目次
調味料のかしこい収納方法
毎日の料理に欠かせない調味料をすっきり収納するアイデアや、調味料に適した保管場所をまとめました。ガス台周辺のスペースにまとめて収納する方法や、引き出しやシンク下、冷蔵庫の中など場所ごとの調味料収納アイデアをご紹介します。
キッチンをおしゃれに見せるのに加えて、調理時間の短縮、また正しい保管の仕方で調味料をおいしく保つこともできます。料理に欠かせない調味料を使いやすいように収納すれば、キッチンがすっきり片付き、家事のモチベーションもアップします。
引き出しに調味料を収納する
引き出しを全開にして引き出さなくても、必要なものをさっと取り出せるアイデアです。引き出し収納で大切なことは、上から見た時に一目ですぐにわかるようにするということです。
調味料の高さを揃えて、使う回数の多い順に手前から並べていきます。砂糖や塩のように、量が多めの調味料は、その都度頻繁に詰め替えるのは面倒なので、大きめの容器を用意して一度に移してしまうのが時短のコツです。
統一した容器に移し替えて、調味料の名前を書いたラベルを貼ると見た目に統一感がでます。また、調味料が整頓されているだけで、自然とお料理のモチベーションも上がりそうです。
シンクの下に調味料を収納する
シンクの下にあるスペースは、思いのほか奥行きが広く、奥のモノが取り出しづらかったりしますよね。そんな時には手前に引き出せるボックスやトレーを活用してみましょう。
頻繁に取り出して使う調味料は手前に、あまり使わないものやストック品は奥に入れておきます。シンク下に専用のスライドトレー付きの収納棚があれば、細かい調味料をまとめてしまうことができ便利です。
また、キッチン下の引き出しは、必要なモノを縦に並べてしまうと、調味料を取り出す度に引き出しを全開にしなくてはいけません。なので、よく使う調味料は横に並べて、引き出しの一番手前に置いておくようにしましょう。そうすることで、引き出しをちょっと開けるだけで、必要なものを取り出せます。
ファイルボックスを活用する方法もあります。ファイルボックスをジャンル別に縦に並べることで、使うものをボックスごと引き出せますし、入れ換えやお掃除も手軽にできます。
トレーと調味料ポットとの合わせ技によって、ストックを買い過ぎてしまうといこともなくなるでしょう。手前に調味料ポット、奥にはストック品を入れておいて、中身がなくなったら奥にあるもので補充します。こうしておくことで、ストックの有無がひと目でわかるため、買い過ぎや買い忘れを防ぐことができます。
ガス台周辺のスペースに調味料を収納する
ガス台周辺のスペースを利用して、調味料まとめて載せるラックを使います。とても目につきやすいので、デザインを統一させた容器を並べることで、スッキリと清潔感のある使い勝手の良い調味料スペースを確保できます。
冷蔵庫の中の調味料の収納アイデア
「人に見られないから平気!」と言って、冷蔵庫内の収納をおろそかにしていませんか。冷蔵庫は、調味料の保管に適した場所なのですが、他の食材を冷蔵する場所でもありますので、スペースを取りすぎないようコンパクトにまとめて収納するようにします。
中に入れた食材や調味料を、見つけやすく、なおかつ出し入れしやすくしておくと、電気代の節約にもなります。
野菜室の上の引き出し部分を利用
野菜室の上の引き出しの中に、低めの調味料を小分けにして収納できます。引き出し収納と同じように、「上から見てすぐにわかる並べ方」がポイントです。
チューブ形の調味料は引っかけて収納
ほとんどのご家庭では冷蔵庫のドアポケットに、マヨネーズやケチャップなどを置いていますよね?ですが、安定性が悪く倒れやすいので、取り出す度にストレスがたまってしまいます。そこで、大き目の瓶に調味料を立てておき、冷蔵庫のドアポケットではなく、野菜室に収納することで、収納の煩わしさから解放されます。
冷蔵庫の奥行きを活かして調味料を収納する
冷蔵庫は奥行きが結構ありますので、細長いトレーを利用して、その中に調味料を入れて引き出すようにすれば、奥のものも取り出しやすくなりますね。上段は高さがあるので、収納容器に取っ手が付いたものを使うと調味料を取り出しやすくなります。
小物の調味料はケースに収納する
