任天堂、“株価急落”好決算で起きた異変に株主衝撃…Google産“ゲーム生成AI”が「ゲーム市場を脅かす存在になるか?」ネットでも議論に「この前までは10,000円台だったのに、大きく下降していますね…」「面白いものを作る才能はまた別で様々な要素がいて単純にAIの組み合わせだけではできない」

2月3日に決算発表した任天堂の株価が2月4日付で急落しているニュースがネットを騒がせています。このニュースの詳細とネットの声をまとめました。

※画像はイメージ

任天堂の株価が急落…好決算で起きた異変の原因はGoogle産“ゲーム生成AI”か ネットでも衝撃走る

今月3日に発表された任天堂の決算によると、世界的に話題になった『NintendoSwitch2』の販売台数は、全世界1700万台を超えたとのことです。この販売台数は「史上最速ペースで売れているゲーム機」の記録を塗り替えました。

しかし、好調とも思える任天堂の株価は、2月4日時点で12%以上下落していることが判明。さらに、直近半年間の株価下落率は3割にも達しています。

株価が急落した主な原因は、主にメモリ価格の高騰と考えられていました。さらに、Googleが大規模世界モデル「Genie 3」を活用した実験的プロトタイプ『Project Genie』を発表したことも追い打ちをかけたのではないかと指摘されています。

『Project Genie』は、テキストや画像から3D環境を生成するもので、利用者はキャラクターを操作し、自分だけの世界を自由に探索できるという最新コンテンツです。

このプロジェクトが発表されると、「もう、誰でもAIで複雑な3Dゲームをつくれようになるのではないか」と声が上がり、任天堂もその影響を受けているのではないかと考えられています。

最近は、AIの技術が普及したことにより、専門的な知識を持たない一般人でも画像や動画、音楽を生み出せる時代となりました。もしも前述した新たなプロジェクトにより、加えて「ゲーム生成」が一般の人々にも可能となった場合、ゲームで有名な任天堂の存在価値も脅かされるリスクがあると懸念されているのです。

これが任天堂の株価が急落した要因と考えられます。

「Project Genie」が与えるゲーム業界への影響

Project Genieが1月末に公開された直後、アメリカ市場ではテイクツー・インタラクティブやロブロックス、ユニティといったゲーム関連企業の株価が著しく急落しています。

Project Genieは、簡単に説明すると「指示するだけで、リアルタイム操作できてしまう三次元の世界を生成する機能をもつ生成AI」です。現在は、生成時間は60秒、解像度は720p、秒間24コマという制約はありますが、ゲーム業界を脅かしているのは「誰でも一瞬で想像した世界で遊べる」という点でしょう。

従来は、高コストをかけて高品質ゲームを開発したり、ユーザー生成コンテンツ初めての成功事例として話題になったりと、それぞれの企業が趣向を凝らして様々なゲームを生み出してきました。しかし、こうした人気のゲーム関連企業の株価が続々と急落しているのは、Project Genieのように、より安く、一般人でも簡単にゲームの代替品が生み出せる可能性が現実味を帯びてきたからだと考えられます。

このニュースがネットでも話題になると、今後のゲーム業界を不安視する声も上がる一方で、生成AIだけでは生み出せない人間の知識や創造性に期待を向ける声も上がりました。

このニュースに寄せられたネットの声

「この前までは10,000円台だったのに、大きく下降していますね…。決算が黒字でも、必ずしも上昇するとは限らない事を思い知らされました」
「世界的なAIブームで半導体メモリ価格が高騰して、ゲーム機を売っても利益が出にくい薄利多売構造になっていることに対する警戒感かも」
「一握りのハイクオリティのゲームを求める層だけではゲーム業界の維持は難しかったのは昨今のコンシューマーゲーム事情から推察できると思う」
「面白いものを作る才能はまた別で様々な要素がいて単純にAIの組み合わせだけではできない」
「発表直後は期待が先行して株価が一気に動くこともあるし、その後に一度落ち着く反動みたいなものが出る場合もある」

従来のゲーム販売商法では、今後生き残ることは難しいのではないかという声も見受けられる中、「一時的なものではないか」「生成AIだけでは良質なゲーム体験は難しいのでは」という声もありました。

AIの登場により、私たちの生活には確実に大きな変化がもたらされています。AIを使用する一般層がAIとの向き合い方を考えることも大切ですが、企業もAIとの向き合い方や扱い方を模索する段階に入っています。

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