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警戒すべき『不審者』の特徴5選

外出中に「あれ?あの人、何かおかしい」と不審に感じる人物を目撃したことはありませんか。その直感、気のせいではないのかもしれません。ここでは、警戒すべき『不審者』の特徴を紹介するので、近くで見かけたら警戒を怠らないようにしましょう。
1.目的もなく同じ場所に長時間いる
先ほど通った場所に、数十分後、同じ人が居座っている光景に違和感を覚えたことはありませんか。誰かと待ち合わせている雰囲気もなく、目的もなく同じ場所に長時間、居座っている様子は、あきらかに不自然です。
もちろん、本当は誰かと待ち合わせしていたり、初めてくる場所で次の行き先に迷っているという可能性もあるでしょう。
しかし、目的もなく同じ場所に長時間居座ることは、普通ではあまり見かけません。もしかすると、ターゲットを物色している最中かもしれないので、用心するに越したことはないでしょう。
2.自分の姿を隠すような身なりをしている
これから何かやましいことをしようと考えている不審者は、周囲の人の印象や防犯カメラに自分の情報を残したくないと考えるため、自分の姿を隠すような身なりをしている傾向にあります。
帽子を深く被ってマスクをつけていたり、黒い服にジーンズなどの全身特徴のない服装で固めていたりすることが多いので、前述したように特徴のない自分の姿を隠すような身なりをしている人を見かけたら、少し警戒して距離をとりましょう。
3.周囲をしきりに気にする様子を見せる
通常であれば、目的地に向かってまっすぐ向かったり、スマホで地図アプリを見ながら道を確認したりと、その人の動作に何らかの目的を見出せます。
しかし、不審者は一般的な目的とは異なり、危害を加える相手や盗難できそうな相手を物色しているため、周囲をキョロキョロと不自然に見渡していることも。また、自分を不審がっている人はいないか確認するため、しきりに周囲を気にする様子を見せることもあるでしょう。
このように、不自然なまでに周囲をしきりに気にする様子を見せている人は、要注意です。少しでも挙動がおかしいと感じたら、距離をとり、警戒を緩めないでください。
4.一定の距離で後ろからついてくる
同じ方面へ向かう人は珍しくありません。しかし、常に一定の距離で後ろからついてきたり、明らかに目的がないのに脇道にまでついてきたりする人は、非常に危険です。
この行動は、ターゲットと一定の距離をあけてストーキングし、周囲から人がいなくなったタイミングで襲い掛かろうとしている可能性があります。なるべく人通りの多い場所へと移動し、相手に襲われないような状況を作り出してください。
5.常にポケットやカバンに手を入れている
常にポケットやカバンに手を入れている人にも注意してください。もしかすると、ポケットやカバンの中に刃物などの凶器を隠し持っていて、いざ犯行に及ぶ際に取り出そうとしている可能性があります。
ふとした瞬間にポケットやカバンに手を入れることはあっても、常にポケットやカバンに手を入れて歩くことはあまりありません。常に手を入れて気にしているということは、その中に意識が向くような”何か”が入っているのでしょう。
どのような特徴を持つ人が不審者に狙われやすいの?

どのような特徴があると不審者に狙われやすくなるのでしょうか。
- 1人で歩いている女性や子供
- スカートやハイヒールなどの動きにくい服装
- 露出の多い服装
- ぼんやり周囲に警戒なく歩いている
- イヤホンやヘッドホンで音楽を聴きながら歩いている
- 高級ブランドやアクセサリーを身につけている
多くの場合、男性よりも女性や子供が狙われやすい傾向にあります。また、スカートやハイヒールなど、動きにくい服装の人は、いざという時に逃げたり反撃したりしにくいため、ターゲットにされがちです。
他にも、ぼんやりと周囲に警戒せずに歩いていたり、音楽を聴いていて周囲に警戒していない様子の人は、不審者から見て格好のターゲットになりやすいので気をつけましょう。
不審者に狙われないために意識すべき行動や習慣

不審者に狙われないように防犯対策するならば、まずは以下の行動や習慣、服装に気をつけましょう。
- なるべく複数人で行動する
- 足早にきびきびと歩く
- 周囲に目を向けて警戒心を持つ
- なるべく動きやすい服装や靴を履く
- 露出の少ない服装を選ぶ、羽織りものを身につける
- 人通りの多い時間帯や場所を選んで行動する
- 夜道ではイヤホンやヘッドホンは外す
なるべく複数人で行動したり、人目の多い時間帯や場所を選んで行動することで、不審者に狙われるリスクが格段に減ります。また、きびきびと歩くだけでも不審者が怯み、ターゲットに選ばれにくくなるでしょう。
不審者に狙われない行動を心がけて外出を
不審者は、周囲の人から自分が優位に立てそうな相手を選び抜くスキルを持っています。外出時には、不審者が「この人はやめておこう」と思うような行動を心がけて、自分の安全を守りましょう。









