ガソリンがなくなったらどうする?ガス欠時の対処と燃料補給の方法

車のガソリンがなくなったときの対処法を解説します。まだ走れる・止まりそう・停止した場合の行動、ロードサービスによる燃料補給、高速道路での対処、給油後もエンジンがかからない場合や車への影響まで紹介します。

ガス欠前後の対処法

ガソリンがなくなると、最終的にエンジンが止まり、車は自走できなくなります。

まだ走れるなら早めに給油し、止まりそうなら安全な場所へ寄せ、停止したら安全を確保して救援を依頼しましょう。

走行中にエンジンが停止すると、ハンドルやブレーキの操作力補助がなくなり、普段より操作が重くなる車種があります。

ガス欠するまで走り切ろうとせず、燃料が少ないと気づいた段階で対処することが大切です。

まだ走れるなら早めに給油する

通常どおり走れる段階なら、給油できるガソリンスタンドへ早めに向かいます。

「給油ランプが点いたらあと何km走れる?」に、全車共通の答えはありません。ランプが点灯する燃料残量は車種によって異なり、実際に走れる距離も燃費や渋滞、道路の勾配、運転状況などで変わります。

車に航続可能距離が表示される場合は参考にできますが、その距離まで必ず走れるという意味ではありません。必要に応じて取扱説明書も確認し、表示された距離を使い切る前に給油しましょう。

止まりそうならハザードを出して安全な場所へ寄せる

燃料が少なく、加速しにくいなど走行を続けるのが難しいと感じたら、遠くのガソリンスタンドまで無理に走るのは避けます。

ハザードランプなどで後続車に異常を知らせ、急なブレーキや進路変更を避けながら、走行できるうちに道路の端など安全に停車できる場所へ寄せましょう。

なお、振動や異音、加速しにくいといった症状はガス欠以外のトラブルでも起こります。燃料残量が少ない場合でも、症状だけで原因をガス欠と決めつけないようにしてください。

止まったら安全を確保して救援を呼ぶ

ガス欠で車が停止したら、まず周囲の交通状況を確認し、乗員の安全を確保します。そのうえで、JAFや契約している自動車保険のロードサービスなどへ連絡しましょう。

道路上で車が止まっても、交通状況を確認せず車外へ出て押したり、自己流で牽引したりするのは避けてください。場所によっては、車を動かすことより乗員が安全な場所へ移動することを優先します。

高速道路でガス欠したときの対処

まだ車を動かせるなら路肩や非常駐車帯などへ寄せ、停止後は後続車へ知らせて安全な場所へ避難し、その後に通報・救援を依頼します。

まずハザードランプを点灯し、急な操作を避けながら、可能な限り路肩や非常駐車帯などへ寄せます。

停止したら、安全を確認しながら発炎筒や停止表示器材を使い、後続車へ停止車両があることを知らせます。その後、乗員は車内や車のすぐ近くに残らず、ガードレールの外など後続車から離れた安全な場所へ避難してください。

避難した後に通報し、JAFなどのロードサービスへ救援を依頼します。路肩に停められた場合でも、車内でそのままロードサービスを待つのは避けましょう。

また、高速道路では、燃料不足によって走行できなくなることを防ぐため、走行前に燃料量などを確認することが求められています。

高速道路でガス欠しただけで必ず違反になるわけではありませんが、必要な確認をせず燃料不足で走行不能になった場合は、法令上の違反として扱われることがあります。

ガス欠したあとの燃料補給と再始動

ガス欠で停止した車を再び走れる状態に戻すには、まず燃料を補給します。

出先で自分でガソリンを用意するのが難しい場合は、JAFや自動車保険のロードサービスを利用するのが基本的な方法です。

JAFなどのロードサービスで燃料を補給する

JAFでは、燃料切れ時の燃料補給をロードサービスとして行っています。ガス欠した場所まで救援に来てもらえるため、出先で車が動かなくなったときに利用できます。

利用料金や燃料代などは、会員・非会員や利用場所などによって異なります。救援を依頼するときに、必要な費用もあわせて確認しましょう。

自動車保険のロードサービスを確認する

契約している自動車保険に、ガス欠時の燃料補給サービスが付いている場合もあります。

補給してもらえる燃料の量や無料になる範囲、利用できる回数などは契約内容によって異なります。保険会社の案内を確認し、利用できるサービスがあれば連絡しましょう。

自分でガソリンを用意する場合は、法令に適合した容器が必要です。ペットボトルなどへガソリンを入れて運ぶことはできません。

また、ガソリンを容器で購入するときは本人確認や使用目的の確認が行われます。セルフ式のガソリンスタンドでも、利用者自身が容器へガソリンを入れることはできません。

緊急時は、まず利用できるロードサービスを確認すると対処しやすいでしょう。

給油してもエンジンがかからなければ救援を依頼する

ガソリンを補給してもエンジンがかからない場合は、まず十分な量の燃料が入っているか確認します。

車種によっては、少量を入れただけでは足りず、燃料残量警告灯が消える程度まで給油しないと始動できないことがあります。

十分に給油しても始動できない場合は、何度も始動操作を繰り返さず、ロードサービスや販売店へ相談してください。

特にディーゼル車などは、ガス欠後に必要な対応がガソリン車と異なる場合があります。燃料を入れても動かないからといって、無理に自己対処を続けないようにしましょう。

ガス欠による車への影響と予防

一度ガス欠しただけで、必ず車が故障するわけではありません。

ただし、ガス欠を繰り返すと、燃料ポンプやインジェクター、スターター、バッテリーなどへ負担がかかり、寿命を縮める可能性があります。

ガス欠を防ぐには、普段から燃料計を確認し、残量に余裕があるうちに給油することが基本です。

長距離を運転するときは、出発前に燃料残量を確認し、ルート上で給油できる場所も把握しておきましょう。

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