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『ドラえもん』新作映画の公開前に公式SNSが“噴火” “地震”描写に異例の注意喚起 ファンからは賛否両論
2026年2月27日に公開される『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』の内容に関して、公式SNSが注意喚起(いわゆる「トリガーアラート※」)を出したことでSNSユーザーから賛否の声が上がっています。
(※「トリガーアラート、トリガーワーニング」とは、トラウマを刺激し、フラッシュバックが起きる可能性のある映像表現が含まれる場合に事前に出される警告のこと)
本作は、映画『ドラえもん』シリーズ第4作目の『のび太の海底鬼岩城』のリメイク作品として公開される予定です。公開から43年もの年月を経てリメイクされるとあり、話題になっていました。
その最中、映画内容のとある特定の場面について、注意喚起が出されて物議を醸しています。
『新・海底鬼岩城』のストーリーは、主人公ののび太たちがドラえもんの提案により、海付近でキャンプするところから始まります。さまざまな道具を使って時間を楽しむ5人は、沈没船を発見し、海底人と出会うことをきっかけに“とある事件”に巻き込まれる…というあらすじです。
この本作の内容に関して、下記のような注意喚起が出されました。
『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』ご鑑賞の皆様へ
本映画には、海底火山の噴火、および海底火山による地震を描くシーンがございます。
ご鑑賞の際にはあらかじめご了承ください。
『映画ドラえもん』製作委員会
本作には、重要なシーンとして海底火山の「噴火」や「地震」の描写があります。ストーリーを展開させる上で外せない重要シーンであるため、省略することは難しいでしょう。
しかし、「東日本大震災」や「能登半島地震」など、地震によってトラウマが心に残っている人は、日本国内に多く存在します。
アニメーションとはいえ、そのシーンを目にすることで当時を彷彿とさせてしまい、トラウマによる症状を引き起こす危険があるとして注意喚起を出したものと思われます。
しかし、この注意喚起はトラウマを持つ人への配慮として肯定的に受け取られる一方、『ネタバレになるのではないか?』という視点から、ファンの間で賛否を呼んでいるのです。
このニュースに寄せられたネットの声

「トラウマでフラッシュバックして過呼吸発症しちゃう人とかいるかもしれないし、注意喚起は必要なんじゃないのかな」
「楽しみたくて観るものだろうから、こういった配慮は優しいと思います」
「行き過ぎた配慮が行き過ぎた自主規制につながり、表現が衰退しているのに誰も指摘できなくなるような状況にはなってほしくない」
「こういう注意喚起は数段階にできないのだろうか?」
「ネタバレって言うのもどこまでをよしとするかは人に寄るだろうし、視聴者に発作を起こされても責任取れない無いという公開者側のリスクマネジメントもあるんだろうから一概にどうこうとも言えないな」
「事前に注意喚起を出さなければならない背景には、激しいクレーム対応やカスハラへの備えもあるのでしょう」
「多様な価値観を尊重するがゆえの悩みですね…」
ネットの声を見てみると、トラウマを抱えている人にとって、こうした注意喚起は大切だという声が多く見受けられる一方で、初見の人はこの注意喚起だけで内容が推測できてしまい、新鮮な気持ちで楽しめないのではないかという声もありました。
また、ネタバレに対する考え方は人それぞれ捉え方が違うため、トラウマにもネタバレにも両方に完璧な配慮をすることは難しいという声も散見されます。









