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タンブル乾燥は衣類を回転させながら温風で乾かす方法

タンブル乾燥とは、乾燥機の中で衣類を回転させながら温風で乾かす方法です。
「タンブラー乾燥」と呼ばれることもあり、家庭用のドラム式洗濯乾燥機や回転式の衣類乾燥機、コインランドリーの回転式乾燥機などが代表例です。
ただし、タンブル乾燥に対応した乾燥機でも、すべての衣類に使えるわけではありません。衣類ごとの可否は、洗濯表示を確認して判断します。
ドラム式・縦型・ヒートポンプはタンブル乾燥なのか

「ドラム式」「縦型」「ヒートポンプ」は、すべて同じ基準で分けた言葉ではありません。タンブル乾燥かどうかは、衣類をどのように動かして乾かすかを見ると整理しやすくなります。
ドラム式や回転式乾燥機はタンブル乾燥の代表例
ドラム式洗濯乾燥機は、ドラムを回転させて衣類を動かしながら温風で乾かすため、タンブル乾燥の代表例です。
コインランドリーなどの回転式乾燥機も、ドラム内で衣類を回転させながら温風で乾かす方式であれば、タンブル乾燥に当たります。
自宅かコインランドリーかではなく、どのような方法で衣類を乾かすかがポイントです。
ヒートポンプ式でもタンブル乾燥する機種がある
ヒートポンプとタンブル乾燥は、どちらか一方を選ぶ関係ではありません。
ヒートポンプは主に空気を除湿・加熱して乾燥に利用する仕組みを表し、タンブル乾燥は衣類を回転させながら乾かす方法を表します。
そのため、ヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機でも、タンブル乾燥を行う機種があります。ヒートポンプ式だからタンブル乾燥ではない、と判断しないようにしましょう。
縦型は機種によって乾燥方式が異なる
縦型洗濯乾燥機は、機種によって衣類の動かし方や乾燥方式が異なるため、ドラム式と同じように一括して判断できません。
縦型の乾燥機能がタンブル乾燥に当たるか知りたい場合は、「縦型だから大丈夫」「縦型だからタンブル乾燥ではない」と決めず、取扱説明書の乾燥機能・乾燥コースの説明やメーカーの案内で、衣類の動かし方や乾燥方式を確認してください。
タンブル乾燥できるかは洗濯表示で見分ける

自宅の乾燥機がタンブル乾燥に対応していても、その衣類を乾燥できるとは限りません。衣類に使えるかどうかは、素材名より先に洗濯表示を確認するのが基本です。
衣類タグでは、乾燥表示の中から四角形の中に円があるマークを探してください。その円の中にある点の数やバツ印で、タンブル乾燥の可否と温度条件を見分けます。
点が2つのマークは排気温度上限80℃

四角形の中の円に点が2つある場合は、タンブル乾燥ができます。高温乾燥に対応し、排気温度の上限は最高80℃です。
「80℃」は衣類そのものを80℃にするという意味ではなく、タンブル乾燥時の排気温度の上限を示しています。
点が1つのマークは排気温度上限60℃

円の中に点が1つある場合もタンブル乾燥はできますが、低温乾燥が条件です。排気温度の上限は最高60℃となります。
乾燥機に高温・低温などの設定がある場合は、衣類の表示に合った設定を選びます。機種ごとのコースや温度条件は取扱説明書も確認してください。
コインランドリーでは、機種によって高温・中温・低温などの温度設定を選べるものがあります。ただし、設定名や条件は機種ごとに異なります。点が1つの衣類は「低温」という名称だけで判断せず、機械の表示や店舗案内で衣類の「排気温度上限60℃」の条件を満たせるか確認しましょう。
バツ印はタンブル乾燥禁止

四角形の中の円にバツ印が付いている場合は、タンブル乾燥はできません。家庭用のドラム式洗濯乾燥機だけでなく、コインランドリーなどの回転式乾燥機を使う場合も同じです。
「低温にすれば大丈夫」「短時間なら大丈夫」と自己判断せず、別の乾燥方法を確認しましょう。
タンブル乾燥禁止を無視すると衣類を傷めることがある

タンブル乾燥禁止の衣類を乾燥機へ入れると、素材や加工、衣類のつくりによっては、縮み、型崩れ、変色、装飾品の損傷、風合いの変化などが起こることがあります。
ただし、タンブル乾燥禁止の理由はすべての衣類で同じではありません。「ウールだから」「綿だから」と素材名だけで決めるのではなく、その製品に付いている洗濯表示や注意書きに従うことが大切です。
誤ってタンブル乾燥してしまった場合も、必ず縮むとは限りません。まず衣類の状態を確認し、洗濯表示やメーカーの案内に対処方法が示されていれば、それに従ってください。
根拠のない方法で無理に元へ戻そうとしないことが大切です。
タンブル乾燥禁止なら自然乾燥の表示を確認する

タンブル乾燥禁止のマークは、タンブル乾燥処理ができないことを示す表示です。乾燥方法には自然乾燥の表示もあるため、タンブル乾燥が禁止されている場合は、そちらも確認します。
つり干し・平干し・日陰干しの表示を確認する
自然乾燥の表示は、四角形の中に描かれた線によって乾かし方を示します。代表的な意味は次のとおりです。
- 縦の1本線:脱水後につり干しする
- 縦の2本線:脱水せず、ぬれたままつり干しする
- 横の1本線:脱水後に平干しする
- 横の2本線:脱水せず、ぬれたまま平干しする
- 斜め線が加わる:日陰で干す
型崩れしやすい衣類では平干しが指定されるなど、同じ「自然乾燥」でも方法は異なります。タンブル乾燥禁止だけを見て乾かし方を決めず、自然乾燥の表示まで確認しましょう。
浴室乾燥はタンブル乾燥禁止だけでは判断できない
浴室乾燥は衣類を回転させないため、タンブル乾燥そのものではありません。ただし、タンブル乾燥禁止だからといって、すべての衣類で浴室乾燥機の温風を使えるとは限りません。
タンブル乾燥が禁止されている場合は、まず自然乾燥の表示で指定された干し方を確認します。そのうえで浴室乾燥機を使いたい場合は、衣類の注意書きと浴室乾燥機の取扱説明書も確認し、それぞれの条件に合う方法を選びましょう。
タンブル乾燥で迷ったら乾燥方法と洗濯表示を確認する

タンブル乾燥かどうか、衣類を乾燥機に入れてよいか迷ったときは、次の順番で確認すると整理しやすくなります。
- 使おうとしている乾燥方法がタンブル乾燥か確認する
- 衣類のタンブル乾燥表示を確認する
- タンブル乾燥禁止なら自然乾燥の表示や注意書きを確認する
機械名や素材名だけで可否を決めず、洗濯表示を基準に順番に確認することで、その衣類に合った乾かし方を選びやすくなります。










