美味しさがギュッと中に詰まっている証拠です。1つ持っただけではわかりにくいので、2個ぐらい持って比べると判断しやすくなりますよ。

ヘタがピンとしているもの

ヘタがシナシナしているトマトは選ばないように

次にヘタをよく見ましょう。たまにスーパーで見るとヘタが茶色くなってシナシナしているものがあります。シナシナしてしまったヘタは、収穫してから時間が経っているという証です。鮮度が落ちるとその分美味しさも時間とともに劣化していきます。選ぶときは緑のヘタがピンとしていて綺麗なものを選ぶと良いでしょう。

ひび割れがないもの

ひび割れたトマトは選ばないように

トマトは水を上げすぎたり、育てられているときにトマトが付いた苗が強い日差しの下にずっと放置されるとひび割れが起こってしまいます。スーパーで売られていることはほとんど無いですが、もし仮に売られていても購入しないようにしてください。美味しさが割れ目から逃げてしまっているので味が落ちています。

身が硬いもの

トマトは堅いものを選ぶ

トマトを触ったときに身が硬いものを選ぶと美味しいトマトを食べることができます。皮がブヨブヨのものは劣化してきている証拠です。避けるようにしてください。

また、硬さを見るときに同時に色も確認しておきましょう。トマトは緑色だとまだ熟していません。鮮やかな赤い色をしたトマトを選ぶようにしてください。

形がいいもの

形が良いトマトを選ぼう

甘くて美味しいトマトを選ぶときには形が良いものを選ぶようにしましょう。先が尖っていたり、表面に凹凸があったりする場合は注意が必要です。中で空洞が出来ていたり、ゼリー状になっている種が多くなるので、美味しくない可能性が高いです。できるだけ丸くハリのあるトマトを選ぶようにしましょう。

お尻に放射状の白い線があるもの

トマトのお尻の白い線で選ぼう

お尻からトマトのヘタに向かって白い線がある場合、これは美味しいトマトの証です。水分を調整して作られており、糖度が高くなると白い線が出来ます。線がたくさん入っていればいるほど甘くて美味しいトマトなので、選ぶときは線が入っていることも確認するようにしましょう。

7つチェック項目を書きましたが、スーパーでこちらの条件を全部クリアするトマトはなかなかいません。半分くらい当てはまっていれば悪いトマトに当たる確率がぐっと下がるので、あまり神経質になりすぎないように選んでみてください。

トマトの正しい保存方法

野菜室に入ったトマト

トマトの保存方法は3つあります。順番にご紹介するので参考にしてください。

野菜室で保存

  1. トマトをポリ袋またはラップに包む
    ポリ袋やラップでトマトを保護して保存します。しっかり口を縛るようにしましょう。
  2. 野菜室にヘタを下にして入れる
    トマトのお尻を下にしないで、必ずヘタの方を下にして保存するようにしてください。お尻の方はヘタよりもデリケートにできていて、トマトの重みでお尻が潰れてしまう可能性があるので、必ずヘタを下にして保存するようにしてください。

冷凍庫で保存

  1. 綺麗にトマトを洗う
    トマトを綺麗に洗いましょう。トマトを調理するときにはそのまま使うことが多いのでここで綺麗に洗っておきます。
  2. ヘタを取る
    ヘタを取ります。これもトマトを調理するときはそのまま使うので下処理としてヘタを取っておきます。
  3. 冷凍用の保存袋に入れる
    冷凍用の保存袋に入れます。入れるときはぎゅうぎゅうに詰めないようにしてください。また、冷凍用の保存袋の口を閉めるときはできるだけ空気を抜くようにしましょう。空気が入っていると冷気が伝わりにくくなります。できるだけ早く凍結させたいので空気をに打て保存するようにしましょう。
  4. 冷凍庫に入れて完了
    冷凍庫に入れて完了です。冷凍庫に入れるときは、ヘタの部分を下にして入れるようにしましょう。

常温で保存

トマトが緑色の場合常温で保存する

買ったトマトが部分的に緑色になっている場合があります。まだ熟していないので、常温で保存して熟すのを待ちましょう。

常温で保存するときは、風通しがよく直射日光が当たらないところに置きましょう。表面が赤くなったら野菜室または冷凍庫、そのまま食べたりして処理しましょう。

美味しいトマトの簡単レシピ

トマトのサラダ

簡単なトマトを使ったレシピをご紹介します。すべて30分程度で出来てしまうのでトマトの処理に困ったら活用してみてください。

ザクザクトマトサラダ

材料

  • トマト
  • 青じそ

作り方

  1. トマトはザク切りにする
  2. 青じそは細切りにする
  3. 自分のお好みのドレッシングをかけて完成

こちらは忙しい方でも簡単に出来てしまうトマトを使った料理です。トマトと青じそだけですが、シンプルだからこそトマトの美味しさを感じることができるサラダになっています。

タコとトマトの混ぜご飯(2人分)

材料

  • タコ:150g
  • プチトマト:4個
  • 青じそ:5枚
  • ご飯:300g

調味料

  • オリーブオイル:大さじ1
  • 醤油:大さじ1
  • おろしショウガ:少々

作り方

  1. タコを5〜10分茹でる
  2. タコ・トマトをぶつ切りにする
  3. 2のタコに調味料をまぶす
  4. 青じそは細切りにする
  5. 2〜4をご飯に混ぜて完成

ご飯にタコとトマトを混ぜるだけで、簡単におしゃれなご飯に早変わりしてしまいます。おかずが少ないときの食卓に入れるだけでも華やかになるのでおすすめです。

トマトとオリーブのペンネ(2人分)

材料

  • ペンネ:150g
  • トマト:150g
  • にんにく:1かけ
  • アンチョビ(フィレ):2枚
  • オリーブ:3個
  • オリーブオイル:大さじ1と1/2
  • 醤油:小さじ1
  • 乾燥パセリ

作り方

  1. ペンネを茹でる
  2. トマトは細いくし切りにする。
  3. にんにく・アンチョビはみじん切りに、オリーブは小口切りにする
  4. フライパンに茹で上がったペンネと3を入れて少し火を入れる
  5. トマト・オリーブ・オリーブオイル・醤油を入れて味を整え、パセリをかけたら完成

こちらも簡単ですが、手の込んだ料理に見えてしまう一品です。トマトも消費することができるので晩ごはんに迷ってしまったときは活用してみてください。

トマトをしっかり選ぶだけで味に変化がある

トマトを切っている様子

今回はトマトの選び方についてご紹介しました。トマトには甘くて美味しいものから味気のないものまで個体差があります。購入時に見分けられるようになると、料理のクオリティーもぐっと上がるのでぜひ覚えて見分けられるようにしましょう。

また、たくさんトマトを買いすぎてしまったときは、今回ご紹介した保存法やトマト料理を駆使して消費してみてください。この記事を参考に美味しいトマトを見分けられるようになりましょう!

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