霊を呼び寄せるといわれる行為7つ!やってはいけない怖い言い伝えとは

夜の口笛や鏡、こっくりさんなど、霊を呼び寄せるといわれる7つの行為を紹介。昔からの俗信や都市伝説の背景、怖くなったときの対策や気にしすぎないための考え方も解説します。

霊を呼び寄せるといわれる7つの行為

女性の生霊

夜に口笛を吹く、合わせ鏡をする、百物語を最後まで続けるなど、「霊や怪異を招く」と語られる行為はいくつもあります。

ただし、その由来はすべて同じではありません。古い資料にも残る俗信や怪談文化がある一方、インターネットを通じて知られるようになった比較的新しい都市伝説もあります。

実際に霊を呼び寄せる効果が確認されているわけではないため、ここでは怖い言い伝えや都市伝説として見ていきましょう。

1. 夜に口笛を吹く

何気なくやってしまいそうなのが、夜に口笛を吹くことです。「夜に口笛を吹くと幽霊が来る」「魔物を呼ぶ」といった言い伝えは、各地に残されています。

ただし、呼び寄せるとされるものは地域によってさまざまです。幽霊だけでなく、蛇や鬼、天狗、泥棒などが来るとされた地域もあり、「夜に口笛を吹いてはいけない」という禁忌には複数の言い伝えがあります。

静かな夜に口笛を吹いたあと、「今の音に何か反応したら……」と想像すると、途端に怖くなるのもこの話の不気味なところです。

2. 誰もいない席にもう一人分の食事を用意する

一人で食事をするとき、誰も座っていない席にもう一人分の料理を並べると、そこへ幽霊を招いてしまうという都市伝説もあります。

目の前に空席があり、その人のためのように食事まで用意されていると考えると、「本当に誰かが座っていたら……」と想像してしまいそうです。

昔から各地に伝わる代表的な俗信としてではなく、比較的新しい怖い話の一つとして受け止めるのがよいでしょう。

3. 合わせ鏡をする

2枚の鏡を向かい合わせ、像が奥へ奥へと続いて見える「合わせ鏡」にも、怪異を結び付ける俗信や都市伝説があります。

「良くないものが映る」「自分の死に顔が見える」「悪魔や怪異が現れる」など、語られる内容はさまざまです。

鏡にまつわる怖い話は合わせ鏡だけではありません。夜中に鏡を見ると後ろに霊が映る、普段とは違うものが見えるといった俗信も残されています。

「合わせ鏡をすると霊界への通路が開く」という一つの決まった仕組みではなく、鏡と怪異を結び付ける複数の怖い話があると捉えるのが自然です。

4. 霊に向かって呼びかける

「いるなら出てきて」「返事をして」などと、霊の存在を想定して呼びかけると、何かを招いてしまうという都市伝説もあります。

夜の口笛や百物語のように古い民俗資料まで遡れる話とは位置づけが異なり、現代の召喚系の怖い話として見かけるものです。

誰もいないはずの暗闇へ、自分から声をかける。その場面を想像するだけでも、返事が返ってきたらどうしようと不気味に感じるかもしれません。

5. こっくりさんをする

学校の怪談などで知られる「こっくりさん」も、霊的な存在を呼ぶ遊びとして語られてきました。

紙に文字などを書き、参加者が硬貨などに指を添えて問いかける形が知られています。日本では明治時代から広まったとされ、狐などの霊的な存在を呼び出して答えを聞くものとして紹介されてきました。

現在では怖い遊びという印象もありますが、インターネット時代になって突然生まれた都市伝説ではなく、明治期まで来歴をたどれる点が特徴です。

6. 百物語を最後まで続ける

怪談を語ること自体が怪異を招くとされたものに「百物語」があります。

百物語では、夜に集まって怖い話を一話ずつ語り、話が終わるたびに灯りを一つずつ消していきます。そして、百話を語り終えて最後の灯りが消えると、本物の怪異が現れると恐れられていました。

百物語は江戸時代にも知られ、怪談を楽しむ文化として広がっていきました。ネット上で生まれた都市伝説ではなく、「怖い話を重ねた先に怪異が現れる」という古くからの怪談文化を背景にしています。

一話ずつ灯りが消え、部屋が暗くなっていくなかで「百話目のあと、本当に何か起きたら……」と恐怖が高まっていくところも、百物語ならではの怖さです。

7. ひとりかくれんぼをする

現代の都市伝説として知られるのが「ひとりかくれんぼ」です。人形などを使い、一人でかくれんぼをする心霊遊びとしてインターネット上で広まりました。

昔から各地に伝わってきた民間伝承ではなく、ネット時代に広まった比較的新しい都市伝説という点が、夜の口笛や百物語とは異なります。

「遊びをすると何かを呼び出してしまう」という怖い話とともに知られており、現代の「やってはいけない心霊遊び」として語られる都市伝説の一つです。

霊を寄せ付けたくないときにできること

ここまで読んで、「昨日、夜に口笛を吹いてしまった」「似たようなことをしたけれど大丈夫?」と急に怖くなった人もいるかもしれません。

そんなときは、霊的な効果をうたう方法へ飛びつくより、まず自分が落ち着ける環境を作ることから始めましょう。

部屋を明るくして周囲を確認する

暗い部屋で物音や気配が気になったら、まず電気をつけて周囲を確認してみましょう。風で物が動いた音、家電の作動音、外から聞こえた物音など、暗闇では分からなかった原因が見つかる場合があります。

また、寝入りばなや目覚め際には、体が動かしにくくなったり、誰かがいるような気配や人影を感じたりする睡眠麻痺が起こることもあります。

心霊現象だとすぐに決めつけず、まず明るくして現実に確認できるものを確かめることから始めてみましょう。

怖い話や動画からいったん離れる

怖い話や動画を見続けて、自分でも「少し怖くなってきた」と感じたら、いったん心霊系の情報から離れてみましょう。

怖さが楽しい範囲を超えてきたら、明るい内容を見る、音楽を聴く、家族や友人と話すなど、別のことへ意識を向けるのも一つの方法です。

怖い話は、想像する余白があるからこそ怖いものです。十分楽しんだところで離れるくらいでもよいでしょう。

塩を使うなら清めの風習として取り入れる

日本では古くから、塩が神事やお清めに使われてきました。そのため、「怖いことがあったら塩を使う」「盛り塩を置く」といった話を耳にすることもあります。

ただし、塩を置けば幽霊を確実に防げると確認されているわけではありません。盛り塩などを取り入れるなら、霊除けの効果を保証するものではなく、清めの風習の一つとして考えるとよいでしょう。

霊を呼ぶという言い伝えは気にしすぎなくて大丈夫

夜の口笛や合わせ鏡、百物語など、「霊を呼ぶ」とされる話には、昔から残る俗信もあれば、比較的新しい都市伝説もあります。

夜に口笛を吹いたり、今回紹介した行為に心当たりがあったりしても、それだけで「霊を呼んでしまった」と考える必要はないでしょう。

怖い言い伝えは必要以上に気にせず、由来や背景も含めて楽しむくらいの距離感で受け止めるのがおすすめです。

「こんな話があるんだ」と怖さも含めて楽しみながら、昔の俗信と現代の都市伝説の違いにも目を向けてみてください。

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