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歳を取ると友達が減るのは普通なの?

大人になる中で、以前より友達と会わなくなったり、付き合う相手が変わったりして、「昔より友達が減った」と感じることはあります。
それだけで、自分の人付き合いに問題があると考える必要はありません。
友達が減ったと感じることはあっても、歳を取るほど誰でも友達の人数が減っていくわけではありません。
年齢だけでなく、仕事や家庭、住む場所など生活の変化によって、友達との付き合い方が変わることもあります。
「友達が減った」と感じたときは、次のような変化を分けて考えると状況を捉えやすくなります。
- 付き合っている友達の人数そのものが減った
- 友達と直接会う回数が減った
- メッセージや電話で連絡する回数が減った
- 昔の友達とは疎遠になり、付き合う相手が変わった
以前ほど会わなくなったからといって、すぐに「友達がいなくなった」と考える必要はありません。大人になると、友人関係そのものだけでなく、関係を続けるペースが変わることもあります。
友達が減る時期に決まった年齢はない
「20代後半になって急に友達と会わなくなった」「30代になって付き合いが減った」「40代になって友達が離れていくように感じる」など、変化を意識する時期は人によって異なります。
就職、転職、結婚、子育て、転居などが起こる時期も人それぞれです。そのため、「何歳になったら友達が減る」という決まった年齢はありません。
特定の年代になったから友達が減ったと考えるより、その時期に自分や友達の生活がどう変わったのかを見る方が、今の状況を理解しやすくなります。
会う頻度が減っても関係がなくなったとは限らない
学生時代には毎日のように顔を合わせていた友達でも、社会人になれば数か月に一度しか会わなくなることがあります。住んでいる場所が離れれば、さらに長く会わないこともあるでしょう。
それでも、久しぶりに連絡を取れば以前と変わらず話せたり、困ったときには頼れたりする関係もあります。
「どれくらい頻繁に会っているか」と「友達としての関係が続いているか」は同じではありません。会う回数だけを基準に、今ある友人関係まで少なく見積もらないことも大切です。
大人になると友達が減ったと感じる背景

大人になって友達が減ったと感じる背景には、年齢そのものより、友達と自然に会える環境や自由に使える時間の変化があります。
「自分から友達を遠ざけた覚えはないのに、いつの間にか疎遠になった」という場合も、生活を振り返ると付き合い方が変わるきっかけが見つかることがあります。
卒業や就職で自然に顔を合わせる機会が減る
学生時代は、学校へ行けば友達に会える環境があります。同じ授業を受けたり、休み時間を一緒に過ごしたりするため、特別に予定を立てなくても交流できます。
卒業や就職をすると、その「自然に会える機会」がなくなります。友達同士でも勤務日や休日が違えば、会うにはお互いに予定を合わせなければなりません。
以前より会わなくなったのは、関係が悪くなったからではなく、単純に顔を合わせる環境がなくなったことが影響している場合もあります。
仕事や家庭で友達と過ごせる時間が変わる
仕事が忙しくなったり、結婚や子育てなどで日々の予定が変わったりすると、友達と過ごすために使える時間も変わります。
自分には時間があっても友達の予定が合わないこともあれば、その逆もあります。以前なら気軽に決められた食事や旅行でも、お互いの都合を合わせることが難しくなる場合があります。
これは必ずしも「友達より仕事や家庭が大切になった」という意味ではありません。生活の中で自由に動ける時間帯や予定の組み方が変わり、結果として会う機会が少なくなることがあります。
転居や転勤で気軽に会える距離ではなくなる
進学、就職、転勤、結婚などをきっかけに住む場所が変わると、友達との物理的な距離も広がります。
近くに住んでいた頃なら「今週会おう」と気軽に誘えた相手でも、遠方へ引っ越せば交通費や移動時間も必要です。会いたい気持ちがあっても、以前と同じ頻度では会いにくくなります。
一方で、距離が離れたことと友達でなくなったことは別です。会う回数は減っても、メッセージや電話などでゆるやかに続いている関係もあります。
友達が減ったからといって自分を責めすぎなくていい

友達が減ってくると、「自分は人付き合いが下手なのかな」「何か嫌われることをしたのかな」と考えたくなることもあるかもしれません。
しかし、大人になる中では、仕事、家庭、住む場所など、自分や友達を取り巻く生活条件も変わります。以前と同じように会えなくなった背景には、自分一人では決められない事情が重なっていることもあります。
昔と同じ人数や頻度で会えなくなったことだけで、自分は人付き合いが下手だと決める必要はありません。
数か月に一度でも楽しく会える友達がいる、久しぶりでも自然に話せる相手がいる、普段はほとんど連絡しなくても気にかけている人がいる。そうした関係も友達付き合いの一つです。
今のペースで特に困っていないのであれば、友達の人数を増やしたり、昔のような付き合い方へ戻したりすることを無理に目標にしなくてもよいでしょう。
一方で、友達が減ったことを寂しいと感じているなら、その気持ちまで「大人なら仕方がない」と片づける必要はありません。
寂しいのであれば、自分が負担に感じない範囲で人とのつながりを増やす方法を考えてみましょう。
寂しいときは無理のない形で人とつながる

友達が減って寂しいと感じても、昔の人間関係をすべて取り戻したり、急いで新しい友達を何人も作ったりする必要はありません。
「誰と、どのくらいつながっていたいか」を自分の今の生活に合わせて考え、小さな一歩から始める方が続けやすくなります。
会いたい友達には短い連絡から始める
しばらく連絡していない友達に会いたいと思ったら、長いメッセージを考えすぎず、「久しぶり」「最近どう?」など短い連絡から始めてもよいでしょう。
疎遠になった期間が長いほど、「今さら連絡していいのかな」と構えてしまうことがあります。しかし、最初から以前と同じ関係へ戻そうとせず、まず近況を尋ねる程度なら負担も小さくできます。
返事が来たら、お互いの予定や距離に合わせて、無理のない頻度でやり取りを続けてみてもよいでしょう。
今ある関係は無理のないペースで続ける
友達との関係を保つために、頻繁に会ったり毎日のように連絡したりする必要はありません。
仕事や家庭の状況によっては、数か月に一度会う程度がちょうどよいこともあります。お互いにそのペースを心地よく感じているなら、昔より交流が減ったことを必要以上に問題視しなくてもよいでしょう。
誕生日や年末年始に短く連絡する、気になる話題を見つけたときにメッセージを送るなど、続けやすいやり方を選ぶことができます。
新しいつながりが欲しいなら続けやすい場所を選ぶ
昔の友達だけにこだわらず、今の生活の中で新しい人と知り合う選択肢もあります。
趣味の集まりや習い事、地域の活動など、自分が興味を持てて継続して参加しやすい場所なら、同じ人と何度か顔を合わせる機会を作りやすくなります。
最初から「親しい友達を作ろう」と力を入れる必要はありません。挨拶をする人や少し会話できる人が増えるだけでも、人とのつながり方は変わっていきます。
友達が減った今を否定するのではなく、寂しいと感じるなら、自分が心地よく続けられるつながりを少しずつ増やしていきましょう。









