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ヨーグルトにココナッツサブレを刺すだけでチーズケーキ風?

最近、SNSの投稿やレシピ系のまとめで「ヨーグルトにサブレを刺して一晩置くだけ」という食べ方がバズおやつとして広がっています。
サブレがヨーグルトの水分を吸ってしっとりし、口当たりが“ケーキっぽく”まとまるのがポイント。ヨーグルトの酸味と、サブレの甘さ・香りが合わさって「チーズケーキみたい」と感じやすくなります。
ただ、これは“完全にチーズケーキになる”というより、手間の少なさに対してそれっぽい満足感が出るタイプ。期待値をここに置くと、ハズしにくいです。
手軽版:まずは「刺して一晩」だけで試す

最初は、いちばん簡単な形で試すのが正解です。合う・合わないがすぐ分かりますし、うまくいったときの“おお、なるほど感”も出やすい。ここで手応えがあったら、次の「本命版」に進むのが気持ちいい流れです。
材料(目安)
- ヨーグルト(プレーン推奨。加糖でもOK)
- サブレ(ココナッツサブレだと香りが立ちやすい)
作り方
- 器にヨーグルトを入れる
- サブレを縦に刺す(沈めてもOK)
- 冷蔵庫で一晩置く
- スプーンで崩しながら食べる
うまく“ケーキ寄り”にするコツ
コツは難しくありません。まず、ヨーグルトは濃いタイプのほうが、サブレがしっとりしたときに「デザート感」が出やすいです。逆にゆるいヨーグルトだと、全体がさらっとしやすく“いつものヨーグルト”に寄ることがあります。
もうひとつは時間。一晩おく前提の食べ方なので、最初は「短縮しない」で判断するのがおすすめです。甘さが足りないと感じたら、はちみつやジャムを少量だけ。入れすぎると別物になりやすいので、整える程度がちょうどいいです。
本命版:ちゃんと「デザート」に寄せるなら固める

「刺すだけ」が気に入った人ほど、満足度が上がりやすいのが“固める”方向です。ここまで来ると、食後に出しても成立するデザート感が出ます。
土台をサブレにすると香りが立ち、ヨーグルトの軽さも活かせます。
材料の考え方(レアチーズ寄せ)
- コク:クリームチーズ(“チーズケーキらしさ”の核)
- 軽さ:ヨーグルト(後味を重くしにくい)
- 形:ゼラチン(「刺すだけ」との決定的な差)
- 土台:砕いたサブレ+バター(ココナッツサブレでもOK)
作り方(流れだけ)
- サブレを砕き、バターを混ぜて器に押し固める
- クリームチーズ+ヨーグルト+甘味をなめらかに混ぜる
- 溶かしたゼラチンを加えて混ぜる
- 冷蔵庫で冷やし固める
よくある「思ってたのと違う」を減らすポイント
刺すだけ版は、成功の基準が人によってズレやすいのが正直なところです。「チーズケーキっぽい!」と感じる人もいれば、「普通にヨーグルトだな…」となる人もいます。
違いが出やすいのは、だいたいヨーグルトの濃さと置く時間。まずはそこだけを変えて試すと、ムダ打ちが減ります。
味変するなら、足すのはひとつだけが無難です。レモンは後味がさっぱりし、ベリー系のジャムはチーズケーキっぽさが出やすい。まずは少量から試すのがおすすめです。
まとめ
「ヨーグルトにサブレを刺すだけでチーズケーキ風」は、料理というより“食感の変化を楽しむ小ワザ”です。
完全再現を狙うと肩すかしになりやすい一方で、期待値を「手間のわりにそれっぽい」に置くと満足度が上がります。
まずは刺すだけで相性チェック、気に入ったら固める本命版へ。流行りの食べ方は、頑張って追うより自分の生活に馴染む形で取り入れるのがいちばん続きます。









