目次
スーツをクリーニングに出す頻度
スーツをクリーニングに出す頻度を、男性・女性・ワイシャツの順番でご紹介します。さらに、スーツを着る頻度も合わせてお伝えします。サラリーマンや就活生の方はぜひ参考にしてください。
男性の場合
春夏のスーツ
男性の夏場のスーツは背抜き仕様になっています。背抜き仕様とは、裏地をすべて省いて、背中の通気性を良くして涼しくさせることをいいます。風通しが良いとはいえ、汗をかいてしまうのも事実です。なので、夏は最低でも2週間に1度は出すようにしましょう。
冬のスーツ
男性の冬向けのスーツは厚みがあり、保温性もある生地でできています。なので夏のように頻繁にクリーニングに出してしまうと、生地が傷んでしまうこともあります。そのため、冬に出すクリーニングの頻度は1シーズンに1回で十分です。
女性の場合
春夏のスーツ
女性のスーツも裏地は付いていません。通気性を重視して作られています。なので女性用のスーツも2週間に1回のペースでクリーニングすれば大丈夫です。夏のスーツは冬物よりも傷みにくくなっているので頻繁にクリーニングに出しても問題ありません。
冬のスーツ
冬のスーツは夏に比べて汗をかきにくくなっています。冬シーズンのものは汚れることも少ないので1シーズンに1回のペースで十分です。
Yシャツ
ワイシャツはだいたい1回着たらクリーニングに出すのがベストです。しかし、何回もクリーニングに出してしまうと、早く傷んでしまうのですぐに買い換えなければいけなくなります。最低でも1週間着回せる量のワイシャツを手元に持っておくようにしましょう。特に営業職の方は見た目も大切になってきます。いくつか種類を持っていると便利ですし、清潔感を出すことができます。
スーツを着る頻度
通年で男性・女性とも毎日スーツを着る方にとって、毎日同じものを着ることはあまりおすすめできません。スーツは汗や体温で熱がこもってしまうと、乾くのに72時間必要になります。水分が残った状態で着てしまうと生地が擦れてしまうためです。
水分を含んでいると擦れによって受けるダメージも大きくなってしまうので、スーツは1度着たら2日くらいは休ませるようにしましょう。干す際は上着とズボン・スラックスは別に干すようにしてください。空気に触れる面が多いほど、早く乾かすことができます。
スーツのクリーニングにかかる日数と金額
スーツをクリーニングにした際にかかる日数は店舗ごとに多少の誤差はあります。しかし、平均すると2〜3日くらいはかかることを覚えておくといいでしょう。
たまに翌日仕上がりなどの対応をしてくれるクリーニング店もありますが、そこは店舗ごとに違うのできちんと確認するようにしてください。また、オプション加工を注文した場合は仕上がり日が延びる可能性があります。さらに、ウェットクリーニングをした場合も延びる場合があるので注意してください。
また、料金は大体1,000円くらいです。オプションなどを付けると料金は上がってしまうので頼むときにはきちんと確認するようにしましょう。
スーツをクリーニングに出すときの注意点
クリーニングに出す際の注意点をお伝えします。
上下セットで出す
クリーニングに出すときは必ず上下セットで出すようにしましょう。上下バラバラで出してしまうと、洗浄や乾燥の作業によって色合いが変わってしまいます。上下セットで出すとクリーニング屋さんが同じ風合いに合わせてくれるので、必ず一緒に出すようにしましょう。
ポケットの中身を確認する
クリーニングに出すときに確認しなければいけないのが、ポケットの中身です。クリーニング店でチェックしてくれればいいですが、チェックしてくれないお店だと中のものが壊れてしまう可能性があります。きちんとチェックしておくようにしましょう。
しみがある場合は伝える
クリーニングに出すときはきちんと状態を把握してから出すようにしましょう。クリーニング店によってはしみ抜きは別途料金がかかる場合があります。クリーニングに出すときにきちんとしみの箇所を伝えるようにすれば、お店側も安心して作業することができるので必ず伝えるようにしてください。
スーツを自宅で洗濯する方法と注意点
スーツをクリーニングに出すことを忘れてしまうこともあります。そんなとき、レディーススーツやウォッシャブルスーツは自宅で洗濯することができます。ただし、洗濯表示に洗濯や手洗OKになっている場合に限るので注意しましょう。
洗濯機を使う場合
- 洗濯ネットにスーツをたたんで入れる
洗濯機で洗う場合は必ず洗濯ネットを使うようにしてください。スーツ同士が擦れ合うのを防ぐことができます。 - おしゃれ着用洗剤を入れる
洗剤はおしゃれ着用のものを使うようにしましょう。おしゃれ着用洗剤は、色落ちと型崩れを予防してくれる成分が含まれています。自宅でクリーニングしてもクリーニング屋さんに出したときと変わらないクオリティーになるので、おしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめです。 - ドライコースを選択
スーツはドライコースで洗うようにしてください。普通の洗濯コースで洗ってしまうとドライコースよりも洗いが雑になってしまい、スーツにダメージが蓄積します。ドライコースは洗濯コースよりも優しく洗ってくれるので、ダメージが受けにくくなります。 - 洗濯機のスイッチを入れる
最後に洗濯機のスイッチを入れたら完了です。
手洗いの場合
- スーツが浸かるくらいの容器を用意する
スーツが浸かるくらいの容器を準備します。きちんと浸からないと綺麗に洗うことが出来ないのでなるべく大きめのものを準備するようにしましょう。 - 希釈液を作る
希釈液を作ります。希釈量は洗剤の表示に合わせて希釈するようにしましょう。 - スーツを入れて掴み洗いをする
スーツを入れて掴み洗いします。掴み洗いとは、容器の中で洋服を握ったり離したりしながら洗う洗い方のことをいいます。洗うときには力を入れすぎないようにしてください。 - 綺麗にすすぐ
洗剤の成分が落ちるまで綺麗にすすぎます。 - スーツを洗濯機に入れて脱水する
スーツを洗濯ネットに入れて洗濯機を回します。脱水のみで大丈夫です。1分くらいで止めるようにしましょう。 - ハンガーにかけて日陰干しする
最後にハンガーにかけて日陰で干します。
スーツを長持ちさせるお手入れと保管の方法
スーツを長持ちさせるためにクリーニングにプラスして、お家でも軽いお手入れをするともっと長持ちさせることができます。あまり着ないスーツにも活用できるのでぜひ試してみてください。
月に1回はブラッシングする
タンスにしまっているスーツは月に1回はブラッシングするようにしましょう。タンスに入っていても見えないホコリはくっついてしまうものです。結婚式などでいざ着たいときにホコリまみれだったら残念ですよね。冠婚葬祭でたまにしか着なくても月に1回はブラッシングしてあげるようにしましょう。
湿気対策は万全に
湿気対策はきちんとしておきましょう。タンスの中は湿気が溜まりやすくなっています。そのまま入れっぱなしにすると最悪の場合、カビてしまうこともあります。カビを作らないためにも週に1回はタンスの扉を開けて、換気をするようにしてください。
最後に
今回はスーツをクリーニングに出す頻度についてご紹介しました。スーツをクリーニングに出す頻度は夏と冬で違います。頻度も着る人によって変化するので、自分に合ったペースを見つけられるようにしましょう。タイミングがよく分からないという人は、まずはこの記事で書いている頻度で出してみてはいかがでしょうか。
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