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寝る前、スマホを充電しっぱなしにするのは大丈夫?

寝る前、枕元でスマホを充電してから入眠する人は少なくありません。しかし、寝ている間にスマホを充電しっぱなしにしていると、スマホが劣化してしまうという噂も……。寝る前、スマホを充電しっぱなしにするのは大丈夫なのでしょうか。
現代スマホは過充電防止機能で保護されている
一昔前のスマホは「過充電防止機能」が備わっていなかったため、バッテリーが100%に達しても充電し続けると、バッテリー内部で化学反応を起こし、バッテリが劣化してしまうと言われていました。
しかし、現代のスマホの多くは過充電防止機能が搭載されているため、ある程度、充電し続けてもバッテリーが保護される仕様になっています。したがって、寝る前にスマホを充電しっぱなしにしても、すぐに故障したり危険な状態に陥ることはないでしょう。
バッテリーに負荷がかかるため多少は劣化を早める
現代のスマホは過充電防止機能で保護されていえるため、バッテリーが100%に達した後、充電し続けても、すぐにトラブルを起こすことはありません。
しかし、バッテリーが保護されているとはいえ、100%に達しているのに何時間も充電し続ける状態を毎日行っていると、バッテリーに多少なりとも負荷はかかります。
すると、少しずつバッテリーが劣化していき、バッテリーの寿命(減りが速くなるなどの症状)を早めてしまう原因になることも懸念されるでしょう。
就寝中もスマホを充電し続ける行為は控えることを推奨
現代のスマホは過充電防止機能で保護されているとはいえ、過充電し続けているとバッテリーに多少なりとも負荷をかけてしまい、寿命を早める原因になる可能性は十分あり得ます。
したがって、なるべく就寝中にスマホを充電し続ける行為は控え、別のタイミングにスマホを充電するなど方法を考えましょう。
寝る前、スマホをどのように扱うのがベスト?

寝ている間にスマホを充電し続ける行為は極力控えるべきですが、夜間、スマホはいつどのように充電するのがベストなのでしょうか。
寝る前にバッテリー80%まで充電しておく
スマホのバッテリーは、残量20〜80%の間で使うのが最もバッテリーに負荷をかけず、長く使い続けられると言われています。
したがって、就寝中に充電するのではなく、寝る前にバッテリー80%まで充電しておくのが最も良い方法でしょう。ベッドの中に入ったら、なるべくスマホを使わないようにして、バッテリーが減らないように配慮してください。
充電制御機能があるスマホは機能をONにして夜間充電可能
スマホの機種によっては、充電制御機能をオンオフできる製品もあります。もしもそのようなスマホを使っている場合は、就寝中に充電制御機能をONにすることで、夜間に充電し続けることも可能です。
この機能は、充電し続けていても、バッテリー残量が95%に到達すると、充電コードに繋いでいても自動的に充電を停止してくれる優れた機能です。そのため、過充電状態に陥ることなく、安心して寝ている間も充電し続けることができます。
充電しながらベッドの上でスマホを操作するのはNG
「就寝中にスマホを充電しっぱなしにしなければ問題ない」と認識している人の中には、寝る前にベッドの上で充電しながらスマホを操作しよう、と考えている人も多いでしょう。
しかし、スマホは充電しながら操作すると、過度に負荷がかかってしまったり、スマホ本体が異常なほど発熱したりするので危険です。スマホの寿命を縮めるだけでなく、故障にもつながる操作方法なので、充電しながらスマホを操作することは控えてください。
翌朝、もう一度スマホを80〜90%まで充電する
前夜にスマホを80%前後まで充電していても、翌朝になるとバッテリー残量が減っていることはありませんか。これは、バッググラウンドでアプリや機能が稼働していた可能性があります。
翌朝、スマホのバッテリー残量が減っている場合は、もう一度、外出までにスマホを充電し直して、80〜90%前後までバッテリーを充電しましょう。
スマホは寝る前と翌朝に充電するのがベスト

現代のスマホは過充電防止機能が搭載されているとはいえ、100%に達しても過充電を続けていると、バッテリーの劣化を早める原因になりかねません。就寝中、スマホを充電し続ける行為は控えて、寝る前と翌朝にスマホを充電するようにしましょう。









