お盆の親戚の集まりを断るには?理由を言いたくないときの伝え方

お盆の親戚の集まりへ行きたくないけれど断りづらいときは、欠席理由を詳しく説明することより、参加しない意思を簡潔に伝えることが大切です。本当の理由を言いたくない場合の伝え方や、理由を聞かれたときの対応、欠席以外の選択肢も紹介します。

お盆の親戚の集まりを断るときの基本

お寿司 出前

親戚の集まりを断るために、相手が納得する理由を作り込む必要はありません。

欠席すると決めたら、参加しないことと、自分が話せる範囲の理由を簡潔に伝えます。親戚との集まり方やお盆の過ごし方は家庭によって異なるため、全員が同じように参加できるとは限りません。

仕事や家庭の予定など伝えられる事情があるなら、それを理由にして構いません。一方で、親戚に知られたくないことや、説明するとかえって負担になることまで、すべて話すことを前提にしなくてもよいでしょう。

参加しないことを先に伝える

断るときは、理由を長く説明してから結論を伝えるより、「今回は参加できません」「今回は欠席します」と、参加しないことを先に伝えると意図が分かりやすくなります。

「難しいかもしれない」「予定を確認してみる」など曖昧な返事を続けると、相手は参加する可能性があると受け取ることもあります。すでに欠席すると決めているなら、参加できないことを明確に伝えましょう。

理由は話せる範囲にとどめる

欠席するときに、事情を細かく説明しなければならないとは限りません。

「その日は都合がつかないので、今回は欠席します」「家庭の予定があるため、今回は参加できません」など、自分が話せる範囲で伝えます。

実際に仕事や予定があるなら、そのまま理由として伝えてもよいでしょう。ただし、親戚の集まりを断るためだけに仕事や旅行の予定を作ったり、事実ではない理由を次々と用意したりする必要はありません。

親戚への不満を欠席理由にしない

「○○さんが嫌いだから行かない」「あの人が来るなら参加しない」など、特定の親戚への不満をそのまま欠席理由として伝えると、今回の出欠とは別の話まで広がることがあります。

集まりでプライベートなことを聞かれる、居場所がないと感じる、特定の人とのやり取りが負担になるなど、参加したくない背景があることと、それを親戚本人への批判として伝えることは分けて考えましょう。

一方、配偶者など今後の参加方法を一緒に考える相手には、「以前こう言われてつらかった」「長時間いると負担が大きい」など、実際にあったことを具体的に共有すると、どこまで参加するかを話し合う材料になります。

欠席すると決めたら早めに連絡する

参加しないことが決まっているなら、直前まで連絡を延ばさず、伝えられる段階で知らせましょう。出欠を取りまとめている人がいる場合は、その人へ伝えます。

連絡手段も一律に決める必要はありません。普段LINEでやり取りしている相手ならLINE、電話で連絡している相手なら電話など、日頃の連絡方法に合わせます。

連絡できる時期は集まりの内容や事情によって変わります。急な体調不良や予定変更など、直前まで分からない事情もあるため、「何日前まで」と固定せず、欠席が分かった時点で連絡することを考えましょう。

本当の理由を言いたくないときの伝え方

親戚の集まりを断りたい本当の事情を、すべて説明する必要はありません。まずは、今回の出欠を伝えるために何を話す必要があるのかを切り分けます。

親戚の集まりそのものが負担な場合

大人数で長時間過ごすことや、親戚同士の会話そのものに負担を感じていても、「親戚の集まりが嫌いだから行きません」とそのまま伝える必要はありません。

「今回は都合がつかないので欠席します」「今回は参加を控えます」など、出欠を中心に伝える方法があります。

また、集まりそのものではなく長時間過ごすことが特に負担なのであれば、完全に欠席するほか、参加時間を短くする方が自分に合う場合もあります。何が負担なのかを整理すると、後から参加範囲を考えやすくなります。

比較や詮索を避けたい場合

仕事、結婚、子ども、収入など、集まりで聞かれたくない話題がある場合もあります。その話題を避けたいのであれば、欠席理由を説明するために自分から持ち出す必要はありません。

「今回は予定が合わないため欠席します」など、今回の出欠に必要な内容へ絞ります。聞かれたくない事情を詳しく説明することと、欠席する意思を伝えることは別に考えましょう。

