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年賀状は正しい書き方やマナーを意識して

毎年、親しい友人や遠方に住む親族、連絡頻度は下がっているけれど昔に縁のあった知人など、新年の挨拶のために年賀状を送る風習は、日本で伝統行事として受け継がれています。
古くから受け継がれている風習だからこそ、正しい書き方やマナーを覚えておきたいもの。しかし、意外にも「年賀状の正しい書き方って?」「気をつけなければいけないことはあるの?」と正しい知識を持っていない人も少なくありません。
本記事では、年賀状でやってはいけないタブー行為や正しい書き方・マナーを解説します。この機会に今一度、年賀状の正しいマナーを把握しましょう。
年賀状における『6つのタブー』

年賀状を準備する際は、以下のタブー行為に気をつけてください。
1.喪中で年賀状を送る、喪中相手に送る
喪中の相手に年賀状を送る行為は、喪に伏せて悲しみに暮れている相手にとって、大変失礼な行為であり、配慮のない行為です。
また、自分が喪中であるにも関わらず、新年を祝う挨拶状を送ってしまうと、「まだ喪に伏せて時間が経っていないのに……」と相手を困惑させてしまうでしょう。
したがって、自分が喪中であったり、相手が喪中の場合は年賀状のやり取りを行わないように気をつけてください。
2.薄墨を使って宛名やメッセージを記入する
年賀状は新しい年を祝う挨拶状です。したがって、喜びや明るい気持ちを示すためにも、濃く色づいた黒墨を使うのが基本的なマナーです。
薄い墨を使ってしまうと、弔事を彷彿とさせてしまい、縁起が悪いと捉えられかねません。年賀状自体も幸薄そうな印象に仕上がってしまうので、薄墨を使って宛名やメッセージを書くことは避けてください。
3.間違えた箇所を修正ペンや二重線で修正する
年賀状を作成している際、書き損じてしまうことは誰にでも起こりうるでしょう。年賀状の作成枚数が多ければ多いほど、疲れや集中力低下によって、間違いは起こりやすくなります。
しかし、年賀状で間違えた箇所は、修正ペンや二重線で修正するべきではありません。修正した跡が残ったまま相手に郵送してしまうと、新年の挨拶から相手に失礼な印象を与える恐れがあります。
書き損じてしまった場合は、残念ですが新しい年賀はがきに書き直しましょう。ちなみに、書き損じはがきは郵便局へ持ち込み、通常はがきやレターパックなどに交換してもらえますよ。
4.ネガティブな内容を書く
新年早々、挨拶状にネガティブな内容を書くことは控えてください。
- 忌み言葉
- 不吉な内容
- 愚痴
- 相手を揶揄う内容
上記のような内容は、新年の挨拶状として不適切です。感謝の気持ちや未来への明るい言葉をメッセージに託しましょう。
5.句読点を使う
意外とやりがちなタブーとして、句読点(「、」「。」)があります。実は、年賀状で句読点を使う行為は、終わりや区切りを意味するとしてタブー視されているのです。
年賀状の挨拶文などに句読点を入れてしまうと、相手によっては縁起の悪い年賀状と捉えられてしまうので、句読点は入れず、代わりに1文字分の余白や改行を活用しましょう。
6.重複した言葉を使う
年賀状の挨拶文を作成する際、重複言葉にも気をつけましょう。
- 「元旦」と「一月一日」
- 賀詞と「あけましておめでとうございます」
- 「新年」と「明けまして」
タブーというよりも「間違い」として相手の目に映ってしまいます。「もしかして、重複していると知らないのかな?」と相手からの評価を落とすことにもつながるので、ビジネス関連の年賀状では特に気をつけましょう。
年賀状の正しい書き方やマナーとは

今一度、年賀状の正しい書き方とマナーをおさらいしておきましょう。
- 宛名書きは毛筆や万年筆が理想のマナー(筆ペンでもOK)
- 墨の色は濃い黒色を選ぶ
- 12月25日までに投函して、三が日に届くように準備する
- 挨拶文には句読点を入れず、改行や余白を入れて読みやすいように工夫する
- 賀詞は相手に合わせて選ぶ(目上の人には4文字の賀詞を選ぶなど)
- 一言、自筆でメッセージを添える
上記は基本的なマナーを列挙したものです。
年賀状は、基本的に12月25日までに投函するように心がけ、遅くとも28日までに投函することで三が日に到着する地域が多いでしょう。1月8日以降に到着する挨拶状は『寒中見舞い』に該当してしまうので、必ず1月7日までに届くように発送してください。
伝統的なマナーを守って年賀状を準備しよう
年賀状には伝統的なマナーや書き方が複数存在します。全てを守ることは現代において難しいと考える人も多いでしょうが、基本的なマナーや書き方は守り、新年を祝う挨拶を相手に届けましょう。









