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4月〜5月の春先からハチの巣作りが始まる

毎年4月〜5月ごろになると、越冬した女王バチが巣作りを始めます。家の軒下や庭木、換気口まわりなどで同じ場所にハチを何度も見かける場合は、近くに巣を作り始めている可能性もあります。
この時期の巣はまだ小さいことが多いものの、放置すると夏に向けて働きバチが増え、巣も大きくなっていきます。見つけたときは無理に近づかず、早めに状況を確認することが大切です。
ハチの巣を見つけた時に絶対にしてはいけない5つのタブー

もし家の軒下や庭木などにハチの巣が作られているのを発見した場合、慌てた行動はかえって危険です。ここでは、ハチの巣を見つけたときに避けたい5つのタブー行動を紹介します。
1.ハチの巣に近づき覗き込む
ハチの巣を見つけたとき、つい中を覗き込みたくなるかもしれませんが、これは危険です。巣に近づくと、ハチが敵と判断して飛び出してくることがあります。
巣を見つけたら無理に確認しようとせず、まずは静かに距離を取りましょう。種類の確認は、安全な場所から巣の形を見る程度にとどめてください。
2.大声を出したり大きな音を立てる
ハチの巣やハチの姿を見かけると、驚いて大声を出してしまうことがあります。特に小さなお子様はパニックになり、騒いでしまうこともあるでしょう。
しかし、巣の近くで大きな音を立てると、ハチを刺激するおそれがあります。見つけたときほど、声を抑えて静かに離れることが大切です。
3.近くで激しく動く
ハチの巣の近くで手を振り回したり、走って逃げたりするのも危険です。ハチは急な動きを刺激と受け取り、攻撃してくることがあります。
近くにハチがいても手で払わず、姿勢を低くしてゆっくり後ろに下がりましょう。子どもにも、ハチを見つけたら騒がず離れるよう教えておくと安心です。
4.日中に殺虫スプレーを噴射する
ハチの巣を見つけてすぐ、日中に殺虫スプレーを噴射するのは危険です。日中はハチの活動が活発で、巣の周辺を出入りしている個体も多くなります。
薬剤が十分に届かないと、巣を刺激するだけになり、攻撃されるおそれがあります。自己判断で噴射せず、基本的には専門業者や自治体窓口に相談しましょう。
5.つつくなどハチの巣に刺激を与える
殺虫スプレー以外にも、棒で突く、石を投げる、巣を揺らすといった行為は絶対に避けましょう。巣への刺激は、ハチにとって攻撃された合図になります。
刺されると強い痛みや腫れだけでなく、体質によってはアナフィラキシーショックを起こす危険もあります。面白半分のいたずらは非常に危険です。
ハチの巣を見つけたときの対処法

ハチの巣を見つけたときは、慌てて近づいたり、巣を刺激したりしないことが大切です。まずは次の行動を意識してください。
- 静かにその場を離れる
- 姿勢を低くして距離を取る
- 安全な場所から巣の形を確認する
- 不安な場合は専門業者や自治体に相談する
基本的に、ハチの巣は自分で駆除しようとせず、まず静かに距離を取りましょう。種類を確認する場合も、近づかず安全な場所から巣の形を見る程度にとどめます。
ボール状で外側が覆われ、出入口が少ない巣はスズメバチの可能性があります。一方、シャワーヘッドのような形で巣穴が見えるものはアシナガバチの巣に多い特徴です。
ただし、見分けに迷う場合は無理に判断せず、専門業者や自治体窓口に相談してください。
小さな巣でも自己判断での駆除は慎重に
小さな巣でも、スズメバチの初期巣である可能性があるため、大きさだけで判断するのは危険です。
巣穴が見えるシャワーヘッド状のアシナガバチの巣で、手の届く低い場所にある場合でも、不安があれば無理をせず専門業者に依頼しましょう。
自分で対処する場合は、ハチの活動が落ち着きやすい夜間に、肌を露出しない服装で行います。ハチ用殺虫剤は製品表示に従って使い、処理後もすぐに巣を落とさず、翌日以降にハチがいないことを確認してから撤去する方が安全です。
もし刺されてしまった場合は、刺された箇所を流水で洗い、患部を冷やしましょう。息苦しさ、じんましん、吐き気、めまい、意識がぼんやりするなどの異変がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
ハチの巣を見つけたら放置せずに専門業者へ連絡を

ハチの巣を見つけたときは、慌てて近づいたり刺激したりせず、まず静かに距離を取りましょう。
玄関、ベランダ、物干し場、庭木など生活動線に近い場所にある巣は、放置すると刺される危険があります。
小さな巣でも種類を誤ると危険なため、不安がある場合は自治体窓口や専門業者に相談するのが安全です。春先のうちに見つけて早めに対応できれば、巣が大きくなってから慌てるリスクも減らせます。