お弁当についてくる小さな醤油、ソース、からし、小分けのジャム、コーヒー用ミルクなどは、冷蔵庫のドアポケットに専用の小分けケースを設置し、ケースに入りきる分だけストックしておきます。
入れるモノの上限をケースの高さで決めてしまうことで、ものがあふれ出てしまったり、賞味期限が分からなくなったりする問題を防げます。立てかけるだけでなく、ピンチハンガーで留めておく方法は、冷蔵庫を開けたらすぐに目に入るので、探す手間がなく便利です。
おそろいのボトルに入れて収納する
冷蔵庫のドアポケットに収納するドレッシングやソースなどは、デザインが同じボトルに入れ替えて並べて収納します。見た目がすっきりするだけでなく、ボトルの中の残量も冷蔵庫を開ける度に確認できます。各ボトルにラベルを貼って、見分けがつくようにしておくと、出し入れの時短にもなります。
調味料をおしゃれに収納する
おしゃれな容器を使う
調味料を収納するにあたり、おしゃれ感と収納効率の両方を上げるには、スーパーで購入したままの状態で調味料を保管せずに、使いやすく、なおかつおしゃれな容器に入れ替えて使ってみましょう。
容器選びのポイントは見た目だけで判断するのではなく、中身が見えやすい、ふたの開け閉めがしやすい、しっかりと密閉できるなどを考えて選ぶようにしましょう。円柱よりも、四角い形の容器の方が並べた時に隙間ができにくいので、スペースを有効に使うためにはその点も考えておく必要があります。
スパイスラックを使う
スパイスラックを利用して調味料をまとめておくことで、そこがとてもおしゃれな空間に変わります。調味料をいろいろな容器に詰め替えてラックの高さに合わせて並べると、使い易いうえに見た目もとてもきれいです。高さのあるボトルは、一番上の段を利用することできちんと並べることができます。
トレーを使う
茶葉や砂糖、スプーンなど、来客用に使うティーセットは、おしゃれなトレーやかごにまとめていれておきます。来客時には、そのままサッと出すことができるので、あっちこっちからティーグッズをかき集める必要がなく、スマートにお茶の準備が整います。
100均グッズを使った調味料収納アイデア
統一感を出す収納
皆さんお馴染みの、「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」などの100均のお店でボトルを買いそろえ、調味料の容器として利用してみましょう。同じ容器をラックの列ごとに並べることで、形は違ってもカラーが同じだと統一感があり、すっきりときれいな印象を与えます。
見せるスパイスの収納
一個で5つのスパイスボトルを縦収納できるスパイスラックというものがあります。容器の数に応じてスパイスラックの本数をそろえて並べますが、スパイスボトルを同じシリーズで揃えると、統一感があり、「見せる収納」としてもおすすめですよ。
大きめのボトルに入った調味料の収納
醤油やお酒、みりんなど、大きめのボトルに入った調味料をすっきりと収納する方法として、100均にある、大き目のビニールかごを用意し、その中に納まる分だけストックを購入していくというアイデアもあります。かごに隙間ができたときだけ、ストック分を買い足すというルールを決めておけば、余分に買いすぎることを防止できます。
突っ張り棒とフックでつり下げる
つっぱり棒とカーテンフックを使い、そこにフック1つにつきチューブ1本をつり下げて収納します。冷蔵庫を開ければすぐに目につくし、すっきりと収納できますね。
化粧ポーチに入れる
小物調味料の収納に、100均のコスメポーチを利用するアイデアです。冷蔵庫のポケットのスペースでばらつきがちなチューブを、ポーチに入れてひとまとめにしておきます。ビニールやナイロン素材のポーチだと、汚れた時のお掃除も簡単ですよ。
ふたにラベリングする
100均のラベリング用シールは耐久性があり、見た目もきれいなので調味料のラベリン用としてぴったりです。似通った調味料の商品ラベルを見なくても、上から見るだけで簡単に判別できるようにしておくと、出し入れしやすくなります。
最後に
お気に入りの調味料収納グッツは見つかりましたか?見やすくディスプレイしたり、こだわりの調味料をコレクションしたりすることで、料理の幅も広がるかもしれないですね。毎日使う調味料の収納術をマスターすれば、調理がもっと快適になるでしょう!