特定の親戚に会いたくない場合

特定の親戚との過去のやり取りが負担になっている場合でも、その相手への批判を親族全体へ伝える必要はありません。

「今回は参加を控えます」など、まずは今回の出欠だけを伝える方法があります。

ただし、嫌な言動を繰り返し受けているなど、今後の参加方法にも関わる事情がある場合は、配偶者など状況を共有できる家族へ実際にあったことを伝え、参加する範囲を考える材料にしてもよいでしょう。

配偶者側の親戚で断りにくい場合

家族単位で出欠を考えるケースでは、親戚へ連絡する前に夫婦で参加方針を確認します。「自分だけ欠席する」「配偶者だけ参加する」「家族全員で欠席する」など、まず誰が参加するのかを整理しましょう。

あわせて、誰から親戚へ連絡するのかも決めておくと、家族内で説明が食い違うのを避けやすくなります。親戚への説明を考える前に、自分たちがどこまで参加できるのかを共有しておくことが先です。

断ったあとに理由を聞かれたときの対応

欠席を伝えると、「どうして?」「何か予定があるの?」と聞かれることもあります。そのときも、相手を納得させるために新しい事情を次々と付け加える必要はありません。

新しい理由を次々に付け足さない

最初に「家庭の都合で今回は参加できません」と伝えたのであれば、さらに別の理由を重ねて説得力を持たせようとしなくても構いません。

聞き返されたときも、「今回は予定が合わないので参加できません」と、最初に伝えた範囲で答えます。理由を増やすほど断りやすくなるとは限らず、自分でも説明しづらくなることがあります。

話したくないことまで詳しく説明しない

質問されたときにどこまで話すか迷ったら、「今回の出欠を伝えるために必要な情報か」「話すことでかえって自分の負担が増えないか」を分けて考えてみましょう。

一方、配偶者など今後の参加方法を一緒に決める相手には、親戚へは話さない事情でも共有した方が判断しやすい場合があります。親戚へ伝える情報と、家族内で共有する情報を同じにする必要はありません。

「それでも来られない?」と重ねて誘われても、欠席すると決めているなら、新しい理由を増やさず「今回は参加できません」と同じ範囲で伝えます。

代わりの提案はできる場合だけにする

「今回は無理だけれど、別の日なら会える」「長時間は難しいけれど、少しだけなら顔を出せる」といった代案を添える方法もあります。

ただし、断るたびに代わりの予定を約束する必要はありません。別日に会うことも負担なら、新しい約束を作らずに欠席を伝える選択もあります。自分が実際にできる場合だけ提案しましょう。

欠席するか迷うときは参加する範囲を調整する

お盆に飾るナスとキュウリの精霊馬

「できれば行きたくないけれど、完全に欠席するかは迷う」という場合は、参加するかしないかの二択だけで考えず、負担になっている部分を減らせないか検討してみましょう。

  • 食事の時間だけ参加して早めに帰る
  • 宿泊せず日帰りにする
  • 家族全員ではなく参加できる人だけ行く
  • お盆の集まりには参加せず、別日に会う

どの方法が合うかは、集まりの内容や家庭の事情によって変わります。法要など出欠の意味合いが異なる行事もあるため、すべてのお盆の集まりを同じものとして考えないことも大切です。

完全に欠席する方が負担を減らせる人もいれば、短時間だけ参加する方が現実的な人もいます。自分や家族が無理なく実行できる範囲から選びましょう。

毎年の集まりは無理なく参加できる範囲を決めておく

毎年お盆が近づくたびに「今年は何と言って断ろう」と悩んでいるなら、その場の断り文句だけでなく、今後どの程度なら参加できるのかを考えておく方法があります。

たとえば、毎回長時間参加するのは難しくても、短時間なら参加できるかもしれません。お盆の集まりは負担でも、別日に少人数で会うなら無理がないこともあります。配偶者側の親戚であれば、自分だけ欠席する年があってもよいかなど、夫婦で参加方針を共有しておく方法もあります。

その場を切り抜けるための理由を毎年探すより、自分や家族が無理なく続けられる参加範囲を決めておくことが、親戚付き合いの負担を減らす一つの考え方です。

一度欠席することと、親戚との関係そのものを断つことは分けて考え、自分に合う距離を選んでいきましょう。

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