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卵はドアポケットより冷蔵室の棚が安心

卵を買ってきたあと、冷蔵庫のドアポケットにある卵用ケースへ移している人は多いのではないでしょうか。
最初から卵を入れるような形になっているため、「ここが正しい置き場所」と思いやすいものです。
ただ、卵の保存場所として考えると、ドアポケットは少し注意が必要です。
冷蔵庫を開け閉めするたびに外気に触れやすく、扉の動きで振動も受けやすいため、冷蔵室の棚に置くより保存環境が安定しにくいからです。
もちろん、ドアポケットに一度入れたらすぐに傷むというわけではありません。
しかし、卵をできるだけ安定した状態で保存したいなら、ドア側ではなく冷蔵室の棚に置く方が管理しやすくなります。
特に、まとめ買いをして数日かけて使う家庭では、置き場所を見直す価値があります。
卵の保存で避けたい4つの場所

卵は冷蔵庫に入れていれば何でもよい、というわけではありません。温度が上がりやすい場所、揺れや衝撃を受けやすい場所に置くと、鮮度を保ちにくくなったり、ひび割れの原因になったりします。
まずは避けたい保存場所を確認しておきましょう。
1.常温になりやすい場所
買ってきた卵を、台所や玄関、買い物袋の中にしばらく置いたままにするのは避けたい保存方法です。特に気温が高い日や湿気が多い時期は、室内でも卵の温度が上がりやすくなります。
「あとで冷蔵庫に入れよう」と思っているうちに、ほかの片付けや料理を始めてしまうこともあります。卵は生ものなので、帰宅後はできるだけ早めに冷蔵庫へ入れるのが基本です。
2.直射日光が当たる場所
買い物の帰り道や帰宅後の一時置きで、卵に直射日光が当たる状態も避けたいところです。卵をつぶさないように袋の一番上へ置くことはありますが、そのまま日当たりのよい場所に置くと、卵の温度が上がりやすくなります。
特に車内や窓際は、短時間でも思った以上に温度が上がることがあります。卵を持ち帰ったら、ほかの食品を片付ける前に冷蔵庫へ入れるくらいの意識で扱うとよいでしょう。
3.ドアポケット
冷蔵庫のドアポケットは、取り出しやすく便利な場所です。ただし、扉を開けるたびに外気の影響を受けやすく、冷蔵室の奥や中央の棚に比べると温度が安定しにくい場所でもあります。
さらに、ドアの開け閉めで卵が揺れたり、ケースの中でぶつかったりすることもあります。強く扉を閉めたときや、卵がしっかり固定されていないときは、ひび割れや落下につながる可能性もあります。
ドアポケットに卵用のくぼみがあると使いたくなりますが、長く保存する卵ほど、温度変化と振動を受けにくい棚へ移した方がよいでしょう。
4.不安定な場所
冷蔵室の中でも、皿や容器の上、食材のすき間、手前の不安定な場所に卵を置くのはおすすめできません。
冷蔵庫の中が混んでいると、つい空いた場所に仮置きしたくなりますが、卵は転がりやすく、少しの動きで落ちることがあります。
また、奥の食材を取り出そうとしたときに卵へ手が当たったり、ドアを開けた拍子に手前の卵が押し出されたりすることもあります。
卵を保存するときは、温度だけでなく「動かない場所に置けているか」も確認しておきたいポイントです。
卵はパックのまま冷蔵室で保存する

避けたい場所が分かったら、次は実際にどこへ置くかを決めましょう。卵の保存では、低い温度を保つこと、温度変化を少なくすること、衝撃を減らすことが大切です。
基本は、パックのまま冷蔵室の棚に置く方法です。
10℃以下を目安に冷蔵室で保存する
卵は、10℃以下を目安に冷蔵保存するのが基本です。家庭では、常温のまま置くよりも、冷蔵室で低温を保った方が鮮度を維持しやすくなります。
野菜室は冷蔵室より温度が高めに設定されていることが多いため、卵の保存場所としては冷蔵室を選ぶ方が無難です。
冷蔵庫の機種によって温度設定は異なりますが、卵は「野菜と一緒に入れるもの」ではなく、「冷蔵室で安定して保存するもの」と考えると分かりやすいでしょう。
ドア側より奥や中央の棚に置く
卵を冷蔵室に入れるときは、ドア側ではなく、できるだけ温度変化を受けにくい棚に置くのがおすすめです。冷蔵室の奥や中央寄りの棚は、ドアポケットより外気の影響を受けにくく、保存場所として安定しやすいです。
ただし、奥に入れすぎて存在を忘れてしまうと、賞味期限を過ぎてしまうこともあります。よく使う家庭では、奥に押し込みすぎず、見える範囲で安定して置ける場所を決めておくと使いやすくなります。
パックのまま保存して衝撃を減らす
卵は、買ってきたパックのまま保存すると扱いやすくなります。パックに入っていれば卵同士がぶつかりにくく、冷蔵庫の中で転がる心配も減らせます。
また、パックには賞味期限が表示されているため、使う順番を確認しやすいという利点もあります。卵用ケースへ移し替えると見た目はすっきりしますが、期限が分からなくなったり、卵がむき出しになって衝撃を受けやすくなったりすることがあります。
冷蔵庫内を整理したい場合でも、卵だけはパックごと置けるスペースを確保しておくと管理しやすくなります。
期限とひび割れを使う前に確認する
保存場所を整えていても、使う前の確認は必要です。卵を取り出したら、賞味期限だけでなく、殻にひびが入っていないかも見ておきましょう。
ひびが入った卵は、通常の卵より傷みやすくなる可能性があります。買ってきた時点で割れていたり、冷蔵庫内でぶつかってひびが入ったりしたものは長く置かず、状態に不安がある場合は無理に使わない判断も必要です。使う場合も、生食ではなく十分に加熱することを前提にしましょう。
卵は身近な食材ですが、保存場所と状態確認をセットで考えると、より扱いやすくなります。
まとめ

卵の保存では、「冷蔵庫に入れているか」だけでなく、「冷蔵庫のどこに置いているか」も大切です。
ドアポケットは便利な場所ですが、開け閉めのたびに温度変化や振動を受けやすいため、卵の保存場所としては冷蔵室の棚の方が向いています。
まず見直したいのは、卵をドアポケットや不安定な場所に置いていないかという点です。もし卵用ケースに移し替えているなら、次に買った分からはパックのまま冷蔵室の奥や中央寄りの棚に置くとよいでしょう。
卵はよく使う食材だからこそ、保存方法もなんとなく済ませがちです。置き場所を少し変えるだけでも、温度変化や衝撃を減らし、賞味期限や状態を確認しながら使いやすくなります。









