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世界の面白い迷信7選

世界には、韓国の「試験前にワカメスープを食べると試験に滑る」や、イギリスの「黒猫が横切ると幸運が訪れる」など、思わず驚くような迷信があります。
食べ物や動物、数字など、身近なものが幸運や不運と結びついているのが面白いところです。海外で伝えられている7つの迷信を、その意味や文化的な背景とともに紹介します。
1. 韓国では試験前にワカメスープを食べると試験に滑る
韓国には、試験前にワカメスープを食べると試験に失敗するという迷信があります。ワカメのつるつるとした食感から、試験で「滑る」ことを連想するためです。
韓国語には「ワカメスープを食べる」という言い回しがあり、試験に落ちたことを意味する慣用表現としても使われています。日本でも受験で「滑る」「落ちる」という言葉を気にすることがありますが、韓国では食べ物まで結びついているのが特徴です。
一方、ワカメスープは韓国で誕生日に食べる習慣がある料理でもあります。誕生日には親しまれる料理が、試験前には縁起が悪いとされるという、場面によって意味が変わる言い伝えです。
2. ペルーでは空のスーツケースを持って旅行の幸運を願う
南米のペルーでは、新年に空のスーツケースを持って近所を一周すると、その年に旅行ができるという言い伝えがあります。
新しい年に旅行を楽しめるよう、スーツケースを持って歩き、旅立つ姿を先にまねる縁起担ぎです。荷物を詰めて遠くへ出かけるのではなく、近所を回るだけという点に意外性があります。
3. イギリスでは黒猫が幸運を招くという迷信もある
黒猫が目の前を横切ると、不吉なことが起こる。そんな言い伝えを聞いたことはありませんか。
ところが、イギリスには反対に、黒猫が横切ると幸運が訪れるという迷信があります。ただし、イギリス国内でも黒猫の縁起に対する解釈は一様ではありません。
例えば、ヨークシャー地方には、黒猫を飼うことは幸運でも、道で出会うことは不吉だとする言い伝えがあります。また、イングランドには、結婚式で花嫁に黒猫を贈ると幸運が訪れるという伝承もあります。
同じ黒猫でも、地域や場面によって幸運にも不運にも結びつくところが興味深い点です。
4. トルコでは青い目玉のお守りで災いを防ぐと信じられている
トルコでは、青い目玉の形をした「ナザール・ボンジュウ」というお守りが知られています。家の入口やお店に飾られるほか、アクセサリーとしても使われています。
その背景にあるのは「邪視」と呼ばれる考え方です。人の嫉妬や悪意を含んだ視線が、災いをもたらすと信じられてきました。
ナザール・ボンジュウは、そうした視線による災いを遠ざけるためのお守りとされています。目から来る災いを、目玉の形をしたお守りで防ごうとする発想が特徴的です。
5. タイでは「9」が縁起のよい数字とされる
タイでは、数字の「9」が縁起のよい数字として親しまれています。
その理由の一つは、タイ語の言葉の響きにあります。数字の9を表す「ガーオ(เก้า)」は、「前へ進む」という意味の言葉「ガーオ(ก้าว)」と発音が似ています。
このことから、9は前進や発展、成功を連想させる縁起のよい数字とされているのです。
タイには、幸運を願って9カ所の寺院を巡る習慣もあります。寺院への参拝には宗教的な意味もありますが、数字の9に込められた縁起のよさも表れています。
日本では「9」が「苦」を連想させるため、縁起が悪い数字として扱われることがあります。同じ数字でも、言葉の響きが違えば縁起の意味まで反対になるのは面白いところです。
6. ギリシャでは新年にザクロを割って幸運を願う
ギリシャには、新年に玄関先でザクロを割り、幸運や繁栄を願う習慣があります。新年を迎えて家に入る前に行う縁起担ぎです。
ザクロは豊かさや繁栄を象徴する果物とされてきました。食べたり飾ったりするだけでなく、玄関先で割るという行動に願いを込める点が特徴です。
7. アメリカでは鏡を割ると7年間不幸が続く
アメリカでも知られている迷信の一つに、「鏡を割ると7年間不幸が続く」というものがあります。割った後の不運が、7年間という具体的な期間で語られるところが特徴です。
この迷信はアメリカだけのものではなく、ヨーロッパにも伝えられてきました。アメリカの民俗資料にも、鏡を割ると7年間不幸になるという言い伝えが記録されています。
ただし、なぜ不運が「7年間」続くとされるのかについては諸説あり、唯一の由来が確定しているわけではありません。鏡が割れたことで本当に不運が続くという根拠もありません。
迷信を比べると国ごとの縁起の違いが見えてくる

世界の迷信には、試験前の食べ物や新年の願掛けなど、身近なものを幸運や不運と結びつける発想が見られます。
同じものでも、地域によって縁起の捉え方が変わります。黒猫はイギリス国内でも幸運と不運の両方に結びつく伝承があり、数字の9は日本では「苦」を連想させる一方、タイでは「前進」を表す言葉と結びついています。
迷信に込められた願いや言葉の連想を知ると、意外な言い伝えを楽しみながら、世界の文化の違いにも目を向けられます。










